「聞きたいことと違うだろ?」 「おとぎ話じゃないんだぜ」 そう語るルキーニがファンタジーであってはいけない。 だからルキーニは他とは違う異質な存在。
2016-09-25 22:49:24【一人会】 成河さんにとってのルキーニという役② ・エンターテイメントとしての存在、ストーリーテラーとしての存在、実在の人物という3本柱のどれが欠けてもダメ。 ・ルキーニの歪さを出すために左右非対称の化粧をすることになり、帽子で片目を隠したりしている。
2016-09-25 22:51:29今回振付の小尻さんのダンスはコンテンポラリーなので ちゃんとした振付はあるけど解釈は個々の自由。 もう「卒業」(笑)したオープニングのルキーニの振付はマクベス夫人症候群を意識。(何度も血を拭うやつね)
2016-09-25 22:53:56本人も気に入ってたけど イケコ先生にブレヒト的だと言われた(笑) (異化効果ってことかしら?) 最初から異質なのではなく徐々に変わって行って欲しいみたいな。
2016-09-25 23:00:19一人会参加に当たって実は、エリザベート(ルキーニ)について勉強不足だし良いのですかお邪魔しても?ましてや成河さんのお芝居だってたくさん見ているわけでもないのだし…って。でも例えば解らないことがいつか、降ってくることがあるかもしれない、思わぬ繋がりを生むかもしれないそう思った今日。
2016-09-25 23:01:06@eriza86 知りたいと思う気持ち。しなやかに耳を傾ける在りかた。受けとるためには自分の準備も必要だよ。まぁでもマイペースでね。
2016-09-25 23:02:11あそこのルキは後ろの方達の振りを先取りするってのがとりあえずの決まりらしい。 今はかなり溜めて(ゆっくりと)やってますよね。(最後の手の平を向けるとこで揃う)
2016-09-25 23:08:04【一人会】 『エリザベート』は、BWやWEとは違う退廃的な歴史劇を作りたいということでクンツェ&リーヴァイが生み出した作品で、ウィーン版は日本版よりももっと歴史劇になっていて、哲学的なセリフも多い。でも、それをそのまま日本に持ってきても文化が違うから受け入れられないだろうと、 ▼
2016-09-25 23:18:16【一人会】 ▲ 小池先生が大幅な改訂をした。それをしようとした小池さんがすごいし、受け入れたウィーン側も懐が深い。と、成河さんは話しながら、そういうことが「ミュージカル『エリザベート』はこうして生まれた」に書いてありますってまた本の宣伝してた(笑) よっ、宣伝部長!
2016-09-25 23:19:17@emilyoshiyoshi 私なんて勉強不足だから、もしもあてられたらどうしよう、目を合わせないようにしようかな…とか、間違ったこと言っちゃったらどうしよう…とか、ドキドキしてたのに。どんなことでも受け止めてくれて、肯定してくれて、ほっとした。(私が発言したわけじゃないけど)
2016-09-25 23:20:40【一人会】 文化の違いについては、例えば「死と踊る」という意味が自然に理解できることとか、カトリックでは自殺が重い罪であることを挙げてたかな。 あとは歴史。日本人が幕末の歴史を知っているようには理解できないから、そういう部分を排除したのはよかったと言ってた。
2016-09-25 23:30:12【一人会】 そういった文化の違いを乗り越えて、日本人(当初は宝塚)にわかりやすくするために取り入れたのがラブロマンスで、そのために作られたのが「♪愛と死の輪舞」。ただ、ラブロマンスだけにしなかったのが小池先生のすごいところで、それだけだったらこんなに長く愛されなかったかも、と。
2016-09-25 23:34:36成河さん一人会初参加してきました。皆さん仰ってる通りどんな意見も受け止めて下さって、決して決めつけることをしない成河さんの懐の大きさに感動…客席に芝居を投げかけて客席からの反応でまた芝居を作っていくんだろうなあと。観客も芝居を作る要素なんだなあ。
2016-09-25 23:38:09【一人会】 日本版エリザは歴史劇とラブロマンスという二面性があり、水と油のようなこの2つがうまく混ざり合って美味しい小池製ドレッシングができた感じ、と成河さんらしい例えもあった(笑)。 あと、ファンタジー(ラブロマンス)の中にざらりとした感触(歴史劇)があるとも言ってた。
2016-09-25 23:41:33成河さんのお話でシシィの自殺願望云々というのを聞いて、彼女の死への憧れがトートという存在を生み出したんだと思い出した。だからシシィとトートは表裏一体というか、シシィの中からトートが出てきてるんだけど、今のエリザはあまりこの解釈は入ってないよね…。
2016-09-25 23:43:16参加者ひとりひとりに“芝居の稽古”と銘打って宝塚ハードドーナツを投げる成河ちゃん、どっからどう見ても私の最大の沼で日々ピーナッツ売ってる『Peanut Man』そのもの。今は亡き憧れのPeanut Manを思い出してこっそり泣いた。あ、成河ちゃんは背面投げしなかったけれどね。 pic.twitter.com/b0PpbCkHOM
2016-09-26 00:12:12【一人会】 エリザの作品としての二面性の話の続きで、きっちり完成された作品ではなく、常にそのバランスに揺れ動いていて、そのアンバランスさが長く続いてる秘訣ではないか、と。揺れ動きを演者も楽しんでるとも話してた。
2016-09-26 00:19:06成河さんの素晴らしいところは、「演出家の意図から外れたことはしない」と仰りつつ、「感想に間違いなんかない」と言い切る深さだと思いました。※意訳 で、観客の話に真摯に耳を傾ける(受け入れる)姿勢と。舞台観るのって楽しいなぁ、って素直に思う。そもそもご本人が楽しいんだろうな。
2016-09-26 00:25:24成河さんてやっぱ凄い!と思ったのが あんだけ緻密に考えてルキーニを演じてるのに それが正解だとは思っていないところ。 自分がどうやってるか説明しても そう見て欲しい訳じゃないみたいな事を言ってて。 あたしの知ってる限りでは、そんなスタンスの人いなかったから すごい驚いたんだよね。
2016-09-26 00:26:01(ルキーニを演じる時に)舞台上でやってたことを参加者に見せた時も それをやる事で、次見る時にそこばかり気になっちゃう事を気にしてたのも印象的でした。 物語の中の意図的でない所で不自然に目立つことはよくないと。 だから、成河ルキーニって自由に動き回ってるのに邪魔に見えないんだね。
2016-09-26 00:38:19成河氏プチ一人会④ 参加者を見渡し「玄人が多そうだなw」と言って話し始めた成河氏 エリザベートという演目は知っていたが生で観たのは去年が初めてだそう 「僕はまだ1年目でまだまだ勉強中、皆さんの方がよっぽど観てる」と仰るが、演じてる人の話は違うし、成河氏の言葉はストンと落ちてくる
2016-09-26 00:47:47一人会本編でしゃべり倒したのに← 最後のお見送りも一人一人と質疑応答してて、それも凄いなと。 あたしの下らない話もちゃんと聞いてくれてありがたい限りでしたo(*⌒―⌒*)o
2016-09-26 00:53:36