丸山天寿先生の「美人を見分ける言伝え インド編」

前回はこちら 丸山天寿先生の「美人を見分ける諺・言い伝え 日本編」http://togetter.com/li/288275
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丸山天寿 @tenjumaruyama

さて日曜日のお遊び。前回は「美人を見分ける諺・言伝え 日本編」を書いたので本日は「美人を見分ける言伝え インド編」。インドには「カーマスートラ」という素晴らしい愛の本がある。有名な割にあまり読まれていないようだ。一級の性愛の指南書なのだが、なかなか奥が深い。今日はその一部を紹介→

2012-04-22 08:17:11
丸山天寿 @tenjumaruyama

「カーマスートラ」では美女を「蓮女」として次のように称賛している。一、顔は満月のように麗しい。一、肉づき豊かな体はシラス(芥子菜の花)のように柔らかい。一、肌は金色の蓮の花のようにきめこまかく柔和で美しい。一、目は小鹿のように美しく輝き、ぱっちりとして目尻はやや赤味を帯びている→

2012-04-22 08:18:50
丸山天寿 @tenjumaruyama

一。乳房は固くしまって豊かに盛り上がり。一、項はすっきり。一、鼻筋はまっすぐ通って美しい。一、体の中央(臍のあたり)に三本の横皺が走っている。一、ヨニ(女性器)はほころびかけた蓮の花に似て。一、カーマサリラ(愛液)は開き立ての百合の花の香りを漂わせる。一、歩き方は白鳥のよう。→

2012-04-22 08:20:09
丸山天寿 @tenjumaruyama

一、コキラ鳥に似た低い妙なる声を発する。一、白衣と美しい宝石とぜいたくな装いを好み。一、小食で眠りは浅く。一、聡明で礼儀正しく。一、信仰心が厚くしきりと神をあがめ、バラモンたちの対話を聞きたがる。以上、容貌に関してはこのように書いてある。ピンとこない人はインド映画を観られたし。→

2012-04-22 08:21:26
丸山天寿 @tenjumaruyama

「カーマスートラ」の素晴らしい点は、理屈ではなく実践方法も細かく記載してある所。全体の構成は七部から成っているが性愛の対象として三部が割かれている。その内容も「妻について」「他人の妻について」「遊女について」等と具体的かつ魅力的。「他人の妻」という項目があるのが何とも嬉しい→

2012-04-22 08:23:12
丸山天寿 @tenjumaruyama

カーマスートラには、例えば人を好きになる段階を次のように書いてある。読むと納得してしまう。一、見てほれる。一、心を引きつけられる。一、絶えずものおもいにふける。一、眠れなくなる。一、やせ衰える。享楽の対象から遠ざかる。一、恥も外聞もなくなる。一、気が狂う。一、失神する。一、死ぬ→

2012-04-22 08:24:44
丸山天寿 @tenjumaruyama

「カーマスートラ」はとにかく具体的な愛の指南書。美人を見出し、好きになり、射とめたあとのベッドテクニックも書いてある。以下意訳。一、嵌入。一、摩擦。一、貫通。一、摩擦。一、圧迫。一、一撃。一、猪の一撃。一、牡牛の一撃。一、雀のたわむれ。言葉を噛み締めて読まれたい。規制されるかな→

2012-04-22 08:26:45
丸山天寿 @tenjumaruyama

私は日本、中国、東洋の古代史、伝説を研究しているが、この書に出会った時には涙が出るほど嬉しかった。印度という国が日本人にあまりなじみがないのが惜しまれる。印度には美人が多い。出会う機会は少ないが、ハリウッドをしのぐ映画が作られているから、一度観られるのをお勧めする。 了

2012-04-22 08:28:46