大昔、医局の内紛から内科が全員いなくなった病院に手伝い要員として飛ばされた

medtoolz @medtoolz

大昔、医局の内紛から内科が全員いなくなった病院に手伝い要員として飛ばされた。病院長もいなくなっていて、グループから「立て直しの名人」と紹介された上の先生が別に派遣され、現場の指揮をとっていた

medtoolz @medtoolz

病棟はもちろん大混乱で、主治医も決まっていない患者さんがすごい数になっていて、現場要員として派遣された自分たちとしては、一刻も早く病棟を縮小して、患者さんの行き場を確保することが急務に思えた。手伝い要員一人でできることなんて知れていたから

medtoolz @medtoolz

で、その時派遣された「立て直しの名人」は、着任早々、大混乱の病院に、さらに近隣老健施設から大々的に患者さんを引き連れてきた。どう声をかけたのか、動けない人が20人ぐらい。消火が必要な場所に燃料を注ぐような、この人は頭がおかしくなったんじゃないかと真剣にそう思った

medtoolz @medtoolz

その時はもう、その人と喧嘩しながら、それでもやってくる患者さんをどうにかさばきながら、もう本当にひどい目にあったんだけれど、今思えばああいう対立もまた、現場の人間と、経営者目線で状況を見る人間との違いだったのかなとも思える

medtoolz @medtoolz

現場を回す側にしてみれば、一刻もはやく建てなおすべきは病棟の業務であって、ワヤクチャになった体制を立て直すのに必要なのは、なによりも実力なりの規模に業務を縮小することだった。病院を経営する側の人にしてみれば、もしかしたらそれは絶対にできない選択であったのかもしれない

金平　恵介 @KKanehira

@medtoolz 物凄く興味深い話ですね・・・その火消担当の先生の考える到達目標点具体的に順番つけて知りたいですね・・

medtoolz @medtoolz

@KKanehira 現場レベルの火消し要員と、経営レベルの火消し要員とでは、たぶん見えている風景がまるで違うんだろうなと。。

金平　恵介 @KKanehira

@medtoolz 確かに…給食屋から何か得体のしれない人間まで…入ってきて、どうにもなりそうにないんだけど、資金も含めて一応まわっている…という状況を作り出すことにより保全かけられたとしても存続できる形にしていくような話を昔聞いたことありますね・・

medtoolz @medtoolz

マスメディアが捏造や偏向を叩かれ、被害者のプライバシーを必要以上に暴くことを叩かれ、もう何年も叩かれて、むしろそうした傾向は強くなる。ああいうのもなんとなく、現場レベルで「こうすべきだ」と考えていることが、案外経営層には「それだけはできない」ことなのかもしれない

medtoolz @medtoolz

「マスメディアには冷静で偏りのない報道をしてほしい」という願望もまた、向こうからしてみれば「どうせお前、健康とか言いながらメガマック好きなんだろ?」と聞こえてるんだろうか。。表紙がAERA で中身が実話ナックルズだったら、それはそれで読みたいんだけれど