お嬢様夕雲と元暗殺者の護衛陽炎

妄想まとめ
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遠野 @10nonkmd

お嬢様夕雲とみなしご陽炎について、幼少の頃に夕雲が陽炎を拾って、お嬢様はなぜあんな拾った娘をおそばに置かれるのか、みたいなスタンダードなのも大変良いけれど、暗殺者陽炎って設定も良いのではないかと思って

2014-09-24 20:34:59
遠野 @10nonkmd

屋敷のセキュリティをかいくぐり部屋に侵入した陽炎が、文机で書き物をしている夕雲に忍び寄ってナイフを突き立てようとするけどひらりと躱され、直後鋭い蹴りが飛んできて、夕雲家のお嬢様は武芸も納めてるって聞いてたけど、こんなレベルだとは聞いてない!って焦りながら追い詰められていく陽炎

2014-09-24 20:39:51
遠野 @10nonkmd

これは敵わないと撤退しようとするけど時既に遅く、ナイフを蹴り飛ばされ壁際に追い詰められる。そこで夕雲に「あなた、夕雲家のために働かない?屋敷の警備を抜けてきた手腕は見事なものだわ」って思ってもみない提案をされるけど、首を横に振る。「なぜ?私の命を狙ったことは不問にしてあげるし、

2014-09-24 20:44:05
遠野 @10nonkmd

お金だって、今とは比べものにならないくらい払ってあげるわ」って提案しても陽炎は決して首を縦に振らず、鋭い視線を寄こしてくる。「そう」と夕雲が小さく溜息をついた直後、側頭部に蹴りの衝撃を受けて陽炎の意識がブラックアウトする

2014-09-24 20:47:05
遠野 @10nonkmd

牢の中で目を覚ました陽炎は、なんとか脱出の機会を伺おうとするんだけど、食事を持ってくる者すら隙が全く無くて(なお、警戒して食事には一切手をつけない、依頼主を聞き出そうと拷問されないのが不思議でならない)、徐々に焦りが募り、胸元のタイを握りしめて「不知火…」呟いた瞬間「陽炎」

2014-09-24 20:54:19
遠野 @10nonkmd

予想もしなかった声に顔を上げると、そこに同じ組織の暗殺者であり妹でもある不知火がいて、その後ろに自分が殺そうとした夕雲お嬢様がいる。同じ組織に育てられた陽炎と不知火はお互い暗殺者であり人質でもあった。陽炎の組織のことを一晩で調べ上げた夕雲は陽炎が組織を裏切れないのは肉親を人質に

2014-09-24 21:01:40
遠野 @10nonkmd

取られているからだろうと推測し、夕雲家の総力をもって本拠地を強襲、一夜にして組織を潰して不知火を連れてきた、と。唖然とする陽炎にそんな話を語って、「目がそっくりだったから、きっとあなたの家族だと思ったの」って牢の鍵を開けて二人を引き合わせる。ゆるゆると抱き合う二人に、

2014-09-24 21:05:44
遠野 @10nonkmd

「で、陽炎、さん?には二回目になるんだけど、二人とも、夕雲家のために働いてくれないかしら?」から始まるお嬢様夕雲と元暗殺者陽炎の話

2014-09-24 21:07:24
遠野 @10nonkmd

夕雲家のために不都合な人間を暗殺する仕事をするか、夕雲(と妹の巻雲)の護衛にするか迷ったけど後者の方が救いがありそうなのでそっちで。夕雲を庇って怪我をした陽炎の傷に舌を這わせながら「ごめんなさい…」って言う夕雲と、むず痒さに耐えながら「私は、お嬢様の護衛ですから」って言う陽炎など

2014-09-24 21:21:28
遠野 @10nonkmd

「この程度の傷はなんともありません。暗殺対象に近付くために怪我を負ったことなど何度もありましたし、殺す相手と身体を重ねたことだって…」って話で夕雲の目の色が変わって「そうなの。ねえ陽炎」「は、はい?」で陽炎に迫りながら「私、そういった経験が無いのですけれど、教えてくださるかしら」

2014-09-24 21:29:53
遠野 @10nonkmd

一方巻雲の護衛を任された不知火は、一目彼女を見て(簡単に殺せそうだな、いや暗殺対象では無いのだからそんな目で見ては…)とか考えてたら「不知火さん、どうされたんですか?」って目の前で手を振られて、気配も無く近付かれたのに驚いて

2014-09-24 21:33:10
遠野 @10nonkmd

(やはりこの娘も尋常の使い手ではない、注意しないと…いやいや、だから殺す対象では無いと…)ってそんな風にしか考えられない自分に嫌気がさして頭を振ってるのを、巻雲に「おかしな方ですねえ」って笑われて、その笑顔にうっかりときめいたところから始まる巻ぬいなど

2014-09-24 21:36:27