zakk22さんによるチャンドラー・パーソンズ再契約問題まとめ

ロケッツファンのzakk22さんが、ロケッツが抱えるイケメン好選手であるチャンドラー・パーソンズの再契約に纏わる問題についての記事を翻訳気味に紹介。貴方のチームも他人事じゃないかも!?
NBA
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km😤 @zakk22

パーソンズについておもしろそうな記事があったので移動時間を利用して読んでいるところなんだけど、契約のお話なので英語を理解しなきゃいけないのに加えてルールも理解していかなきゃ読むのが困難で、結構大変。今のところルールに???ってなってる。

2013-04-12 12:30:35
km😤 @zakk22

@U3K4 http://t.co/Wj1HqmZWuV ですー読み終わるの競争しましょうかw

2013-04-12 12:50:01
km😤 @zakk22

だいぶわかってきた けど、もう時間ないな…

2013-04-12 12:50:14
km😤 @zakk22

読み終わった。もしかしたら時間切れでツイートが途中で途切れるかもしれないけど、パーソンズの契約についての記事を紹介します。英語&ルールの双方に自信がないので、U3K4さんとか間違ってるとこあったらフォローおなしゃす。

2013-04-12 13:03:15
km😤 @zakk22

(1)まず、チャンドラーパーソンズは'11ドラフトで38位指名された選手です。2巡目指名選手なので1巡目の人たちのようにルーキースケールは適用されず、ロケッツはキャップスペースを使ってパーソンズと契約しました。

2013-04-12 13:06:58
km😤 @zakk22

(2)契約は4年間で、初年度から順に$850,000、$888,250、$926,500、$964,750となっています。もしミニマムで契約していた場合、初年度のサラリーは$473,604となっていたので、2巡目新人にとっては悪くない契約でした。なお4年目にはTOが付いています。

2013-04-12 13:12:33
km😤 @zakk22

(3)3年目は無保証契約ですが、13年の1月1日までにパーソンズが解雇されなければ$600,000が保証され、6月30日までに解雇されなければ完全保証となります。4年目も同様で、14年1月1日までに解雇されなければ$624,771が、6月30日まで生き残れば全額が保証されます。

2013-04-12 13:22:36
km😤 @zakk22

(4)さて、要するにロケッツは4年間に渡ってパーソンズを超低コストで捕獲し続けることができます。ロケッツファンとしては非常に嬉しい話です…と言いたいところですが、どうやら彼の契約とロケッツを取り巻く問題はそんな単純なものではないようです。

2013-04-12 15:05:08
km😤 @zakk22

(5)まず、パーソンズは現状の契約が自身の活躍に見合っていないとし、チームに契約内容見直しを申し出ました。これはどうやら実を結ばなかったようですが、未だ見直しの可能性は残されています。というのも、このまま低額で彼を保持し続けることがロケッツにとって絶対の得策とも言えないからです。

2013-04-12 15:17:41
km😤 @zakk22

(6)パーソンズをこれからも保持したいとなれば、ロケッツの選択肢は3つ。ひとつはこのまま契約を満了させ、'15年オフにUFAとなったところで新契約を結ぶこと。ひとつは’14年にTOを破棄し、RFAになる彼と新たに契約すること。そしてもうひとつは、契約満了前に契約延長することです。

2013-04-12 15:23:11
km😤 @zakk22

(7)'15年にパーソンズをUFAとする場合、当たり前のことですが彼を絶対にチームに呼び戻せる保証はありません。ロケッツは彼に対するバードライツを保有し、また5年契約をオファーできることが強みではありますが(他チームは4年)、それでも他の様々な要素が重要になるFAマーケットです。

2013-04-12 15:33:18
km😤 @zakk22

(8)’14年にTOを行使しなかった場合、パーソンズはRFAとなります。ロケッツにその気があればどんな契約にでもマッチできるため、パーソンズ保持の観点で最も確実な方法ではあります。この場合、微々たる額ではありますが4年度目保証分の$624,771は新契約とは別に支払われます。

2013-04-12 15:38:49
km😤 @zakk22

(9)もうひとつ手堅いと思われる契約延長ですが、ここで先程の契約内容見直しの問題が出てきます。契約延長をする場合、新契約の初年度上限額は前契約の最終年度の額×1.075までとなります。パーソンズの場合は約$1Mで、FAとなれば確実にこれ以上の契約を手に出来るでしょう。

2013-04-12 15:49:00
km😤 @zakk22

(10)そこで、契約延長を可能にするために、最終年度の額を上げるべく契約内容見直しが検討されるかもしれない、ということです。ただし、契約内容見直しができるチームはサラリーキャップを超過していないチームに限られ、さらに新契約が満了するまでキャップ超過が許されません。

2013-04-12 15:53:12
km😤 @zakk22

(11)キャップスペースを利用しての大物釣りを狙うロケッツとしては、これはあまりにも大きすぎる足枷となります。契約内容を見直しても契約年数は弄れないため、契約が満了する'15オフに全てを賭けるなら無くは無い選択肢ですが、チームにとって得策とは言えないことは確かです。

2013-04-12 15:55:44
km😤 @zakk22

(12)話をRFAに戻すと、これはロケッツの誠意をパーソンズに見せる方法と言えます。4年目の「不当な」低額契約を破棄し、(ロケッツとであれ他チームとであれ)パーソンズに市場価格通りの契約を結ぶ機会を与えることになるからです。そのぶん契約におけるロケッツの自由度は無くなりますが。

2013-04-12 16:08:57
km😤 @zakk22

(13)しかし、ここで忘れてはならないのが'04年のCLEとブーザーの事例です。CLEは彼の低額契約を破棄し、MLEでチームに復帰する口頭合意をとった上で彼をRFAとしました。しかしブーザーはCLEより先に破格の契約を提示したUTAとサインし、CLEは裏切られた形となりました。

2013-04-12 16:17:21
km😤 @zakk22

(14)つまり、ロケッツがパーソンズの価格をいくらと見積もっているかはわかりませんが、状況次第ではロケッツの立場も決して安泰ではないことになります。それでもUFAとは違い、チームに「予防線」が張られていることも確かではありますが。

2013-04-12 16:20:34
km😤 @zakk22

(15)さらに話を戻してパーソンズをUFAとする場合、RFAとは違うメリットがロケッツに生まれます。それは、'15オフにFAとなるビッグネームを追える余力を残せるということです。'14から大型契約を締結した場合、当たり前ながら'15オフにキャップスペースは残されていないでしょう。

2013-04-12 16:24:42
km😤 @zakk22

(16)'15オフにFAとなる大物には、ロケッツの不安ポジションであるPFのケビンラブがいます。パーソンズを確保するならばラブの獲得は夢のまた夢となり、'15オフにパーソンズをギャンブルでUFAとするなら2頭両獲りの可能性が生じてきます。二兎を追う者…の理論は考えたくありません。

2013-04-12 16:28:44
km😤 @zakk22

(17)以上のことを鑑みると、それぞれの方法にはメリットデメリットがあり、どの道を選択するかによってチームの方向性ががらりと変わってくることになります。UFA←RFA→契約延長の順でハイリスクハイリターン←→ローリスクローリターンとなる、と考えればわかりやすいかもしれません。

2013-04-12 16:36:41
km😤 @zakk22

(18)個人的には契約延長は愚策、'14オフに各チームのパーソンズに対する興味とキャップシチュエーションを考慮した上でUFAにするかRFAにするかの判断を下すべき、という考えです。FAになってもキャップホールドが少額なため、'15オフに勝負をかけるところを見てみたいところ(続く)

2013-04-12 16:40:00
km😤 @zakk22

(続き)ではありますが、心情的にはPFたちの成長を信じ、パーソンズに早く大型契約を手にしてほしいということから、RFAが第一希望です。今年のバトゥムのような額を提示されたらロケッツはどうするのでしょうか。最悪マッチしなかった場合、空いたキャップスペースを補強に回すことはできます。

2013-04-12 16:44:34
km😤 @zakk22

以上、パーソンズの契約とロケッツのチーム作りについてでした。実に20回にも渡って長々とツイートしてしまい、ちょっと反省しております。興味がない方、TL汚しかなりすみませんでした。考察元の参照はこちら→ http://t.co/Wj1HqmZWuV

2013-04-12 16:47:31
km😤 @zakk22

ちなみに、'15オフにケビンラブがFAになると書きましたが、これはラブが15-16シーズンのPOを行使しなかった場合の話です。これは怪我が重なったりして契約額の上昇が見込めない場合などを除き起こらないことだとは思いますが。

2013-04-12 18:38:18