なぜか最近何度も続けて同じことを聞かれたのでたまにはお答えしようかな的なのですが、「うーさーの収録で宮野さんはアドリブが多かったですか?」という点について、台詞に関してはアドリブはほぼないです。ショート枠で時間が限られることもあって、かなりしっかり台本を作っていたので。
2013-09-23 11:16:55逆に演技は結構お任せで、台詞についても「ここはこうがいいんじゃないか」という提案はかなりいただいたので、都度相談しながらチューンナップしていきました。「STAR DRIVER」のところで「タウバーン!」と入っていたのをわざと「タウバ」で切ったのも宮野さんのアイデア。
2013-09-23 11:19:53例え動物役であってもすごく真剣に役作りをされる方なので、二期もきっとみんなに楽しんでもらえる作品を一緒に作れるのではないかと私も楽しみにしております。
2013-09-23 11:28:41アニメはどんなに短い作品でもいざ作るとなったらものすごい数のスタッフが関わって膨大な作業が発生するので生半可な気持ちでは作れんのだよ。
2013-09-23 11:34:11これも聞かれることが多い、「そもそもなんで宮野さんだったのか」という部分についてもついでに答えておくと、うーさーの内容というのはそもそもがぼくが書いてた日記なだけなので、原作とか、ぼくをモデルにとかを通り越して、100%全てがぼく自身なのです。
2013-09-23 12:10:12それを構成とか脚本に落とし込んでいく際に、客観的に要素をバラして見ていくと「やる気がない」「腹黒い・性格が悪い」「分裂症気味にやってること・言ってることが日々違う」というヒドい有様で、それをそのままアニメにとかしてもどうにもならんしどうしようもないぞと。
2013-09-23 12:12:19で、アニメのキャラクターとしてブラッシュアップというか、再構築する必要があって、「やる気がない」→「クール」、「性格が悪い」→「ブラックなユーモア」、「全方位にゴミ」→「多面性」という方向に少しずつズラしてそれっぽくしていったのだけれども、
2013-09-23 12:15:23サービス精神やユーモアに溢れ、それでいて時として王子様のようにクールで格好良く、それだけに収まらない多面的な人間性を持っている、表現できるような俳優さん……、……あッ
2013-09-23 12:18:13自分どうこうを強い気持ちで切り離して考えた時に、自分の中では一択だったんだけど、次のステップとしてこのゴミみたいな動物をお願いするにはそれなりの勇気や理解等々色々なものが必要であり(中略)お引き受けいただきどうもありがとうございました。
2013-09-23 12:24:50うーさーも、元々の作りのままだったら今みたいなキャラクターになってなかったと思う。一期でのふでやすさんの脚本と山田監督の演出があって、宮野さんの演技があって、TVに出てきて違和感がないキャラクターとして洗練というか、確立されたのだろうなーと。ありがたいことです。
2013-09-23 12:57:31逆に、女の子4人は、あの年頃の、あの子たちの声にそもそも聞こえる声、というのを重視して演技をあまり気にせずほぼ声の質だけで選びました。その結果4人全員が声優経験無しという斬新な状況になってしまったのだけれども、これも間違ってなかったと思ってます。
2013-09-23 13:41:45