どう築く「一億総活躍社会」-女性やチャレンジドがより輝く社会を　セミナーに行って来ました。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

どう築く「一億総活躍社会」−女性やチャレンジドがより輝く社会を 日経グローカルセミナーに大手町の日経ビルへ。 村木厚子元厚生労働省事務次官と社会福祉法人プロップステーション理事長の竹中ナミさんの講演です。 prop.or.jp

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

女性の活躍については、村木厚子さん。 女性の就業率と出生率はほぼ相関関係、伊、ギリシャ、スペイン、韓国、日本は、低く、北欧やアメリカ等高い。ドイツは就業率は高でも出生率は低め。 女性の働きやすさランキング日本101位、良くなっているが、相対的に他の国がさらに良くなっている。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

女性の就業継続について、労働時間の長さがネック。労働時間の短縮と柔軟さが必要。日本の男性の家事育児時間1時間、相当頑張っているが、欧米の3分の１程度。その時間と出産後の仕事の継続と第2子以降の出生率は相関関係がある。 pic.twitter.com/fXKfFVTqgz

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山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

女性活躍推進法、28年4月から施行、10年間時限立法。女性の登用などの分析をして公表させるだけ法律。それでも効果は高いと期待している。 経済の成長について、ワークライフバランスやフレックスタイム導入など女性の働きやすさへの取り組みが生産性向上につながっている。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

竹中ナミプロップステーション理事長 障害者という言葉、さし障り、がい、ポジティブなイメージない。ハンデキャップ、アンナブルパーソンをチャレンジドと海外では変えてきた。 チャレンジドを納税者に、プロップステーションを立ち上げた。 pic.twitter.com/Y71dYjrYyw

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山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

障がいのある子とプロが出会い機会がない。優しい面倒をみてくれるプロはいるが、例えばクッキーを焼く、素人の趣味程度の人が教えても、一般に売れるクッキーは作れない。 養護学校の先生、プロップに絵が好きな生徒連れてきた。PC、ネット活用のプロがイラストを描くことを教えた。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

企業からカレンダーのイラストのオファー、プロップの子数人で対応、プロップスタッフは先方との交渉、応募者は自宅で作成、メールで連絡。全て在宅でOK。一人の子が選ばれた。親は最初怒っていた「この子に夢なんて見させないで」生れて初めて稼いだお金が振り込まれた。 親も変わった。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

かわいそうと言う言葉は、魔物。気の毒な子、決して自分のライバルにならない子。「税金を払える人になりなさい」とは言えなくなる。 フォーザチャレンジドをバイザチャレンジドへ。 一億総活躍社会社会というならそうならなければならない。ナミネー談。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

ナミネーの長女は重度心身障がい者。小さな赤ちゃんと同じ、ナミネーは、ベイビータイプと呼んでいる。社会とのつながりを求めて夫の理解を得られず離婚。住む家もない、共倒れと言う時に、国立病院でお世話になる。ひと月今のお金で100万円ぐらいの税金が使われている。税金の事初めて意識した。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

プロップステーションでは、どれだけの障がい者が自立できたのか。何千人もプロから学ぶ経験はした。スキルを身に受けたのはその１割程度、雇用につながったのはさらにその１割程度。 障がい者の雇用率のような、企業に重度の障がい者に仕事を出すモチベーションが生まれるシステムがない。

山中基充 （もとみつ）鶴ヶ島市議会議員 @yamanaka_

でも、そういう企業も出てきている。 村木ー女性の活躍には、働きやすさと働き甲斐の二つの座標軸が必要。働きやすさだけだと働かないけど辞めないという弊害。働き甲斐だけだと誰かの犠牲の上に成り立つのでは長続きしない。 最後は場内からも質問を受けて以上でセミナー終了。