《発言者は「どっちを向いているか」ではなく「何を背負っているか」が問われる》

自己ツイートをまとめました。 「どっちを向いて議論や仕事をしているか?」 という、頻繁に使われる言い回しがありますが、 日本社会では、向いている方向以上に、背負っているものによって 発言が違っているように思えます。
1
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「どっちを向いて仕事して、発言しているか」という表現を眼にすることが多いけど。 本人にしてみると「向いている」のではなく「背負っている」んじゃ ないかなあ、と思うんですが。 どうでしょう?

2014-11-28 15:08:54
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

たとえば、「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」に参加する「専門家」の事を想起して欲しい。 env.go.jp/chemi/rhm/conf… 長瀧座長も丹羽委員も、ICRPとかIAEAとかを背負ってるんだろう @karitoshi2011

2014-11-28 15:32:48

東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う
住民の健康管理のあり方に関する専門家会議
開催要綱
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-13/ref01.pdf

「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民
の健康管理のあり方に関する専門家会議」委員

明石 真言 独立行政法人放射線医学総合研究所 理事
阿部 正文 公立大学法人福島県立医科大学 総括副学長
荒井 保明 国立がん研究センター中央病院 病院長
石川 広己 公益社団法人日本医師会 常任理事
遠藤 啓吾 京都医療科学大学 学長
大久保一郎 国立大学法人筑波大学 大学院 保健医療政策分野 教授
春日 文子 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部長
佐々木康人 医療法人日高病院 腫瘍センター特別顧問
宍戸 文男 公立大学法人福島県立医科大学 医学部放射線医学講座 教授
清水 一雄 日本医科大学 名誉教授
鈴木 元 国際医療福祉大学クリニック 院長
祖父江友孝 国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科社会環境医学 教授
長瀧 重信 国立大学法人長崎大学 名誉教授
中村 尚司 国立大学法人東北大学 名誉教授
丹羽 太貫 公立大学法人福島県立医科大学 理事長付特命教授
伴 信彦 東京医療保健大学 大学院 看護学研究科 教授
本間 俊充 独立行政法人日本原子力研究開発機構 安全研究センター長

(敬称略、五十音順)

宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

目の前で起きていること、本家ICRPとかWHOとかが書いている文書とは違うことをこの「専門家会議」で話していることなど、本人も理解してないはずはない。(理解していないとすれば、能力が本当に不足してる) でも、会議では「健康被害は認めない」のが仕事。 @karitoshi2011

2014-11-28 15:36:04
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

商社とか巨大企業の社員のドラマで出てくるせりふが、「専門家」の脳内で出ていると思えば、わかりやすいんじゃないだろうか? 「キミの発言次第で、何百人、何千人、いや、何万人という人たちが職を失い、路頭に迷うかもしれない」っていう、あのせりふだ。 @karitoshi2011

2014-11-28 15:38:25
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかも、長瀧氏や丹羽氏の場合、そういう「重要な立場」に立ってることに気づいてから、数十年は経過しているわけだし、いまさら蒸し返されても困る、と感じているのではないだろうか? 彼らが背負うものが大きい存在であることは想像できるんだけど。 共感は無理。 @karitoshi2011

2014-11-28 15:42:31
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

色々と目立つ時点になってから「防いでおけば良かった」という言葉を口にする人は、 もう「専門家」とか「アドバイザー」とか名乗るのはやめて欲しい。

2014-11-28 16:57:34