121228 大飯発電所の敷地内破砕帯調査（第2回1日目）（IWJ原ツイート）

原佑介 @MrSARU

おはようございます。大飯原発へ向かっています。完全に雪国。辺りはまだ真っ暗。ク、ソ、さ、む、い。 http://t.co/SaAmNm2V

拡大

原佑介 @MrSARU

①まもなく、二回目となる大飯原発敷地内破砕帯の現地調査開始。 今回は、追加堀削した山頂トレンチや台場浜トレンチ、新たなボーリングコアの確認が行われる。2〜3号機の間を通るF-6と呼ばれる破砕帯が活断層かどうかが、調査の焦点。@iwakamiyasumi

原佑介 @MrSARU

前回の調査では、F-6断層のズレは「活断層か、地すべりか」で意見が分かれた。F-6は大飯原発2〜3号機間を通り、その上には重要施設「非常用取水路」がある。国は活断層の上に重要施設を置くことは認めておらず、F-6が活断層の場合、廃炉の可能性も浮上する。@iwakamiyasumi

原佑介 @MrSARU

大飯原発2号機(写真右)、3号機(写真左)。この間をF-6破砕帯が通る。 @iwakamiyasumi http://t.co/J0brJyPb

拡大

原佑介 @MrSARU

現地調査開始。午前中の調査は、追加堀削した台場浜トレンチと、付近のボーリングコアの確認。関電の見解では、このトレンチには、F-6は延びておらず、断層のすべり面は地すべりに起因する。写真:台場浜トレンチの確認 @iwakamiyasumi http://t.co/8VUUuLQD

拡大

原佑介 @MrSARU

台場浜トレンチ南壁面。写真右下の黒い層になってみえるのが「蛇紋岩」。蛇紋岩の左隣(色が黒くない部分)が、今回追加で掘って発見された「輝緑岩」。@iwakamiyasumi http://t.co/fQTdzuwI

拡大

原佑介 @MrSARU

この「蛇紋岩」と「輝緑岩」の間に破砕部がある。これは、地すべりによって生じたものであり活断層ではない、というのが関電の主張。肉眼では解り難いけど…ちょっと拡大した写真を添付。 @iwakamiyasumi http://t.co/nG7XD0ck

拡大

原佑介 @MrSARU

「蛇紋岩」と「輝緑岩」間の破砕部は、添付の図面の、「E」と呼ばれる層。先ほどの写真と同じ部分。見比べると少し解り易くなるかも。 @iwakamiyasumi http://t.co/lFFrnIdp

拡大

原佑介 @MrSARU

午後の調査、開始。F-6の「ボーリングコアの確認」。F-6が直接確認出来る「山頂トレンチ」は、悪天候のため明日に延期。 @iwakamiyasumi http://t.co/CiIX7nwI http://t.co/MCzVdqLR http://t.co/xhvi1LLW

拡大

原佑介 @MrSARU

原子力規制委員会調査団による「F-6ボーリングコア」の確認。 @iwakamiyasumi http://t.co/4O13MGgg

拡大

原佑介 @MrSARU

前回の調査後、「明確な活断層だ」と断言した東洋大・渡辺満久教授（右）と、「学術的に冷静な対応が必要」と主張し、まだ活断層とは断定出来ないとした立命館大・岡田篤正教授(左)。ボーリングコアの確認。@iwakamiyasumi http://t.co/LoV8bjVR

拡大

原佑介 @MrSARU

①【まとめ】専門家の意見は一致しなかった。台場浜トレンチのズレ、破砕部が、なぜ生じたか。関電は「地すべり」によるものと主張。調査にあたった専門家のうち、渡辺氏、重松氏、広内氏、そして規制委員会島崎委員長代理は、その主張に納得し兼ねるとの見解を示した。@iwakamiyasumi

原佑介 @MrSARU

②そんな中、岡田氏だけは地すべりの可能性が高いと示唆。今日はトレンチ調査も一箇所しかできず、また、追加掘削分のボーリングコアの確認は莫大な量で、「まだ頭で整理しきれていない」と全ての専門家が口を揃えた。現段階で具体的な進展は無く、調査は明日も続く。了@iwakamiyasumi