【ネタ】一流芸人・出川哲朗のリアルガチ哲学を考察してみた

メテオラシャワー @meteor_showr2

人というのは、周りから好かれそうなこと、嫌いだと思われないであろうことばかりを言ってしまいがちで、でもだからこそ、リアクションの頂点を極めた一流芸人にして偉大なる思想家・出川哲朗が提唱する「リアルガチ」の哲学は、配慮や策略ばかりの現代社会の中で、ひときわかがいてまぶしく見える。

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"１７日放送のイッテＱ　…正直、このロケは本当につらい なぜなら永遠に、鳥に俺の名言を教えるだけなのだ 「ヤバイヨ！ ヤバイヨ！ ・ ・ ・ 」 「これがリアルだから ・ ・ ・ 」" 出川哲朗 » オウム　俺の女の口説き方 http://t.co/0dWZ5tRraH

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"さまぁ~ず三村っちと３回目の旅 俺が千葉の銚子でロケをしていると、１本の電話が鳴った この番組、リアルガチなのだ" 出川哲朗 » 素晴らしき旅番組 俺の女の口説き方 http://t.co/hvmSK7RSYi

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実際のところ、「リアルガチ」という言葉が何を意味するのかは定かではない。ただ、リアルでしかもガチなわけだから、「強烈なまでのリアル」かつ「絶対的なガチ」という解釈の仕方ができるだろう。

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「強烈なリアル」といえば、1920年前後に興ったシュルレアリスム（超現実主義）の芸術一派がすぐに思い浮かぶ。しかし、出川の芸は誰にでもわかりやすく、決してシュールな笑いではない。

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リアルガチは、リアルの超越ではなく、その真逆、とことんリアルなリアルなのだ。出川哲朗は、怖がったり熱がったり痛がったりという、本来かっこ悪いとされることを、私たち視聴者に堂々と見せてくれる。なぜなら、"これがリアルだから"。

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また、派手なリアクションを取るはずだったところで、ザリガニやヘビの威力が期待はずれだった場合も、その失敗の様子を堂々と見せてくれる。なぜなら、"これがリアルだから"。

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難解でそのじつ退屈な芸、いわゆるシュールな芸とは正反対の道を歩むことで、出川はテレビという栄枯盛衰の激しい大衆娯楽の世界を長年に渡ってサバイバルしてきた。

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そうしてリアクション芸の頂上にのぼりつめたときに、「リアルガチ」という言葉によって自身の哲学すべてを表現したのではないだろうか。