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虚淵先生、わりと毎回おなじようなテーマやモチーフが出てくることはよく言われるけど、にもかかわらず先が読めない話が多いのはすごいよな。
2016-09-15 03:23:06@shinkai35 「どうせ人間の成れの果てなんでしょ」は過去作知ってる人には大抵先回りされて実際そうだったりするんですが裏を返せばそこ以外はあんまり予想通りに展開した事無いんですよね
2016-09-15 03:26:13@shinkai35 主人公は大体普段は迷っていて決意した瞬間特攻する馬鹿なんですけど、その性格がどういう風に物語を左右するかが結構変化しますよね
2016-09-15 03:29:11@MIOzockNEO かなり意図的に読者を騙してひっかけたりしているはずですが、そういうどんでん返し的ストーリーとテーマ性とを両立させて、先が読めないにもかかわらず終わってみると必然的にそうなるよなという話の流れになるのがすごいですね
2016-09-15 03:33:43@shinkai35 マンネリにはしないというか、予想は裏切り期待は裏切らないみたいなのを体現してるから何だかんだ飽きられず支持されてるのではないかと
2016-09-15 03:34:31@MIOzockNEO ストーリーがそもそもかなり複雑な気がしますね。どこにひねりがあったのかよくわからんくらいひねりを入れてくる。
2016-09-15 03:43:31@shinkai35 基本的には物凄いシンプルなんだと思うんですけどね、信念と信念のコンフリクトを描きたいってのは共通してると思います
2016-09-15 03:44:29@MIOzockNEO あー、それはそうですね。えーとですね、サイコパスだったら、おかしいシステムの警察なわけだからそこに疑問を抱くことになるって話の展開は王道だと思うんですけど、きっかけをあの銃なしでは槙島を撃てなかったって話に持ってくるのが非凡だと思うんですよ。
2016-09-15 03:50:54@MIOzockNEO エヴァもおかしいシステムの正義の組織だから疑問を抱くことになるって話ですが、そのきっかけはトウジを殺させられるところだったとか、まあ王道だと思うんですよね。
2016-09-15 03:54:23@MIOzockNEO くわしくは覚えてないんですけどサイコパスはドミネーターなしでは槙島を撃てなかったというエピソードで、自分は気づかぬうちに責任とか主体性とかをシステムに丸投げしてたんじゃないのというテーマが出てくるんですよねたしか。
2016-09-15 03:58:05@shinkai35 同じくちゃんと見直さないと思い出せないところですが、寧ろ自由意志で撃てる銃を渡されるけど撃てずに人質(友人)を殺されるみたいなエピソードも有りましたよね、善悪の相対化を味方だと思っていた存在が敵だった、とかのレベルで片付けずにもう一歩徹底させているというか…
2016-09-15 04:02:25@shinkai35 でしたか、まぁ何というか「モンスターになってまで現行のシステムを破壊した先に果して理想は待っているのか? 寧ろ踏み留まってシステムに反骨しつつ折合いの付け方を見付け出す方が格好良いのでは?」みたいなテーマが多いですよね
2016-09-15 04:05:21@MIOzockNEO まず組織に疑問を持つきっかけが、組織自体が直接悪を行ったことではなく自分の行動(槙島を撃てなかった)にあるのがすごいと思うんですよ。
2016-09-15 04:05:56@MIOzockNEO まあドミネーターが槙島に作動しなかったこと自体はあのシステムの欠陥なんですが、例えばあそこで、ドミネーターが作動しない→シビュラシステムはおかしい、というだけの話に終わっていたら面白さは数段下がっていると思うんすよ
2016-09-15 04:10:46@MIOzockNEO ドミネーターが作動しない→銃を槙島に渡されこれで撃ってみろ→撃てない、というエピソードが足されることによってものすごく迫力増してて、ああいうところがすごいと思うんですよね。
2016-09-15 04:13:17@shinkai35 その辺は同感です、まぁその辺を面倒臭く感じる視聴者も居ると思いますがそれ以上に興味深いと思う人も多いから支持され続けてるのでしょうと
2016-09-15 04:15:16@MIOzockNEO インタビューで結構くりかえし触れていますね。左翼だったお父さんはソ連をユートピアだと思っていたが、だんだんそれはちがうと気づいていったみたいな話をしてましたたしか。
2016-09-15 04:15:28