《「福島県の声」を語る人間は、一方的に選別、限定されている》

「福島県の声」「福島の声」とマスコミが伝える人は、一方的に選別・限定されています。 県外の「有識者」もそれらの人から「福島の真実」を聞こうとし、一緒にミスリードされています。
23
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私も、今になって認識が甘かったことを痛感しているのだけれど。 日本の企業マスコミが、原発事故による放射性物質の拡散という民の健康や安全に関わる情報の伝達を、握りつぶす形で妨害するとは思わなかった。 日本の政府や地方公共団体が、原発事故の影響を、検証前に否定するとは思わなかった。

2014-06-13 18:09:27
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

これによって、企業マスコミと、日本政府と、地方公共団体が 原発事故の直接被害地域を「避難指示区域」だけに無理やり限定した上で、 被害が及ぶ可能性があると「言われる」地域を福島県だけに限定し、 さらに「福島県の声」を語る人間を指名して限定している。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:28:10
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「福島県の声」を語る人間に選ばれた人たちも、自由に発言できるわけではない。 例えば、ある局面では名乗る肩書きを限定されたり、ある場面では自らの属性の一面だけで語ることを要求されたりしている。その人が持つ複数の属性をまとめた1個の人格では語れない。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:34:44
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私が批判してためらうこともない、そして私の妻を鼻で笑った仏教僧は、 その低劣な「笑い」の文章中で、宗教者としては恥ずべき攻撃的な人間性を見せてしまっている。その文章中では、仏教層ではなく、文化人・小説家として語っているのだろう。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:38:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

他の「福島県を語る」ことを認められた人たちも、矛盾せずには語ることができない。 その状況が特に顕著なのは、福島県の代表として福島県を語る、福島県知事だ。 本来いたわるべき県民の中で、自主避難した人たち、特に社会的弱者である母子避難者を冷遇している。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:42:25
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

原発事故発生から3年以上経過してなお、企業マスコミは、「福島県を語る」ことを認められた人たちの中から誰かを選んで、その人の言葉を載せることしかできない。 ただし、限定されているのは、全国新聞の紙面と、全国ネットのテレビの7時から22時の地上波だ。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:45:37
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

そして、「福島県を語る」人間以外の意見を、それなりに説得力がある言葉として扱うことが最も困難なのは、福島県内のメディアだ。困ったことに、他の地域では、自主避難者の言葉も「福島県を語る」声として取り上げるNHKだが、福島放送局ではそれができない。 @karitoshi2011

2014-06-13 22:48:16
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

自主避難者の声と向き合ってみてほしい。 たったそれだけのことが、原発事故発生後3年2ヶ月以上経過しても、 この日本という国では、できない。 何よりも、巨大マスコミでは、それが一番難しい。 弱者の存在を無視し、存在しない事にする。それが日本の基本姿勢 @karitoshi2011

2014-06-13 22:51:53