「AIのAIによる芸術の為の芸術」2016年10月20日(木)18:30~ 第17回AI社会論研究会(秋の芸術会)
- nakaZAWAHIDEKI
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中ザワ「また著作もある。現代美術史日本篇、さらに近代美術史テキスト、西洋画人列伝など。 また特許出願したが、これを何のためにしたのか、売れないとその間特許料がかかるし、でもこれを作った時はこれこそ芸術だという核心があったわけで、その後芸術特許という展示をした
2016-10-20 20:06:36中ザワ「AIが創作した芸術、これに不満がきっかけとなりAI美芸研を作った。 その創作した芸術になにがある例えばディープドリームが作った絵など。面白いが見慣れたらただのプログラムだな、と。自動演奏もそうだが、自律的でないし、翻訳もまだまだだ。
2016-10-20 20:08:34中ザワ「さて私の話した概要が白痴に見えるか見えないかだが、実現可能性があるかどうかがその境目だ。 そうでなければうざい白痴妄想だ。 芸術はどちらでもないしどちらも兼ね備えるとも言える。
2016-10-20 20:09:48中ザワ「さて、実現可能性はあるか。現行のAIが道具である、つまり特化型AIだから道具にすぎないといえる。 では自立性と汎用性を兼ね備えるのが真にAIが作った芸術、しかし必要条件ではるが十分条件ではないだろう
2016-10-20 20:10:43中ザワ「強いAIはどうか。必要条件である可能性はある。しかし十分条件ではない。意識をもつ人間でも一生芸術をしない人間もいる。美意識を創発・実装させるかどうかで決まってくる
2016-10-20 20:11:32中ザワ「さて、実現可能性の二番目として。例えばフレーム問題がある。芸術にとっても現代芸術にとって要だ。何が芸術かどうか人間自体も分かってない。これが芸術だといった瞬間に芸術でなくなる。しかしこれは芸術でないと高をくくられさそのままにされることもある。
2016-10-20 20:12:42中ザワ「では芸術はなにか。美というよりもある意味で説得力、何に価値があるかということでもあり、フレーム問題は価値問題でもある。芸術価値とフレーム問題は密接に重なっている
2016-10-20 20:13:32中ザワ「記号設置問題。AIに意味はわかるか。芸術の連続性、これは人間がいだく芸術に対して、仮にAIが芸術を行うにあたり、そこに連続性があるかだ。
2016-10-20 20:14:03中ザワ「人間の芸術史をAIが理解するなら記号設置問題は必須だ。しかし人間の芸術史を理解する必要がなく、そうすれば記号設置問題はなくて、逆にAIが記号設置しても人間が理解できないかもしれない
2016-10-20 20:14:50芸術とは何か定義ができれば、それを作る人工知能を実装してみせましょう、という一休さんのようなメソッドを考えてみた
2016-10-20 20:15:59中ザワ「コネクショニズムとシンボリズム、美術では象徴主義なのだがそれと意味は異なり記号計算式で、前者はボトムアップ型、後者はトップダウン型だ。
2016-10-20 20:16:13中ザワ「ビットマップ3Dとはつまり原子論的世界観で、従来の3Dはビットマップでなく表面を記述するアルゴリズムなのでベクターだ。ベクターとは方程式でトップダウン型=イデアである。 原子論的とイデア論的その対立があり、両者の対立があることで芸術ができる
2016-10-20 20:17:03三宅さんも発表していた/第3回AI美芸研(人工知能美学芸術研究会) 2016年10月16日@美学校 #AI美芸研 - Togetterまとめ togetter.com/li/1037842 @togetter_jpさんから
2016-10-20 20:17:31中ザワ「それと同じことが人工知能もおきる。コネクショニズムとシンボリズムどっちかだけでなく両者のブレイクスルーが必要だ
2016-10-20 20:17:35中ザワ「「芸術のための芸術」その対語が「人生のための芸術」だ。後者は人生に役立つから芸術に価値があるのででは人生に価値がありしもべに芸術があるようなものだ
2016-10-20 20:19:33第17回後半 美術家/人工知能美学芸術研究会代表 中ザワヒデキ 氏にご講演いただきます。「AIのAIによる芸術の為の芸術」 pic.twitter.com/rfhz4spC62
2016-10-20 20:20:09「芸術以外の人(というか人工知能系の人)から見ると、芸術は快楽に見えるらしい。ひっかかる」「芸術のための芸術、の場合、報酬はない系」
2016-10-20 20:20:15中ザワ「芸術のための芸術は、餌がなくても自律的に芸術が動くものだ。 役に立つかどうかという実用性が芸術性の餌であったが、例えば近代写真機の登場で芸術は大変なことになった。 感覚のための感覚が芸術として快楽を芸術のための芸術という人もいるが、それではない。
2016-10-20 20:21:27