- doretoreto
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ザッカリー「それじゃあ○○、これから問診を始めようじゃないの」 バッター「…」 ザッカリー「まず、あんたの名前を教えてくれないか?」 バッター「俺はバッター。世界を浄化するものだ」 ザッカリー「…ふうん、なるほどなるほど」 っていう精神科医師ザッカリーと患者バッターさんみたいなあ
2014-10-23 22:27:47ザッカリー「それじゃあ、○○?」 バッター「…」 ザッカリー「…あー、バッター?あんたは先日、バットで市街地を歩いていた罪のない人々を殴りつけたわけだが、その理由を教えてくれるかい?」 バッター「浄化する必要があったからだ」 ザッカリー「…他には?」 バッター「それ以外にはない」
2014-10-23 22:31:59ザッカリー「あー、それじゃあアンタはなぜ彼らを浄化するべきだと考えたんだ?」 バッター「亡霊はそこにあるだけで浄化するべきだ。何か事が起きる前に浄化するのが、俺の使命だ」 ザッカリー「とすると、アンタは、何もしていなくても彼らはバットで叩かれてしかるべきだと?」 バッター「ああ」
2014-10-23 22:36:34ザッカリー「話を整理しよう。まず『浄化』と『亡霊』の定義について」 バッター「浄化は『神聖なる任務』のこと、亡霊は『浄化するべき不浄のもの』だ。俺はその任務のために3つのゾーンを」 ザッカリー「ああOK!OKOK!わかった!(完全に自分の世界に浸っちゃってる系の患者だなこりゃ)」
2014-10-23 22:43:52ザッカリー「次はゾーンについて聞こうじゃないの」 バッター「ゾーンにはデーダン、ヤフェト、イーノックというそこを統治するガーディアンがいる」 ザッカリー「イーノックなら聞いたことがある。旧約聖書の人物だろ?」 バッター「デーダンは怒りでゾーンを」 ザッカリー「(はいはい無視ね)」
2014-10-23 22:54:23バッター「つまり、俺はアドオンと共にそのゾーンを浄化していた」 ザッカリー「へえ、壮大な話じゃないか。ちなみにアイテムはどこで?(今回の患者の妄想は、作り話にしちゃよくできてる方だなあ)」 バッター「商人から買う」 ザッカリー「ははっ!なるほど、商人か!(こいつは傑作だ!)」
2014-10-23 23:00:15ザッカリー「そこにはどんなアイテムがあった?」 バッター「幸運のチケットや、モロクの肉」 ザッカリー「へえ!ザッカリーはそのアイテムをどこで仕入れたのか言っていたか?(悪魔の肉か、いよいよゲームじみてきたな)」 バッター「…」 ザッカリー「…どうしたんだ、○○?気分でも悪いか?」
2014-10-23 23:06:06ザッカリー「○○?○○?」 バッター「…」 ザッカリー「…ああ。アンタの名前はバッターだったな!失敬、失敬」 バッター「俺は、」 ザッカリー「ああ、どうしたんだ?親愛なるバッター」 バッター「…俺は、一度も商人の名前が『ザッカリー』だとは口にしていない」 ザッカリー「…は?」
2014-10-23 23:14:29ザッカリー「…アンタの勘違いじゃ?オレはアンタのそのきちがい…あー…アンタの言う世界のことはこれっぽっちも知らない」 バッター「…」 ザッカリー「きっと、アンタが話したことを忘れているんだ。常識的に考えればそれしか有り得ない、そうだろう?」 バッター「もしも」 ザッカリー「…」
2014-10-23 23:20:38バッター「もしもお前の思っている通り、俺がキチガイだったとしよう。もしそうだとして、俺と全く同じ妄想を、お前が毎晩夢に見るようになったらお前はどう言い訳をするつもりだ?精神科医らしく『夢は日常の出来事を整理するために見るものだから何も不思議ではないとでも言うつもりか?』」
2014-10-23 23:26:17ザッカリー「…ああそうだとも、それが自然だ」 バッター「そうか。だとすれば、お前が夢に見た内容と全く同じことを俺が言ったらどうなる?それは、俺だけがキチガイなのか?」 ザッカリー「…」 バッター「俺も最初はそうだった。夢の内容を他人が言い当てたところで、偶然だと言い聞かせていた」
2014-10-23 23:32:36ザッカリー「…アンタも?」 バッター「きっかけを作らなくてもいつか思い出す。そういうものだ」 ザッカリー「何の話だ…?」 バッター「きっかけであるジャッジを恨んだこともあるが感謝することもある」 ザッカリー「…」 バッター「俺はクイーンだったが、アンタの最後の記憶は、誰だろうな」
2014-10-23 23:46:17@doretoreto 補足:バッターさんに記憶を思い出させたのはジャッジ。OFF世界での復讐のつもりで行った。記憶は皆を苦しませもするし、逆に救いもする。きっとこのザッカリーはまた次のOFFキャラが記憶をとりもどすきっかけになる。OFFでの記憶はきっと何度生まれ変わってもめぐる
2014-10-23 23:54:45