【同人TRPG】推理ドラマTRPG『卓上サスペンス劇場に関してのまとめ

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

今日も卓上サスペンス劇場こと卓サスについてダラダラと。システムの特徴と設計思想ですか。結構大変なのですよこれｗ #TRPG #卓サス

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まずは「事件表」から見て頂きましょう。初公開かな？サイコロフィクションの特技表と作りはほぼ同じですが、キャラクター固有の話ではなく、事件全体を表すものとして使用します。机の上にこのシートを置いて捜査を進めていきます。 #卓サス pic.twitter.com/2ja0nm0Rce

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先ほど出した「事件表」にはシナリオで事前に設定されている「真相」があります。つまり正解がある。その正解を探していくことが事件の捜査となります。「場所」「痕跡」「トリック」「証拠品」「動機」「人物」の正解（このことを「確証」と呼ぶ）６つを探し出すと真相判明になります。 #卓サス

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解説用の図をこちらに用意しました。〔手がかり〕と呼ばれるものを「フラグ獲得」によりＧＥＴしていきます。フラグ獲得とは判定したダイスから１つダイスを選びその目が「フラグ」になります。フラグに対応した列から〔手がかり〕がランダムで出ます pic.twitter.com/88mJaNkQ1K

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図、も一度タグ付きで。〔手がかり〕は〔確証〕と〔ハズレ〕の２種類のどちらかになります。「注意」の判定で〔手がかり〕がどちらか判別しますが、一つ一つやっていると普通は手番が足りません。そこで「推理」の判定が登場します。　#卓サス pic.twitter.com/xXWoQzONZD

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「推理」の判定では「チェーン」という確証と確証の繋がりが判明します。下の列の間にある数値です。隣通しの列の確証通しの段差がチェーン。これにより手番を少なく、効率的に〔確証〕を探ることができます。 #卓サス pic.twitter.com/QKT4kc9398

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〔手がかり〕は判定毎にフラグを１つ獲得して順次増やしていきます。事件を捜査してゆくと「勝手に」埋まってゆきますが、出目が偏ると欲しい列の〔手がかり〕が出てこなかったりします。ただし【煩悩】での判定だけはフラグが２つ獲得できるので「ブラブラしている」のに意味があります　#卓サス

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余談ですが左右の２～１２の数値は全く使用しません。敢えて言うならＧＭがシナリオ作る際にランダムで色々決定できるのが特徴です。表を見ながらダイス降ると色々な事件が生み出されてゆくので、シナリオクラフトとしても優秀かもしれません。　#卓サス

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設計思想としてはまず「事件」そのもののビジュアル化することで卓の全員で手軽に楽しむため。そして真相に至るまでの「筋道が繋がる」イメージを持ってもらう事で推理ドラマを体感して欲しいため。あとは「ミスディレクションとその可能性の示唆」が体験できるようにです。　#卓サス

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さっきのＰＬ側視点での効果でしたが、ＧＭ側からすると「シナリオ作成の簡略化」が大きいかな。それと情報の渡し忘れや矛盾による破たんの排除もあるか。とりあえず事件表が埋まればどんな真相でもＰＬは探ることができるので事故りません。コナンばりのヤバいトリックも全然ＯＫ！（笑）　#卓サス

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

とりあえず事件表はこんな感じですか。これ、進めていくと結構楽しいんですよ。ヘンテコな推理も成立しそうになって「マジか？」みたいに盛り上がるんす。 そうそう。判定システムとか特技も独特なんだけど、それはまた明日にしましょう。 #卓サス

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今日も呟きます。まずは判定。 【能力値】個のダイスを振り、そこから好きな数のダイス選択→合計＝達成値 その後余ったダイスから１つダイスを選択＝フラグ獲得 達成値算出とフラグ獲得に使用したダイス数＝疲労となる。 #卓サス #TRPG pic.twitter.com/nq34YQjvFK

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この判定の良いところは疲労すれば、ほぼ成功するところ。でも欲しいフラグの目とかそもそも疲労が溜まりすぎてマズい、とかそういうところで判断を楽しむ要素があります。またゲーム時間単位の「チャプター」中に疲労できる数は限られているのでＰＣ間で判定数が緩やかに揃うのも良いです。 #卓サス

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

犯人の心理状態をあらわすシート。駒を置いて使います。犯人がどの【能力】からの介入を気にしているのかを表します。逆に犯人の気が緩んでいる能力で判定することで「追究」したりします。これは判定するごとに矢印方向へ移動します。 #卓サス pic.twitter.com/sF2fiidL3W

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これは特技のデータページ。初期状態では各ＰＣが３つ持ちます。面白いのは「コスト」。コストには「タグ」と呼ばれるＰＣの属性を使用します。〔職業タグ：サラリーマン〕とかをコストにします。　#卓サス pic.twitter.com/iBjuIs74YA

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タグは「職業」「印象」「趣味」「物品」「感情」「因縁」の６種があって、キャラクター作成時に前半４つを決めます。ＰＣのイメージを固めるのにとても便利な上、コストとして使用する時にロールプレイを少し織り交ぜると非常に「らしく」機能するのも楽しいです。 #卓サス

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

あ、設計思想か。えーと判定に関しては「選択が楽しくなる」の一点ですかね。失敗しない（しづらい）のも非常にポイントが高くて、ストレスは溜まらないんだけど適度に悩めるようになってます。これも随分この方式思いつくまで大変だったなあ。やってみると思った以上に斬新で楽しいです。 #卓サス

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

判定以外のものは基本的にＰＣ（探偵役）に調子に乗って楽しんで貰えるようにデザインした結果のものです。犯人の裏をかいてみたり、心理読んでもらいたいんですよ。あと色々やって探偵には「キャラクター性」が超大事だという結論になったのでロールプレイのサポートを重視してます。　#卓サス

なめくじ たべぞう @namekuji_tabezo

最後に。今回ガッツリ刷ってしまったので絶対売り切れませんので（笑）他の本命や激戦区を戦い終えてから、もし余裕あればごゆるりと弊サークルスペースへ足を延ばして頂ければと思います。どうぞコミケ当日もよろしくお願いします。 #卓サス