「角川映画・仮面P」氏が語る、ジャッキー・チェン「プロジェクトA」のすごさ

大成龍祭2011 @daiseiryusai

早いところでは本日から上映スケジュール解禁となる「プロジェクトA」(日本公開版)ですが、この週は20日(土)から「妖怪ウォッチ」「ベイマックス」など正月映画の本命が公開される混みあう週となります。初日19日(金)のみ余裕があるので、時間帯が優遇されるこの日の鑑賞をオススメします！

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

togetter用資料 / “ラインナップが続々決定！　『バック・イン・シネマ2014』 || TOHOシネマズ” htn.to/n8GWQ6

ウィル・ビー企画 @kamenp

あと、何度も書いてるが「プロジェクトA」って「情報戦」が、一番うまくメインプロットで生かされた映画。「海の警察」「陸の警察」「海賊」「陸の悪党」の4者が、互いをよく知らない、ってのが面白さのポイントなんだよな。香港映画お得意の人違いギャグとか、合言葉ギャグが話に上手く絡むんだよ。

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あと、「プロジェクトA」って、編集がめっちゃタイトなんだけど、カットの最後に、捨てセリフみたいな感じで、状況説明する事が多い。これが、テンポが早いにもかかわらず、観客が置いていかれない隠し味になってる気がする。この辺は、まだまだ研究の余地がある。

ウィル・ビー企画 @kamenp

あと「罰を変更、便所掃除だ」のシーン(笑)。あれ「キッツいギャグだなあ」と思ったら、削除されたシーンで、ちゃんとフォローがあるのね。みんな大口が銃殺されたと思ってションボリ飯食ってたら、帰ってきて幽霊だと思って大騒ぎになるという(笑)。いいシーンだけど、いらないと言えばいらない。

ウィル・ビー企画 @kamenp

しかしジャッキーとユン・ピョウが道場で組み手してるシーンは良く切ったよなぁ。関節技主体だから、ちょっと早いというか、時代が追いついてないんだよね。昔「プロジェクトAにはカットされたジャッキーとユン・ピョウの戦いがある」って聞いて「ホントかよ！」と思ったけどDVD時代にやっと見れた

ウィル・ビー企画 @kamenp

「プロジェクトA」を見たあと、DVDの「削除されたシーン」見ると、「うわ、これを切るのは思い切ったなあ」というシーンばかりで勉強になる。ギャグパートの説明みたいなシーンをバッサリ切ってんだよね。「わからない奴にはわからなくていい！」みたいな。その代わりテンポは恐ろしく良くなってる

ウィル・ビー企画 @kamenp

84年て個人的には奇跡の年で、この年に日本公開された「プロジェクトA」と「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」は、この時代にしては異様にテンポがセッカチなんだよ。まだ家庭用ビデオが普及してないのに、完全にビデオ時代がテンポ。

ウィル・ビー企画 @kamenp

「プロジェクトA」は絶対、大スクリーンで見た方がいい。アクションの凄さばかり語られるが、膨大なフィルムを106分にまとめた、神の編集。この映画、わ見ると、「なんでもかんでも説明しなくてもいいんだなぁ」という事がよくわかる。

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「プロジェクトA」に関しては、テレビの特番とかで、時計台落下のシーンと自転車チェイスがガンガンながれ、もうノリとしては「カメラが捕らえた決定的瞬間」みたいなものだった。しかしこの時ジャッキー来日してなかったんだよなぁ。まるで来日したかの様な露出量だった。当時の宣伝おそるべし。

ウィル・ビー企画 @kamenp

84年は正月に「ドラゴン特攻隊」「キャノンボール2」春に「プロジェクトA」GWに「成龍拳」夏に「五福星」冬に「スパルタンX」という凄い年だった。春夏秋冬ジャッキー・チェン！今の戦隊とライダーとプリキュアの映画の公開ペースを一人でやってる様なもので、しかも興収は上回ったりした。

大成龍祭2011 @daiseiryusai

まもなく19日より「プロジェクトA」(日本公開版)が30年ぶりに全国拡大上映されますが、それに先駆けて先月上映されたのが「スパルタンX」(日本公開版)。本日はその30年前の公開日です！前年の「キャノンボール2」に続き、2年連続で正月映画の顔となり、ジャッキー人気絶頂のときでした。

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「プロジェクトA」(日本公開版)を劇場で上映するのは1996年「ファイナル・プロジェクト」公開時のイベント上映以来18年ぶり。2012年京橋でのフィルムセンターでの上映からだと2年ぶりとなります。是非本作は劇場でご覧頂きたいですので、皆さん、告知等のご協力よろしくお願い致します。