編集の立場から見たポルノの範囲について
- crowserpent
- 4013
- 1
- 3
- 0
@crowserpent 作り手からの視点でポルノを定義するのであれば、(1)性器・性交・疑似性交描写が、医学的な観点から妥当に見えること(股間がオットセイとか、股間がアワビになっているものはポルノとは見なさい。ペニスの描写が単なるバトンの棒になっているのも駄目)……
2011-07-30 11:34:42@crowserpent (2)作品全体の5割以上を性交描写、あるいは疑似性交描写に費やしていること。(3)ストーリーの初頭で性交が始まり、これが終わりまで続くか、あるいはストーリーの流れが性交、あるいは疑似性交に収れんする構成になっていること。
2011-07-30 11:37:42@crowserpent (4)長編作品の場合は、一度の性的接触でエンディングに向かわず、性交を複数回行うこと。たとえば、色々あって二人が結ばれてエンド……はポルノ認定できるかどうかが微妙。 こんな感じだと思います。ただ、こういう分類から外れる作品もあって……
2011-07-30 11:40:41@toriyamazine お答えどうもです。長編作品だと(2)の条件がやや厳しい気がしますが、短編と長編でその辺は違ったりするんでしょうか。
2011-07-30 11:56:36@crowserpent ああ、なるほど。でも、編集者の観点からすると、たとえ長編作品であっても、全体の半分以上はヌキシーンで埋まっていて欲しいですね。そうでないなら、日常シーンとポルノシーンの繋ぎがスムースというかシームレスであって欲しいです。この辺は構成力の問題ですが。
2011-07-30 12:03:51@crowserpent そうそう。そうなんですよ。ただ、それでもマンガだったりすると単行本の売り上げが悪くて「アレ?」みたいな結果になったりします。小説の場合はもっと酷いですね。要するに、読者は本を買う前にパラパラ捲って自分の見たいシーンを探してジャッジするので……
2011-07-30 12:26:58@crowserpent ……確率論的に色んな体位なりプレイなりが載っている本の方がピックアップされやすいって事なんです。これを「ネットで情報を拾っているはずだから、特定のプレイに特化していても大丈夫だ」と編集がジャッジして作品にゴーサインを出したりすると……
2011-07-30 12:28:39@crowserpent ……売り上げがズルズル下がって後で取り返しの付かないことになります。読者というのは、作品全体を見て本を買っているワケじゃないんだよって事が分かるかどうかが、作家としても編集としても凄く大事な点ですね。もっとピンポイントだし、確率論的なんですね。
2011-07-30 12:30:54@toriyamazine なるほど。ということは、その点ではアダルトゲームはエロシーンだけをピックアップして宣伝できるので有利、ということになるんでしょうか。エロゲは割とエロシーンの割合が低めな作品が多い気がしますが。
2011-07-30 12:33:28@crowserpent エロゲのポルノシーンの割合が低めなのは、コンシューマーからのスピンアウト組が、そもそもエロを嫌っているけど生活のためには仕方ない……というところからスタートして、それが業界慣習として定着してしまった結果ですね。ただ、難しいのは……
2011-07-30 12:37:16@crowserpent ……もう、既存の価格帯で買えるユーザーの数が減っている点で、要するに価格は半分から3分の1ぐらいで、プレイ時価んも知れに比較して短くて良いから、全てのシーンがポルノという作品であれば売れると思うんですね。その辺の舵取りを、メーカーサイドがどうするか……
2011-07-30 12:38:49@crowserpent ……ということに関しては、会社の運営方針に関わる部分なので、なかなか変えられないとは思うんですが。
2011-07-30 12:39:22@crowserpent @toriyamazine そういう作品ユーザーもポルノとして鑑賞してない気がします。key作品なんてエロが不要とまで言われエロシーンを「回避」なんて言い回しがされてたぐらいだし、実際俺もctrlキーでそういうシーンすっ飛ばした事も多いし
2011-07-30 12:38:57@kusare_gedou ええ。今も3000円ぐらいの作品をDLして遊んでるんですけど、量的にはこれぐらいで十分ですね。昔のフルボリュームエロは食べ過ぎちゃって……という感じでしょうね。ただ、ハーレム妄想のある人は例外かもしれないですが。
2011-07-30 12:44:06