開米の読解力図解力講座 on twitter 、第1回
本日の課題テキストはこちら> 文1:何らかの理由で住宅室内の空気が汚染され、その空気を居住者が吸引すると健康被害が発生する場合がある。 文2:室内の空気の汚染源としては、家具や建材に利用される接着剤や塗料、防腐剤などに含まれる有機溶剤、カビや微生物などがあるとされている。
2011-02-28 21:40:51さて、「文1、文2」と2つの文があるけれど、問題は文2のほう。 この文2は、人によって2種類の違う解釈で読む可能性があります。その2種類とは何と何でしょう? というのが問題。 答えは22:00に書きます(^_^)/
2011-02-28 21:43:00おっと、22:00になっていた。では解答発表。 まず一つ目の解釈は、「家具や建材」に含まれる「接着剤や塗料や防腐剤」に含まれる「有機溶剤」による「空気汚染」 が起こる、というもの。
2011-02-28 22:04:57もう一つの解釈は、「家具や建材」に含まれる「接着剤や塗料」 または 「防腐剤」に含まれる「有機溶剤」 による 「空気汚染」 が起こる、というもの。
2011-02-28 22:09:52「、」(読点)は区切りの意味で使われる場合と、列挙の意味で使われる場合があって、その解釈が書き手と読み手の間でずれると通じないんですね。
2011-02-28 22:12:17あ、それいいですね。「家具や建材に利用される接着剤・塗料・防腐剤などに含まれる有機溶剤」 なら誤読される恐れは少なそうです RT @naoyuki_taka: @kaimai_mizuhiro わたしは、列挙の時には「中点(・)」を使うにしています。
2011-02-28 22:35:39先生! それ、作文教育の中に入れてます? RT @kokugo666: 私も同じく(・)派です。RT @kaimai_mizuhiro: あ、それいいですね。「家具や建材に利用される接着剤・塗料・防腐剤などに含まれる有機溶剤」 なら誤読される恐れは少なそうです
2011-02-28 22:54:46なるほど。合理的ですね RT @kokugo666: @kaimai_mizuhiro はい、小論文の指導では「、」と「・」を区別します。ただ「・」を列挙に用いるのは同種のものに限るようにしていますが。ex. 「高さ・厚さ、色、種類で分類する」とか。
2011-02-28 23:32:17