為末大さんのつぶやきまとめ【諦めない人の怖さ】について

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【諦めない人の怖さ】について

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僕は人が熱くなってくると自分が冷めるという癖があるのだけれど、昔から他人に執着をされるとすごく苦しくなる。先生でも友人でもあったけれど、お前の為を思ってと言われれば言われるほ距離を置いてしまう。ひねくれものだったからかもしれない。

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君は絶対に変われる。という熱意は大事だけれど、相手の何を変えようとしているかでだいぶ違う。自分を責めている人が自分を許せる方向に向かうとか、姿勢が生き生きとするというのはわかる。でも、時々自分が思う”正しい”方向に変わる事を要求する人もいる。

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相手を変えようとするという事は、前提として相手は今よくない状態にあるという事で、それがよくないと裁いているのはあくまで自分の主観から来る善悪でしかない。その限界に気付きながらか、気付かないでいるかでは随分違う。正義は時に暴力になる

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ただ組織はある程度”いい”方向を共有できないとうまくいかないのだと思う。だから理念などで方向を示す。それがいいと思えば入れば良いし、違うと思えば辞めれば良い。組織が価値観を押し付けてくると言う人で、自分は辞められる事に気付いていない人は多い。

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僕が好きだった先生は、忘れ物は３回まで許しますと最初に宣言して、４回目からは一切こちらの懇願を受け入れなかった。僕は前の日にその授業の準備だけはしてから寝るようになった。絶対に許されない事を設定すれば、子供と言えど守る。

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【終わり】諦めない人の恐ろしさは、ドライさと基準がなく、一見優しそうなのだけれど、明文化されていない基準で裁かれ、そしてその基準に自分が適応するまで許してくれない所。これが基準で、それだけです。その冷たさが僕にとっては優しく思える。