THEビッグオー Act:XX School idol project

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ロジャー「廃校の中止を交渉だと…？」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

私の名はロジャー・スミス　この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている。 私は、爽やかな寝覚めを、とても大切な事だと考えている　そして… ～♪ ロジャー「…ん？ドロシー、君も真っ当にピアノを奏でる事ができるじゃないか…」 ドロシー「違うわ」 ノーマン「これはお客様の演奏です」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ロジャー「こんなに朝早くからか…？礼儀も何もあったものじゃないな…」 真姫「悪かったわね、生憎だけど朝練前の子の時間しか余裕がないの」 ノーマン「西木野様でございます」 ロジャー「ノーマン…私は君を優秀な執事と思っていたがな、冷やかしに付き合う真似はしなくもて良いんだぞ？」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ノーマン「いえ、西木野様にもそれは大変なお悩みがございましてな…」 真姫「意味わかんない、折り入って頼んだのに門前払いなんて！」 凛「な～んか全部真っ黒で変な所にゃ～」 ドロシー「あなたの趣味、客観的にも最低なのね」 ロジャー「…いいだろう、話を聞こうじゃないか…！」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

久方振りに良い目覚めを迎えられたと思ったが…目覚めだけで一日は決まらないものだ 依頼は彼女たちの学び舎を残す、それだけであった。 馬鹿げている。建物もその目的も無くなるべく時に無くなるものだろう。 それは人のメモリーも、また然りだろうか… ロジャー「音ノ木坂学院…ここか」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

凛「…で、このおじさんが廃校を止めてくれるって！」 花陽「ネゴシエーター…なんか頼もしいです～！」 ロジャー「…勿論、私は依頼に対して真摯に応じるつもりだ。だが初めから成功したような…」 真姫「でしたら理事長室へ早く行ったらどうです？」 ドロシー「根に持たれてるわね、朝の態度」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

（続きは考えて）ないです。

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

理事長「あなた方のご意見は分かりますが、既に決定しまして」 ロジャー「しかし、廃校は不本意な事なのでしょう。」 理事長「ええ…」 ロジャー「つまり新入生の加入が見込めるのなら、存続は願ってもない話ではありませんか？」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ロジャー「西木野君と言ったか、交渉は成立だ」 真姫「本当に！？」 ロジャー「来年度の新入生が十分に集める、この条件で交渉に応じてくれた」 凛「何も変わってないにゃ～」 ロジャー「何！？」 花陽「あの～私達そのために頑張ってて…」 ロジャー「聞いていないぞ！そんな話！」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

真姫「信じなかったでしょ、あの時アイドルやってるなんて話しても」 ドロシー「あなたって最低だわ」 屈辱と言っていい。 こんな屁理屈で真っ当な交渉が出来なかったなど、このロジャーの法に有るまじき事だ… 希「まあ、ええんやないの？」 海未「こちら側にも非はありますし…」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

穂乃果「それに、ここまでやったんだから！μ'sの力で頑張れば大丈夫だよ！」 …彼女たちも自分たちの仕事に誇りを持っている。 私がこの街に必要なネゴシエーターであるように、彼女たちは学校に必要なアイドルであり続ける それが彼女の選択であり、未来へメモリーを刻む行動でもあるのか…

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ロジャー「罪滅ぼしの気はないが、私にも仕事を任せて貰いたい」 にこ「今になって何する気なのよ～？」 ロジャー「君たちのライブステージを交渉する」 小鳥「本当！？」 ロジャー「契約は全うするのがこのロジャー・スミスの流儀だ。君達が私が作る舞台で成功を収め人を集める、これで良い」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

絵里「すごい…たった数週間でこれ程大きな野外ステージを…」 真姫「何よ、ここまでやれるなら最初から何とでもなったんじゃないの？」 凛「真姫ちゃんちょっと赤くなってるにゃ～」 ロジャー「未練だな、黒を基調にしたステージを作りたかったのだが…」 ドロシー「本当に酷い趣味ね」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

希「そのかわりと言っては何やけど、衣装は黒が中心なんよ」 穂乃果「うん、なんか大人っぽくていいかも！」 ロジャー「ほう、良いセンスをしている…！誰が考案したのだ？」 花陽「それは…」 真姫「嫌ああああ！助けて！！」 にこ「な、何が起こったの！？」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ベック「おいおいカラス野郎～！！お前がこんな派手なステージ作って何する気だ～！？」 ロジャー「ベック！貴様性懲りもなく！！」 ベック「お前がどういう訳かアイドルに鼻の下伸ばしてるって聞いてなァ！俺様の復讐劇には丁度良いだろ～？」 ロジャー「だから女まで人質にするか！見苦しいぞ！」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ベック「やっちまえェ！ベックビクトリーデラックス！！俺様の舞台にしてやるぜ～！」 穂乃果「真姫ちゃん逃げて！」 ロジャー「ベック！ならば貴様は精々μ’sの前座になって貰おう！」 ベック「何だとォ！？」 ロジャー「ビッグ・オー！ショータァァイム！！」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

＜CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY＞ 真姫「ロボット！？ロジャーさんが乗ってるの！？」 ベック「出たがったな黒いメガデウス！こうなりゃ必殺の一撃だァァ！東洋の神秘！それは俺様達の奇せ…」 ロジャー「ビッグオー！アクション！！」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ベック「チクショオオオ！！カラス野郎が～！」 ロジャー「これで邪魔者は片付いたな。人も集まり、いい前座になったろう」 真姫「……」 希「さっきの話の続きなんやけど、黒の衣装にするって言い出したの真姫ちゃんなんです」 ロジャー「そうか、君もよく分かってるじゃないか」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

真姫「そういうつもりじゃ」 ロジャー「私への配慮は無用だ。互いにプロ同士、君はライブさえ成功させれば良い」 真姫「ありがとう…」 青春…それは、ふりかかる現実を有り余る勢いで押し切る事 彼女達はただ前に進みメモリーを作るのだろう こうなれば公証人の出番はない、全く…厄介な仕事だ

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

ロジャー「…ッ！ドロシー！西木野からピアノを教わったんじゃなかったのか！？」 ドロシー「あなたを起こすのはこれが最適だわ」

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

終わる　寝る

越路しかご(K.O) @Ko_shikago

メガデウス！