- a_nightbreed
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1958年、イギリスの地質調査隊がリビアのソルチ南方400kmの砂漠で、B-24Dの残骸を発見したの。胴体が二つに折れてた他は比較的無傷。翌年地上から調査隊が現場に行ってみたけど、乗員の遺体は一つもない。機体は第376爆撃グループの”レディ・ビー・グッド”。…(続く)
2012-02-17 00:21:14(続き)…ずっと北の方で7体を発見した。5体は120km北で、さらに最後の1人は170km以上離れたところで見つかった。水なしで8日間も砂漠を歩いたらしい。残り1人はとうとう見つからなかった。アメリカ空軍は、レディ・ビー・グッドの残骸から使える部品や装備を回収して…(続く)
2012-02-17 00:40:27(続き)…他の機に使った。すると元レディ・ビー・グッドの無線航法装置を装備したC-54はプロペラが故障して、積荷を投棄して辛うじて着陸、受信機を使ったC-47は地中海に不時着水しちゃった。またレディ・ビー・グッドの座席ひじ掛けを流用したU-1Aオッターはシドラ湾で墜落…(続く)
2012-02-17 00:46:35(続き)…乗員乗客10人(レディ・ビー・グッドの乗員と同じ数)全員が行方不明になった。そのオッターの残骸は一部が海岸に漂着したんだけど、流れ着いた残骸の中には、レディ・ビー・グッドのものだった座席ひじ掛けもあったんですってさ…(終わり)
2012-02-17 00:49:32このB-24D”レディ・ビー・グッド”の顛末は、アメリカ空軍博物館のサイトにあったの。http://t.co/laYwkLwT ディテールに関しては他のネタ元だと多少違ってたりもするみたい。不時着して、乗員7人がほぼ即死、2人が救助を求めて砂漠をさ迷った末に死んだ、ともいう。
2012-02-17 01:10:42後日譚。”レディ・ビー・グッド”のエンジン1基とプロペラ、車輪など一部の部品は、オハイオ州デイトンのアメリカ空軍博物館に展示されてるんだけど、第2次大戦の当時の飛行服姿の乗員が目撃されてるんだって。ガラスケースに収められてる小さな遺品や部品が、翌朝には配置が変わってたりするとか。
2012-02-17 01:32:18