よつばが探したものは

It happens sometimes @ElementaryGard

「キャラクター」とは、今でいうクラウド化の考え方に通じるのかもしれない。一方で消費者のあいだで、ある種の「わかるひとにはわかるんだよねー」式のゲームのアイコンとしても機能しているのがミクやキティ。アンクルサムはそうではない。

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そういえば『よつばと！』で、よつばが自分だけのテディベアを探すんですよ。すでに「ジュラルミン」と名前までついていて、それは世界にひとりしかいないらしい。きっかけはおとなりの恵那とのままごと。 pic.twitter.com/rEMTLKqgmk

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名付けはその物品を世界で唯一のものにする力がある。恵那は自分のテディベアを「ジュリエッタ」と呼んでいて、よつばはうまく発音できなくて「ジュラルミン」と呼んでしまう。

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よつばはとーちゃんにせがんで「ジュラルミン」を探しにいく。そしてとうとう見つけだす。 pic.twitter.com/vWvyulUGbm

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ミッキーマウスの高級ぬいぐるみでこういうことはおきない。ミッキーはどれもミッキーであって、アンとかジュリエッタとかゼペットとか名前をつけたりはしない。

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つまりテディベアは種であり、ミッキーは人格なのです。

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ハローキティはどうでしょう。キティはキティだから後者…のはずなのですがキティには人格、というか内面はないのです。なぜなら口がないから。