幻歴345年――― 世界は、魔王マトリョーシカ率いる魔王軍に支配されていた。 世界の大部分を手中に収めた魔王は、次なる標的を定める。 バファリン王国の姫君であるミライを自分の花嫁とすべく連れ去ったのだ
2015-05-20 20:02:48姫が攫われてから数日後、国王は姫の奪還をとある者に依頼した。 かつて、世界を平和に導いた伝説の勇者たちの末裔たちである………
2015-05-20 20:03:14ユウキ(勇者)「さて、俺たちは今魔王城の前にいるわけだけど」 ラック(剣士)「えらくはしょったなぁ」 ヒヨリ(魔法使い)「それは言っちゃだめだよラック兄ぃ」
2015-05-20 20:04:01ユウキ「ここに、ミライがいるんだな……」 ラック「そういうことだな」 ヒヨリ「ミライちゃん……」 ユウキ「……よし、いくぞ!」
2015-05-20 20:04:16ミライ(姫様)「マトさーん、お腹すいたぁ~」 マトリョーシカ(魔王)「うーん…そう言われても今食い物ないからなぁ」 ミライ「じゃぁ町まで行ってなにか買ってきて」
2015-05-20 20:05:00マト「ミライちゃん、俺魔王だからね?町に行ったら騒がれるからね?」 ミライ「大丈夫!角折って翼もぎとったらバレないから!」 マト「それめっちゃ痛いからな!痛い目に遭ってまで買いに行けと!?ふぉん!?」 マーク(配下)(仲良いなあの二人…魔王と囚われの姫なのに…)
2015-05-20 20:05:09ガチャ ロキ(配下)「大変です魔王さま!勇者たちが勝手口から攻めてきました!」 マト「そうか、ついに――て勝手口から!?台所から侵入したん!?」 ロキ「いかがいたしましょう?」 マト「うむ…配下の者に伝えろ。勇者を見つけ次第こr――」
2015-05-20 20:05:48ダッダッダッダッ ガチャ ユウキ「見つけたぞ魔王!」 マト「来るの早いなおい!」 マーク「それはそうですよ。台所からこの部屋まですぐですから」 マト「それ近すぎない!?ここ魔王城だよね!?」 ロキ「魔王城という名の平屋ですよ魔王様」 マト「二階建てですらなかった!?」
2015-05-20 20:06:57ユウキ「さぁ、覚悟しろ!」ヴォン マト「ライト○イバー!?ジェ○イの騎士だったの!?」 ロキ「魔王様!ここはお任せ下さい!」ヴォン マト「もう完全にスター○ォーズだよねこれ!!」
2015-05-20 20:07:24ミライ「ヒヨリ姉ぇ~♪」 ヒヨリ「ミライちゃ~ん♪」 ギューッ マト「うん、もうカオスすぎて収拾がつかないなこれ」 ラック「さて、マトさん…どんな理由があるにせよ、女の子を攫ったわけだから」
2015-05-20 20:08:06