【日米メディア比較】データの見せ方、何故こんなに違う?

ニューヨーク・タイムズのオバマ再選要因をデータ分析した記事 http://www.nytimes.com/interactive/2012/11/07/us/politics/obamas-diverse-base-of-support.html 対して、単なる円グラフ、棒グラフの羅列で終わる日本メディアの報道。 続きを読む
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大原ケイ @Lingualina

日本の新聞や雑誌ってさぁ、一覧表が大好きで、後は棒グラフや円グラフがチョロッとあるだけだよね。NYタイムズがなぜデジタル時代も生き延びているかわかる? こういう統計の見せ方ができるからだよ。 http://t.co/2JtcUNnC

2012-11-08 05:12:47
Shichiro Miyashita @shichirom

小学校からプレゼンの練習させてる国ですから、この程度の見せ方ができないと国民がバカにして購読しないからね。@Lingualina

2012-11-08 05:17:27
Armed Love Power @armedlovepower

@Lingualina メディアは読者のレベルを映すカガミでしょう。短絡的な原因指摘や、感情的な問題提起や、善悪等単一視点からだけの意見掲載や、いまだにスローガンばかりの記事内容は、読者の普段の思考がそうだということを表しております。

2012-11-08 08:58:43
大原ケイ @Lingualina

ネイト・シルバーの数理予測がパーフェクトだった一方で、老舗ギャラップ調査が直前までロムニー優勢と読み誤ったのは投票層を思いきり間違えたからとか。 http://t.co/O6Ku15Zi

2012-11-08 09:03:56
大原ケイ @Lingualina

統計の見せ方の違いをつぶやいただけで、日本の政治とかメディアリテラシーを批判したつもりはなかったが、なぜタイムズのグラフィックが洗練されているのかという理由をいくつか挙げてみる。

2012-11-08 09:10:42
大原ケイ @Lingualina

まずは「プレゼン」に対する考え方の違い。日本だと正しい客観的な情報を提供するのがメディアの務め、というところまでは同じだが、アメリカだとそこに「わかりやすく」というのが加わる。この効果的なプレゼンのやり方を小学校からみんなやらされる。

2012-11-08 09:12:21
大原ケイ @Lingualina

それと、どんな分野でも社内でジェネラリストを育てるのではなく、プロを育て、そのノウハウを体系的に学問にしてしまうのがアメリカ。グラフィックデザイナーという職業一つとっても、アメリカで、プロで、フリーランスのデザイナーはすごい高給。

2012-11-08 09:14:53
大原ケイ @Lingualina

統計のグラフィックのプロ、というのももちろん存在していて、アタシはデザイナーでもなんでもないけど、昔からタイム誌で活躍していたナイジェル・ホームズという人のことは知っていて、ファンだったぐらい。 http://t.co/cabFj3IG

2012-11-08 09:18:19
大原ケイ @Lingualina

彼がこの道の開祖みたいな存在で、インフォグラフィックスという造語が生まれ、彼はコンサルとしてアップルやナイキとも仕事していた。もちろんタイム誌のグラフにはどんなに小さくても彼の署名が入っていた。

2012-11-08 09:20:02
大原ケイ @Lingualina

インフォグラフィックスは数字とイラストを組み合わせて、わかりやすく印象的に情報を伝えるというミッションを果たしている。日本の新聞が単に数字や表だけ載せて理解しろと言っているのはかなり上から目線の報道姿勢に思える。

2012-11-08 09:23:43
大原ケイ @Lingualina

日本の新聞や雑誌は印刷技術はすごいんだけど、プロのグラフィックデザイナーを軽視しているのか、見た目がショボい。テレビなんていまだに手書きのボードとか、シールをぴろっとめくって見せていたりして、そんなのスクリーンでちゃっちゃと作れるだろ、って思う。

2012-11-08 09:26:08
大原ケイ @Lingualina

ちゃんとしたプロや機材やソフトを使わないから、スクリーンにしたとたん、「セシウムさん」とかアホなミスをしてしまうわけだ。テレビ局のお偉いさんまとめてクビにして、そのカネでプロのテレプロンプタラー雇え。

2012-11-08 09:28:39