【ミヤコ幼稚園vs白い山の赤いヤツら】#1・#2
- kosn_ninja
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きれいな水色の髪の少女は言った。「私の名は、ナスターシャ・カラシニコフ。祖父の仇は私が取るわ」「俺らはミヤコ幼稚園。そして俺はイツキ」イツキは言った。「山を案内してくれないか?俺たちは協力できると思う」「分かった。けど、その前に」少女は動かぬ祖父の側に跪いた。#kslbst
2016-10-19 21:54:38「おじいちゃん…どうか安らかに」「いってらっしゃい、ナスターシャ…あまり遅くならないように」ナスターシャと祖父の感動の別れ。コセン・ニンジャは、カメラをすごく近づけてそれを撮った。「終わったわ。行きましょう」「ああ、安らかに」「安らかに…」「どうか、安らかに…」 #kslbst
2016-10-19 21:57:12オオトリは言った。「ねえ、今の生きてなかった?ねえ!」扉の先は、シラガネ山の厳しい冬が待ち受けている。果たして、ミヤコ幼稚園怪奇撮影班は、生きて戻ることができるのか? #kslbst
2016-10-19 22:00:50「ククク…ミヤコ幼稚園か…」シロガネ山のどこか。正体不明な奴ら(そのうちわかる)が、正体不明な場所(屋内)で、正体不明な言語(にほんご)とジェスチャー(にほんご)を使い、正体不明な飲み物(ビール)を飲みながら会議していた。 #kslbst
2016-10-19 22:05:39「ククク…同士チュパカブラは、ミヤコ幼稚園を甘く見たのが破滅の原因よ」正体不明な奴は言った。「俺らなら、まばたきする間に」指をパチン!「皆殺しにできる」「だが、焦りは禁物。今しばらくは様子を見るとしよう」「せやな。我らのメンターを崇めよ!」 #kslbst
2016-10-19 22:09:40「ハッ、馬鹿らしい…」その時、正体不明な奴らとは雰囲気の違う声。「貴様、超勇者バース!今なんと!?」「馬鹿らしいって言ったんだよ。俺は、冬休みに一人で鍋パーティーしようとしたら、お前たちに呼ばれたから、仕方なくここに居るんだぜ」「貴様、メンターに謝れ!」 #kslbst
2016-10-19 22:13:36ちょっ超勇者バース!これはねこちゃんからの影響であると共に彼の人となりを伝えるサービス?ですね!コセンさんのやさしみ… #kslbst
2016-10-19 22:15:19「ハッ、誰がするかよ。俺は鍋の用意をしてくる」超勇者バースは寄りかかっていた壁から離れてあるき出した。だが、少し歩いたあとに正体不明のヤツらに振り返って言った。「その、早く会議終わらせて、鍋食べようぜ。待ってるからさ」そして部屋を出た。 #kslbst
2016-10-19 22:17:26「何だあいつ」「協調性無いよな」「だが、奴の言うとおりだ。ハングリーマン・ノー・ナイスファイト。そろそろ腹ごしらえとしようではないか。我らがメンターの為に!」「「「我らがメンターの為に!」」」シロガネ山の闇は深い… #kslbst
2016-10-19 22:21:58