@itokenstein presents ・・・原子力汚染を解決するための「長き道程」
- Eric_Ridel
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いま放射線周りで書く事、無機的情報としてなら僕なぞより余程きれいにまとめる解説があると思います。フルート奏者が自分の楽器のメカの手入れをするのと同様、僕は自分の音楽作りの仕掛けの整備に普通の科学や医者の道具をフルで使うので副産物的に物理測定とその人間への影響など書いてる訳です。
2011-04-21 07:34:38福島第一原発は長丁場になるのが明らかで、僕も覚悟してやってゆきます。同時に、自分の仕事の本末は明確にあり、僕には僕の本分があります。かつて文学賞を頂いた事はありますが自分で作家と名乗った事はありません。昨日今日でなく祖父の代から、僕一人でも30年来の仕事があり、それを生きてます。
2011-04-21 07:44:49「対応」とあるが殆ど同語反復で対応の体をなしていない東電「対応」 http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042006-j.html 呆れるというより心配。
2011-04-21 11:06:37明日の日本ビジネスプレスの原稿を電車の中から送った所。元来準備の予定稿はグレイとシーベルトの換算。「物理量と臨床量」これに4月18日の原子力安全委員会議事録を見てのイントロ。結論は「物理量しか出てこず人間の安全のない議事」って何か?という、根拠を持った疑義というか呆れるというか。
2011-04-21 12:07:09日本ビジネスプレスの校正確認でアクセス、加筆した際に、斑目春樹さんとスティーヴン・チューが同い年と知った。斑目さんは浅野キャンパスで見かけた事があるだけで人物を知らないが、スティーヴン程度にガバナンスのある創意ある科学者がいま日本政府にいたら、率直に随分違うだろうにと改めて。
2011-04-21 13:39:31今思ったのだけれど放射線災害に理系も文系もへったくれてもないと思う。災害はすべて災害であって物理的な被害には技術の裏づけをもって、あるいは経済・社会的被害にはそれ相応の備えを持ってあたるべき。「俺は専門家、専門以外は知らん」という姿勢は微妙だし専門性ゼロのジャーナリズムも有害だし
2011-04-21 13:45:34個別の専門人が分別と節度をもって提供する情報から、最終的に総合判断するのは、与党政治家から普通の市民まで、結局は自分で踏ん切りをつける、という覚悟が必須不可欠と思う。耳に痛い部分もあるけれど、個別の判断は誰に依存できるものでもない現実を直視すべきと思う。
2011-04-21 14:00:35現場作業員の幹細胞保管不要説はパイロットにパラシュート装着させなかった第一次大戦ドイツ軍並みの愚策とロイター記事 http://www.reuters.com/article/comments/idUSTRE73E05C20110415 こういう無法の一因に専門バカがあると思う
2011-04-21 14:01:25東電発表 2号炉タービン建屋脇の放射性物質の海洋への漏れ http://www.tepco.co.jp/cc/press/11042102-j.html 核種を特定する4.7×10^15Bq との試算。チェルノブイリと比べてどうこうよりこれ自体の健康被害見積りが先な気がする
2011-04-21 16:54:00昨日の原子力安全委員会臨時会議 http://www.nsc.go.jp/anzen/soki/soki2011/genan_so25.pdf こういう現実を見ると、要するに委員長以外常勤にする意味がないのが分かる。5,6人いる委員大半を非常勤にして一億別に生かしたほうがマシだ
2011-04-22 10:53:27日本では株主総会から国会まで、議事録に残るものというの全般に、形式的に流すのをもってよしとする体質に染まりきっているのを感じます。幾度も同じ比較で恐縮ながらS.チューがエネルギー長官として下僚の報告を聞くときはその場で厳しいチェックが入りまくるのは当然。意味と無意味の違いが出ます
2011-04-22 11:32:40海水放射線濃度の推移 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110422g.pdf このデータでは4月6日ごろの漏出以降基本的に大きな上昇はない。核種の違いがあまり大きく反映されて見えないのは希釈の効果が大という事か?
2011-04-23 10:22:43保安院のホームページで福島第一原発の現状として東電のページがリンクしてある、というのは、情報の流れとしては分かるのだけれど、でもどうなのだろう?本来は監督官庁の責任担当部門だと思うけれど、そこが企業ページにスルーでリンクして、本当によいのだろうか?という一抹の疑問を覚えたもの。
2011-04-23 18:04:44先週は東電発表を使ったところ、入稿後に東電が同じURLで書き換えた内容を僕のミスみたく誤解するコメントが山ほど来て編集部ともども往生、とかいろいろありまして^^;
2011-04-23 20:08:111万トンに及ぶという高濃度汚染水のポンピングと移送で、被ばく上限を超えた作業員が30人に、という共同通信の報道。ここから今回の日経のお話を組み立てる事にして、名古屋からしばらく発想ないし瞑想(のつもりだけど単に睡眠かもしれない・・・)
2011-04-23 20:37:00原発事故対策は単純な天災とも人災と違うシステムとの戦いだと思う。そこには原子力プラントとの戦いという部分もあるけれど、人的システムに起因する災厄の側面も実は強烈に存在している。乱暴な糾弾ではなく、適切に人災部分を抉り出し、根から取り除いて改めて行かなければ被害の拡大が避けられない
2011-04-24 12:52:50被災地指定や避難誘導などは自明だし冷却水投下その他ややパフォーマンス的な対策措置そのものも2次的な放射性物質拡散(例えば汚染水漏出)の一因となっているなど。一つ一つに原因と結果が付随している。すべてに責任回避的な思惑が働けば動くものも動かないが、後先を見ない施策は明確に破壊的。
2011-04-24 12:56:37非常に不思議に思うのは、放射線被害についてまともな話を始めるとフォロア数が減る現象。別にどうでもいいんだけど、何を期待したひとが何を考えて去るのか興味があります^^;
2011-04-24 13:58:26なるほどね。色々可能性のご指摘ありがとうございます。元来は僕なりに考えがあって始めたツイッター、ご縁あってプラスになる方と繋がる情報ツールであれば十分と思っています^^
2011-04-24 14:11:04初歩の誤解を含め科学的にあり得ない事をショッキング風な見出しでだす「ジャーナリズム」を今も見て頭痛。関りたくないので個別名は挙げませんが、それに反応する人がいる以上明らかに有害。例えば東大生にも何考えてるのか知らんけど報道の二番煎じとか明らかなミスを流して訂正しないのもいて色々。
2011-04-24 14:14:54原発周りの僕の話は極めて平平凡凡、突き詰めれば普通に考え落ち着いて行動しようだけなのでスキャンダルはなく退屈かもしれません。これ、音楽をまともに演奏しようと思ったら調律とか準備とか極めて常識的に足元から整えますね。J.ケージのような人が一番細心でした。同じと思うんです。足元を見る
2011-04-24 14:18:00音響あるいは音楽の研究をしているという人も同様で、科学的な手続きを全うしようとしているのは判るけれど現実の音楽の演奏や音楽そのものを考えるのにまったく役立たない学術は少なくありません。医学にもあります。で僕は医学で言えば臨床に当たる、現場で役立つ事以外自分では手をつけないんですが
2011-04-24 14:27:57核物理はおろか「原子力研究」をしているらしい中にも、統計的にデータ取ったり手続きは宜しいのだけれど実際の原発運転や、とくに想定外の事故などに殆ど役立たないものが非常に多いように、手元の原子力ポケットブック(電気新聞)を見てちょっと思ってしまった。法規とか次世代技術とか・・・
2011-04-24 14:30:59例えば大学教授で配色教えたりする人はご立派だけど使えない大著作ったりする。まともなデザイナー例えばタナカノリユキみたいな人は駅貼りポスターならこんな灯り車内吊りならこうとかTPOをリアルに考え色決めする。寄藤文平の装丁も書店の実際を考える、当然のプロの仕事。この線が怪しい電力周り
2011-04-24 14:41:25例えば栄養学で給食は設計できても管理栄養士にシェフの仕事の大半は出来ません。とくに接客は不可能。僕が音楽の基礎を調べる道具を作ったのも音楽栄養学は目的ではなく自分の料理の必要のためです。原発報道で困るのは栄養士不在の給食以前、配給物資みたいな情報の方が寧ろ耳目を集める事でしょうか
2011-04-24 14:47:15