ファルクリース地方のとある祭壇にて。スクヨはある儀式を行っていた。 ス「アアァイディイイルマスタアアア!! 私の寿命500年と引き換えに貴方の力をくれたまえええええ!」 pic.twitter.com/Y0s8SwHt3o
2016-05-28 00:00:12オタマが死ぬ時を虎視眈々と窺いつつ常に己の死霊術を高めるスクヨ。彼女はソウル・ケルンのアイディールマスターと寿命を使った取引を行い強力な死霊術を使う事を可能としているのだ。既に彼女の寿命は本来のエルフの半分になっている
2016-05-28 00:03:02とりあえず契約を更新は終わらせたスクヨは早速死霊術研究目的に墓を暴くためファルクリースの街を訪れた。しかしデッドマンズドリンクを通りかかった時、スクヨはある事に気づく。 ス「ん? 死霊の気配。あの宿屋に死霊がいる?」 pic.twitter.com/U84qdfxxuy
2016-05-28 00:13:11ス「しかもこのマジカ。相当強力な古代禁術の類ね。何でこんな田舎にそんなのが? しかも束縛されてる感じもない。多分このアンデッドを作った人は天才だけど維持管理が苦手なダメ人間と見たわね」 pic.twitter.com/5LNzEdw0dv
2016-05-28 00:17:35中に入ってみると特殊なマジカをびんびんに放つ一人の男性が ス「こいつだ間違いない。すごい完全独立型でしかもほぼ生者と同じじゃん。こんな生前と同じ形で体の機能と魂を存続させているってこれもう死霊術の革命よ。ほんとに何でこんな所に?」 pic.twitter.com/bdLrBeFRhw
2016-05-28 00:28:24ス「早速インタビューよ。ちょっと、隣座っていいかな?」 サリクス(以降サ)「え? 別に構いませんが」 ス「ありがとねぇ私ちょっと君興味あるのよ。この宿屋に入る前からティンと来たんでね。色々質問したいんだけどいいかな?」 pic.twitter.com/HjG5iJeDYh
2016-05-28 00:36:46サ「えー? 突然何でしょうか? いきなり僕に興味があると言われても困りますよ~」 ス「ああごめんね。私はスクヨっていう死霊術専門の魔術師でね。君の体に興味があるのよ」 サ「か、体?」 ス「勘違いしないでよそういう事じゃない」 pic.twitter.com/Qp9XyxOviz
2016-05-28 00:47:19ス「じゃあ気を取り直して聞くけど、君を作ったのは誰?」 サ「作った? まあ覚えてませんけど普通に僕の両親では?」 ス「違う違う、君が死んだ後復活させた人の事よ」 サ「死んだ? 確かに師匠に助けてもらいましたけど死んではいませんよ」 pic.twitter.com/ffHf5AicPr
2016-05-28 00:56:22ス(あ、これ自覚ないパターンだ。この手のは自分が死んでいると知ると何が起こるか分からないからね。これは無しだ)「いや変なこと聞いてごめんね。じゃあ何故君の師匠は誰?」 サ「一応アティスっていう人です。あまりいい人ではありませんよ」 pic.twitter.com/0UY48e82y2
2016-05-28 01:03:50ス(アティス? 聞いたことあるわね。確かあまりいい噂を聞かない人だったけど、あそこで飼育されてるスケルトンは一体貰いたいのよね) pic.twitter.com/u5JWS4k9sg
2016-05-28 01:08:48その後も色々と話をしている内にサリクス君もまた優れた死霊術師だと知ったスクヨ。ある事を思いついた ス「そうだ!」 サ「わ! 一体どうしたんですか?」 ス「君にちょっと手伝ってほしいことがある! 私には殺したい人間がいるのよ!」 pic.twitter.com/pq3tnzlHqS
2016-05-28 01:26:51サ「えー? まさかそれを僕に手伝えと?」 ス「その通り! そいつは完璧に私好みの体をしてる癖に心根はクソの極みともいえる女よ。だからその肉体をクソ魂から救い出したいんだけどあいつすごい強いから私一人じゃ無理なのよ」 pic.twitter.com/Ig8EIduFwL
2016-05-28 01:36:54サ「でも僕面倒事はちょっと…」 ス「もちろんタダとは言わんわ。スクゥーマたくさん奢ってあげる!」 サ「う~ん仕方ないですね」 ス「よっしゃ交渉成立ね! 待ってろオタマぶっ殺してやるわ!」 pic.twitter.com/ygPhf0YZDf
2016-05-28 01:47:00という事でオタマ抹殺の為に二人の死霊術師がタッグを組む事になりました。多分明日オタマと戦いますよ~ pic.twitter.com/6G2TwGNQEn
2016-05-28 02:04:12