- eighter_rieko83
- 5114
- 0
- 0
- 0
村上信五 1 早朝の仕事終わって、控え室に戻る。 少し休憩挟んで、この後は雑誌の取材があるらしい。 きのう遅かったけど、自分自身の言動に、自分でも驚いてもーて、ぐっすり寝られへんかったなぁ。 『おまえに会いたかったから』 俺危なかったわ。 もうちょっとで言うとこやった。
2014-08-25 15:46:12村上信五 2 俺…○○のこと、いつの間にか好きになってもうてたんやな…。 いつからやろ…自分でもわからんわ…。 その時、控え室のドアがコンコンと鳴った。 安田「おはよー!」 村上「おー、おはよーさーん。」 よりによって今日の取材、コンビ組むんはコイツかぁ。
2014-08-25 15:46:38村上信五 3 コイツはえぇヤツや。 ほんまにえぇヤツ。 それはもう、長い付き合いの中で、俺はよう知っとる。 でも、だからこそ、今心配なんは、コイツが一番のライバルになりうるということ。 もともと○○はコイツのファンなんやからな。 安田「なんかあったん?」 村上「え?」
2014-08-25 15:47:08村上信五 4 安田「元気ないん?」 村上「や…大丈夫や…。」 そうや、なんかあった時最初に気ぃつくん、いつもコイツや。 安田「…そーぉー?ホンマにぃ?」 心配そうな顔。 こーゆーとこが人に好かれるんやろな。 村上「ふっ…大丈夫やって!」 安田「仕事忙しいしなぁ。」
2014-08-25 15:48:46村上信五 5 安田「あ、きのうも疲れてるのに 飲ましたからなぁ…。 ごめんなぁ? あ、○○ちゃん、俺が 送ったったら良かったなぁ?」 村上「いやっ!!そっ、…… いや、ホンマ大丈夫やから…。」 思わず大きな声が出てもうて、ヤスがびっくりしとる。
2014-08-25 15:49:01村上信五 6 あかんなぁ…俺、敏感になりすぎや。 思わず苦笑いする。 それを見て、びっくりしてたヤスもちょっと笑った。 俺、基本ポジティブやん。 こんなんキャラちゃう! よし! アイツにメールでもするか! 村上「よしっ!!」 安田「(ビクッ)えぇ~…?」
2014-08-25 15:49:23