2014.1.14作成【今ではほとんど否定されている2006年の「原子力立国計画」の「何故原子力が必要なのか」の7つの理由】

クリエネ（出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす） @morecleanenergy

2006年の「原子力立国計画」を眺めているけど、p3「何故原子力が必要なのか」の7つの理由が、いまではほとんど否定されちゃうんだよね。 http://t.co/r4wPRKL8i8

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原子力が必要な7つの理由を箇条書きにすると、30%を占める基幹電源だ　資源安定、CO2対策、サイクルで半永久利用／自給率の高さ／石油・天然ガスは獲得競争激しくなる／中国インドの電力需要増／CO2排出低減への取り組み／新エネは天候に左右され、基幹電源は困難

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いまや原発は２基しか稼働しておらず、サイクルは破たんし、そのせいで見せかけの自給率もゼロになり、天然ガスはシェールガス革命で埋蔵量が一変し、中国インドはもともと関係ない話。

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あえて妥当な理由を挙げるとすれば「CO2排出低減への取り組み／新エネに基幹電源は困難」だけど、CO2排出低減は京都議定書が破綻して喫緊の政治課題ではなくなった上に人為CO2温暖化原因説も疑いの目を向けられ、新エネの代わりに天然ガス火力が基幹電源を担える条件が整っている。

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したがって、２００６年の「原子力立国計画」の前提はほぼ破綻しているんだよね。

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なのに、2011年の福島事故から3年経過した2014年のいま、「原子力を基幹エネルギーとする」と打ち出す理由がさっぱりわからないですね。

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まあ、ちなみに「原子力立国計画」が発表された2006年8月は、まだギリギリ小泉内閣。9月に安倍に禅譲。

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訂正：現在は原発稼動０です→https://t.co/9PqD5CY9oc