アイドルマスターという「ゲーム」が「アニメ」になって

「アニマスを知ってるけどアイマスにそこまで詳しくない」方に分かるような補足は入れた…つもり
14
社会性博士 @around_around

2nd Visionとアニマスと7th Aniv.の関係について考えてた。

2012-09-17 22:02:58

※2nd Vision → アイドルマスター2を起点とするシリーズ

※7th Aniv → THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY(7周年記念ライブ、2012年6月23日・24日開催)

社会性博士 @around_around

アイマス2という与えられた状況に対して、伊織と美希と春香を軸に、ひとつの物語としての完成を志したのがアニマスだった。それは大成功だった。だけど、ゲームとしては本来『無限の一年が平行して存在する』ところが、アニマスという『特定の一年』に集約されてしまう、構造的な逆転があった。

2012-09-17 22:08:51

※補足:アイドルマスターのゲームは、「1つのアイドルユニットをプロデュースする」ゲームであるのだが、それをゲームとして何度も繰り返して実行し、複数のアイドルと接していく。一方でアニメ版では明確な時系列が存在するわけである。

社会性博士 @around_around

赤羽根Pという特定個人の個性がなければ成立しなかった『特別な一年』であり、本来は『沢山の一年の中のひとつ』でありながら、『最も強力な一年』に、そしてシャイニーフェスタを見ても明らかな通り『今後の起点となる一年』にすらなった。本当に大成功と言うしかない。

2012-09-17 22:12:55
社会性博士 @around_around

でもそれは、他の『無限の一年』と本当に接続されるものだったのだろうか。(問題はありながらも)アケマス以来のアイマス時空とアイマス2の重力圏を突き抜けて、直線的な時間軸の独自の惑星になってしまっていないか。それでも構わないは構わないかもしれない、けど、本当にそれでもいいのだろうか。

2012-09-17 22:19:42
社会性博士 @around_around

その『強すぎる特定の一年』を『アイマス』と2nd Visionとに還元したのが7th Aniv.だったんじゃないか、と。25話のステージと重ね合わされた、あの横浜アリーナ。我々がいくつもいくつも生身で味わってきたライブ、その全力の一回。

2012-09-17 22:23:51
社会性博士 @around_around

あの日の『約束』は、『初御披露目』『すごい』『千早そのもの』とかの単純なレベルにはなかった。『アニマスという特定の一年に生きた「あの」如月千早』のものだった『約束』が、まさに今井麻美と如月千早の長く長く歩んできた生そのものであることを、あの場の誰もが納得させられた(と信じる)。

2012-09-17 22:28:47
社会性博士 @around_around

全部の歌が、そうだった。『ALRIGHT*』も、『風花』も、『チアリングレター』も、『自分REST@RT』も、『七彩ボタン』も、『DIAMOND』も、『さよならをありがとう』も、『READY!!』も、『CHANGE!!!!』も、『私たちは、ずっと…でしょう?』も。

2012-09-17 22:37:01
社会性博士 @around_around

ガールズが身をもって示してくれた。これが自分たちだ、みんなの愛するアイドルだ、って。他を捨象して特定の一年をもって2nd Visionの解とするんじゃない、紛れもなくこれが765プロダクションなんだ、って。

2012-09-17 22:40:18
社会性博士 @around_around

だって生身なんだもん。ステージにいるのは間違いなく『雪歩を背負った浅倉さん』や『千早と共にあった今井さん』や『伊織を愛してくれた釘宮さん』や『春香を演じてくれる中村さん』なんだもん。気の遠くなるような日々を僕らと重ねてくれたアイドルとガールズとなんだもん。

2012-09-17 22:44:56
社会性博士 @around_around

『アニマスのラストを具現化した』ってだけじゃない、『これがアイマスだ』と、アニマスの特別な一年を特別なものとして引き受けた上でアイマス全体に還してくれたのが7th Aniv.だったんだ。

2012-09-17 22:48:08
社会性博士 @around_around

そう、ふと思った。思ったこと書き殴ったらたまたま今日はこんな日付だった。明日書くよりよっぽどよかった気がする。

2012-09-17 22:49:25

※「こんな日付」について → 9・18事件 を参照