楢葉町 住民懇談会(2015年6月28日 品川)満田夏花さんツイートまとめ
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品川にて、楢葉町の住民懇談会が開かれています。資料より。 pic.twitter.com/nP8ltEG2pl
2015-06-28 13:26:48楢葉町住民懇談会の資料より Dシャトルで町職員15名の被ばく線量データを測定したところ最大で1.52mSv/年、平均1.12mSv/年とのこと。 pic.twitter.com/5Ga0cPHPAC
2015-06-28 13:33:56楢葉町住民懇談会➂ 住民:庭にフレコンパックが山積。それがなくなってから解除ということにはいかないか? 井上参事官:胸が痛む。ただ、フレコンパック自体が危険というわけではない。また避難指示解除は、「帰れ」というわけではなない。
2015-06-28 13:49:14住民:いつまであれ(フレコンパック)はおいておくのか? 環境省:なるべく早く撤去する。 住民:なみくらにつくる償却施設について。煙や排水などは? 環境省:焼却炉については、なみくら地区の地権者にご承諾いただき、設置に向け準備していている。
2015-06-28 13:51:53楢葉町住民懇談会⑤: 住民:焼却施設の運転が終わってから帰る、というのはだめなのか? 井上参事官:焼却施設は危険ではない。帰りたいという人もいるのに、それをもって、「帰ってはだめ」とするのは適切ではない。
2015-06-28 13:53:48楢葉町住民懇談会⑥: 住民:除染やリフォームの仕事をしているが、あまり人はいない。避難指示解除は、「決定」なのか? 井上参事官:避難指示解除をお盆前にしてはどうか、というのがわれわれの意図。 住民の方々、議会の意見も踏まえて、最終的に判断。つまり検討中。
2015-06-28 13:57:03楢葉町住民懇談会⑦: 住民:林とか除染は進んでいない。スギ林とか、0.8とかある。そこに帰ってください、というのは心配。すみたいとは私は思わない。水の件だが、「安全」といわれても安心できない。水は買っている状況。 解除を急いでいる意図は何か?
2015-06-28 13:59:42井上参事官:ほかの町を勧めるために楢葉の解除を急いでいるということはない。ただ、避難指示がでていることによる弊害も大きい。 ひとつは仮説借り上げ住宅の長期の生活は、健康によくないという県立医大のデータあり。 町の復興を進める上で、避難指示がでていることは不利益が大きい。
2015-06-28 14:01:47楢葉町住民懇談会⑨ 配布資料によれば、平成26年7月~11月のデータでは、31.7%が0.23μSv/時(国の式で年1mSv相当)以下。68.3%がそれ以上。 宅地で平均0.3μSv/時、農地0.41μSv/時、森林0.68μSv/時、道路0.36μSv/時
2015-06-28 14:08:45楢葉町住民懇談会10 住民:はかっているから水は安心、というのは間違い。なぜダムの底の泥をとりださないのか? 環境省?:木戸ダムの固定の土砂がセシウムを吸着しているので、水には不検出。 現在の浚渫技術では、こういう深いところの泥を取り出すことはできない。
2015-06-28 14:14:42楢葉町住民懇談会11 松本楢葉町長:いずれ解除になる状況において、解除されないことでリフォームなどの企業が入ってこれない。それによって、雇用がないので若者もかえってこれない。
2015-06-28 14:20:41楢葉町住民懇談会12 住民:測定値はともあれ、実際に住民は水を買って飲んでいる。底の泥を取り除くべき。 (ちなみに、配布資料によれば、木戸ダムの底質のセシウム濃度は10,800Bq/Kg、水質は検出限界以下。ストロンチウムは底質では2.3Bq/L。河川水からは0.001Bq/L)
2015-06-28 14:24:51楢葉町住民懇談会13 住民:測定値は、水が混濁していない状況のもの。セシウム以外の放射性物質が図れていない。濁水の中のストロンチウムがどうなっているのか。20mSv以下のところに住民を帰すということはある程度納得しているが、重要なのはなるべく被ばくしないようにすること。
2015-06-28 14:30:37楢葉町住民懇談会14 住民:重要なのは、放射線管理区域の標識をきちんとつけること。年5mSv以上の場所には、住民がうかつに立ち入らないようにするべき。妊娠している女性は、1mSv以下にしなければならない。これは放射線施設で働いている人でさえそうなので、一般人はなおさらのこと。
2015-06-28 14:32:48楢葉町住民懇談会15 住民:楢葉町がいままで解除された他の町と違うところは、①原発立地のまちであり、いままで国が「原発は安全」と言ってきた、②全町民が避難し、つながりがきれてしまった、生業も失われた、➂防潮堤がなくなった。→それなのに、住民を帰してしまってよいのか?
2015-06-28 14:37:04楢葉町住民懇談会16 環境省:木戸ダムの底質のSrは2.3Bq/Kg、セシウムは10800Bq/Kg。セシウムに比べればストロンチウムははるかに低い。
2015-06-28 14:40:13井上参事官:20mSvになったら解除、というのは通常「高い」という印象を持たれている。100mSv以下であきらかな病気の増加は認められていない。そして、楢葉町の現在の状況は、20mSvよりもはるかに低い。
2015-06-28 14:42:02井上参事官:放射線管理区域は、放射線をつかっている事業者に対して、年5mSv以上は「管理区域」として管理しなければならないというものだが、「5mSv以上だと健康に影響がある」というわけではない。
2015-06-28 14:42:40井上参事官:5mSv以上の地域について、標識をたてて、立ち入り制限をすることは、「安全」という意味では不要。 地域コミュニティが「安心」という視点で取り組むのはありうる。 (低線量で?)人間に健康影響が出たという研究は、私が不勉強なのかもしれないが、そういう科学的知見はない。
2015-06-28 14:45:41楢葉町住民懇談会19 森本・資源エネ庁原子力損害対応総合調整間:帰還に伴う損害についての賠償もはじまっている。家の確保についての賠償あり(住居確保損害賠償)。
2015-06-28 14:51:12楢葉町住民懇談会20 住民:妊娠した女性が1mSv以下の環境におかねばならないのは、これは法律。線量が高い区域に住民が高いところにおかれないのはあたりまえ。職業人に適用される放射線防止規則が、一般人に適用されないのはおかしい。 井上参事官:法律の解釈論をくりひろげるつもりはない。
2015-06-28 14:54:31楢葉町住民懇談会21 後藤・副本部長:国としては、まず安全を確保。なるべく安心を確保していきたい。長期的な地道な努力によってやっていきたい。 すでに事故から4年。地域をどう復興・再生していくのか。全員がすぐ帰れる状況ではないことは理解していくが、帰れる人が帰って復興をやっていく。
2015-06-28 15:08:24当日資料
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