【東電の説明は倒錯】虎は眠っていた~福島第2原発の燃料冷却システムは「止めた」わけではない20161121

〇正常に冷却できなくなった=不安全への移行 安全側への移行ではない 〇自動停止=//=安全 異常事態の発生 〇今回の事象はフェールセーフではない。 〇今回は虎を檻に閉じ込めていたがそれを開けた状態であったが、たまたま眠っていたという方が正しい 〇しかも止まった原因はわかっていない(現時点) 続きを読む
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道草クー太郎 @KutaroMichikusa

どんな読み方をすればそんな「事実」が現われるのやら。あなたが「正常」と言い張ったところで第二原発のコントロールルームでは冷却異常を告知する表示や警報は間違いなく出ていると思いますよ。 twitter.com/Tom2305_/statu…

2016-11-22 12:27:00
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

なぜそんな無理を押すのかな。

2016-11-22 12:28:46
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

ご理解いただいてありがとう。「安全である」とは、許容できないリスクが存在しないことが確認されている状態を言います。安全確保のために必要なシステムがダウンした時点で許容できないリスクが存在しているわけで、安全が確保されていないことは誰が何と言おうが異常事態なんです。 twitter.com/Tom2305_/statu…

2016-11-22 12:36:18
Tom2305 @Tom2305_

あー、TLに表示されたツイートだけ見るとそう読めたけど、道草氏のTLぜんぶ読んだら確かにポンプそのものにはイチャモンつけてはなかったね。 脊髄反射でひとツイートに噛みついて申し訳ない (^^:ゞ 関連ツイートは削除しますわ twitter.com/KutaroMichikus…

2016-11-22 12:33:10
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

(ウィキ)フェイルセーフ 「なんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に制御すること」 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95… 自信満々で異議を述べている人は頭の冷却システムが異常を来たしていると思われる。

2016-11-22 15:37:45
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

冷却が安全の条件になっているシステムに異常があった際に冷却停止するのが安全側への制御のわけがない。ストーブに喩えるなら、異常があったら燃料絞り弁が全開になるのと同じだもの。それを「正常動作だから異常ではない」「火事になるまでに修復すればセーフ」って、どのへんがフェイルセーフ?

2016-11-22 15:39:37
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

フェイルセーフと言えるためには、異常時に消火機構が作動しないといけない(言うまでもないことだが言わないと分からない人が・・・)。

2016-11-22 15:40:37
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

しかるに、使用済み核燃料の発熱は人間には制御不可能な物理法則。だから冷却水等で熱を外に逃がし続けるという善後策を採用するしか手が無い。制御不能な因子が系の挙動に支配的に作用するシステムではフェイルセーフにするのは困難。そこがこの問題のキモだろう。

2016-11-22 15:41:19
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

檻に閉じ込めている虎は安心して見物できるが、点検のために檻の錠を開かなければならなくなったと知れば、虎が爆睡中だろうが誰もが不安になる。そういう健全な感覚を持つ市民が正しく不安になっているだけで、それに対して「不安を煽るな」と言い立てている方の感覚がどこかこじれている。

2016-11-22 15:43:33
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

(参考)福一4号機使用済燃料プールの構造。tepco.co.jp/nu/fukushima-n…

2016-11-22 19:51:50
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

地震の揺れでプールの冷却水がこぼれ出て水位低下→オーバーフローして流入してくるはずの水がスキマサージタンクに流れ込まない→ポンプで吸い続けているためスキマサージタンクの水位が異常低下→ポンプ停止、ということかな?

2016-11-22 19:52:30
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

だとしたら、なぜポンプを停止させる必要があったのかが分からない。空気を吸い込むことでポンプが機能不全を起こすことを嫌ったのなら、水位回復まで待機か低速運転していればよい。こぼれ出た冷却水を補充する回路に不具合があったのではないか?

2016-11-22 19:53:40
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

ほぼ同じ立地構造の他号機プールが正常に冷却していたこととの違いも説明できる。ま、想像だけど。

2016-11-22 19:56:17
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

こんなふうにあれこれ考えるのも、冷却停止を「異常事態」と捉えるからで、「正常です。安心して下さい」なんて考えてるようでは話にもならない。

2016-11-22 19:59:29
道草クー太郎 @KutaroMichikusa

もう事故から6年経とうとしているのだから、一度くらいは立ち止まって「安全とは何なのだろう」と考えてみたらどうだろう。 twitter.com/ryoFC/status/8…

2016-11-22 20:02:08
toriiyoshiki @toriiyoshiki

報道によれば、東電は水漏れが起きていないことを確認したが、警報が出た原因はまだ調査中だという。してみれば、「不具合が生じた可能性があり」というくらいの表現が一番妥当なところではないか。実際に水位低下が起きていたとしたら、あるいは燃料棒がまだ高温の状態にあれば、対応に緊急を要する。 twitter.com/sasakitoshinao…

2016-11-22 12:11:15
佐々木俊尚 @sasakitoshinao

今度は小沢一郎氏ですか。「原発冷却装置には不具合が生じた」とありますが、冷却ポンプは正常に停止し、点検の後再稼働しただけで、不具合ではありません。どうして政治家ばかりがこういうデマを……。 twitter.com/ozawa_jimusho/…

2016-11-22 11:17:09
toriiyoshiki @toriiyoshiki

前のtweetを多少訂正することになるが、冷却装置は原発の安全の要として常に動いていなければならないメカニズムだから、それが停止したこと自体が「不具合」という認識もあり得ると思う。幸い使用済み核燃料の温度上昇を伴う「深刻な不具合」ではなかった(と推測される)だけで。 twitter.com/sasakitoshinao…

2016-11-22 12:35:24
toriiyoshiki @toriiyoshiki

冷却装置は「停止する」ということ自体が「異常」事態である。安全装置の本来から言えば、水位が下がったと判断すれば別系統の緊急給水装置から水を補給し、原因が判明するまで冷却を確保することが必要ではないか。「水位が下がれば止まる仕様だから正常に止まった」という東電の説明は倒錯している。

2016-11-22 18:46:49
toriiyoshiki @toriiyoshiki

ぼくも言説の不毛な両極化を憂いている。今回の福島第二原発のケースも、危険を煽るのと同様、正常動作だと強弁するのも誤りである。5年以上停止している原発だから良かったものの、核燃料がホットな状態であれば冷汗ものだ。地震に際して想定外の事態も起こり得る警鐘として受け止めるべきだと思う。 twitter.com/katsmos/status…

2016-11-22 15:02:16
kaっちゃん/🍆\ @katsmos

@toriiyoshiki「正しく怖れる」ということは、難しいのでしょうか。最近、 「故意に被害を大きく見せている」vs 「故意に小さく見せている」の論争をよく見かけます。そんなとき先日のETV特集のボランティアで福島をまわる先生の言葉が頭をよぎります。

2016-11-22 14:49:38
toriiyoshiki @toriiyoshiki

「多くの場合は原因を確認する時間がある」…その通りである。「多くの場合」から逸脱する事態に備えるべきだ、ということを繰り返し申し上げている。「安全」とは文字通り「万一の場合」への備えであるべきで、そこを軽視したがために福島原発事故が起きた。その過ちを繰り返すべきではない。 twitter.com/nmaeda2/status…

2016-11-22 22:06:44
Norio Maeda⚧️ @nmaeda2

@clear_wt @toriiyoshiki 全自動が最善だと思い込んでいるのだろう。原因を確認せずに対策するリスクを無視している。温度が限界まで上昇するには7日以上必要なのだから、多くの場合は原因を確認する時間がある。((65℃-29.3℃)÷0.2℃)=178.5時間

2016-11-22 21:35:25
toriiyoshiki @toriiyoshiki

140字の断片の連続投稿というかたちにならざるを得ないので、その一部に反応して当方の発言の趣意を誤解してしまう方が現れるのはやむを得ない。しかし、誤解されたままで終わるのも業腹だから、しつこいようだが今朝の福島第二原発の冷却装置の停止問題についてエッセンスの部分をまとめる。

2016-11-22 22:12:53
toriiyoshiki @toriiyoshiki

今朝のニュースを知ったとき、ぼくが抱いた深刻な危機感を一言でいうとするなら、原子力発電の技術(多くはアメリカから導入された)は地震国である日本に充分にアダプテーションされていない、あるいは極めて等閑にしかされていない、ということだった。

2016-11-22 22:19:23
toriiyoshiki @toriiyoshiki

それはもちろん今日初めて感じたことではない。福島第一原発の事故後、この原発がわざわざ土を掘り込んでまで水面に近い場所に非常用電源を設置したと知って暗然とした。地震=津波の可能性を考えればあり得ない判断だったからである。ましてや、この地域にはかつて大津波に襲われた記録も残っている。

2016-11-22 22:23:35
toriiyoshiki @toriiyoshiki

過酷事故が起きれば取り返しがつかないほどの巨大なリスクを抱える(そのことは一連の取材を通して嫌になるほど実感してきた)原発の基幹的なシステムが、大地震への対応を想定せずに構築されていることへの危機感が今朝のニュースで蘇ったのである。

2016-11-22 22:28:21
toriiyoshiki @toriiyoshiki

東電の説明が正しいとすれば、冷却装置は震度5の地震の揺れによる水位の変化を「水位の低下」と“誤解”して冷却装置を停止させたことになる。地震の揺れによる水位変化を認識できない仕組みだったわけだ。してみれば、今後もっと激しい揺れに際しても同じように反応する可能性が強いことになる。

2016-11-22 22:33:05
toriiyoshiki @toriiyoshiki

今回は第二原発の現場の人たちが的確に対応し、迅速に再稼働できたからことなきを得た。幸いなことである。しかし、地震がもっと激しく、人身や建物に大きな被害が生じたとき、同様の対応ができるという保証はどこにもない。そして、そういう「万一」の事態に備えるのが安全対策であるはずだ。

2016-11-22 22:37:27
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