第2回twitter小説大賞応募作品

第2回twitter小説大賞に応募した10作品。 選考理由も追加してみました。
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相応恣意 @aioushii

これより実技試験を開始する。試験科目は浴衣、試験内容は「私の勝負服」だ。なお、本科目は水着と併せて単位認定を行う。うむ、君の解釈は斬新だな。浴衣と聞けば誰でも夏祭りを思い浮かべるのに、温泉卓球と結び付け、甘えんぼ袖とほんのり上気した肌を付加するとは。 #twnovel 勿論合格!

2010-04-25 22:59:12
相応恣意 @aioushii

色物枠その1。正直、これが選考を通ることはないだろうなあと思っているのですが、TLの流れに乗ることで、これまでの最高ふぁぼられ数を記録した作品だったので思い入れが深く、ねじ込みました。実技試験シリーズは他にもふぁぼられ数的には応募したい作品があったんですが、流石に自重しました。

2011-03-08 21:12:26
相応恣意 @aioushii

君に好きだと告げてしまった。世界は何も変わらなかった。世界は何もかも変わってしまった。 #twnovel

2010-02-11 12:05:37
相応恣意 @aioushii

色物枠その2。見れば分かるように、字数で困ることはありませんでしたが、使う単語の選択には相当悩みました。単語を変えて繰り返した方が分かりやすいだろうとは思ったんですが、最終的にはツイートしたような作品に。そんな試行錯誤が思い出深かったので選びました。

2011-03-08 21:15:56
相応恣意 @aioushii

流行り物好きの彼が、半年前に流行り病で死んだ。死に様まで流行に敏感だった彼の死を悲しむやら、呆れるやら。しかしある日、不思議なことに、彼のツイートが生前となんら変わることなく続いていることに気がついた。どうやら彼は、今流行りの非実在青少年になってしまったらしい。 #twnovel

2010-03-27 23:48:24
相応恣意 @aioushii

時事ネタ。星新一先生がショートショートで時事ネタを使わなかった理由が今ならよく分かりますね。でもまあ、当時の自分の興味が色濃く表れていて面白いんじゃないかなと思ったのと、次の作品との関係を考えて選びました。

2011-03-08 21:19:55
相応恣意 @aioushii

「今日は卒業式。涙は見せない」彼らしい素っ気ないツイートに「え~そう言わずに見せてよ~」からかい半分のリプライを送ってみる。返事はない。分かっていてもツイートせずにはいられない。「ねえ、見せてよ」嗚咽交じりに呟く。半年前に死んだ彼の姿を、私は見たくてたまらない。 #twnovel

2010-03-23 00:16:24
相応恣意 @aioushii

この作品は、先ほどの作品を元ネタに……というと語弊がありますが、先ほどの作品を書くつもりでいたのにいつのまにか出来上がっていた作品です。発想の出発点は一緒なのに、着地点が正反対になったのが面白かったので思い出深かったこと、それとふぁぼられが多かったため選びました。

2011-03-08 21:23:34
相応恣意 @aioushii

瞬く間に流れ去る、故郷の風景。それでも僕は、確かに君の姿を見たんだ。僕の涙はあの時流しつくしてしまった。だからこの涙は、きっと君のもの。ここへ帰ってくる時にも、君はそこにいてくれるんだろうか。君が命を散らしたその場所で。 #twnovel 願わくばその時君が笑顔でありますように。

2010-03-06 10:25:32
相応恣意 @aioushii

新幹線の車窓からの風景で何か作れないかなと思ってできた作品。一体俺はあの時、何を見てたんだってばよ。冗談はさておき、自分の作品の中では珍しい幻想的な雰囲気が気に入っていたため選びました。

2011-03-08 21:27:45
相応恣意 @aioushii

「twitter?なんだそれ?」(本当はアカウント持ってるけれど、恥ずかしいこと書いてるから黙っておくことにしよう) #twnovel 「最近流行ってるのよ、知らないの?」(私、あなたの最初のフォロワーなのって言ったら、どんな顔するかしら?気になるけれど、黙っておくことにしよう)

2010-04-08 00:35:25
相応恣意 @aioushii

色物枠その3。おかしいな、色物枠は2つしか確保してなかったはずなのに……でもまあタグで2分する対話形式というのも、1作品くらい入れてみたかったので選びました。twitterネタなのも自分の中でポイント高いです。傾向と対策からは思いっきり乖離していますが。

2011-03-08 21:34:31
相応恣意 @aioushii

この気持ちを形にするなら、それはきっとマンダリンよりは小さいけれど、オレンジよりは大きい。この気持ちの距離を測れば、それはきっと友情より遠くて、でも恋よりは近い。 だからまだ、私はこの気持ちに名前をつけることはできない。それでも一つだけ言えるんだ。 #twnovel 好きだよ。

2010-04-14 23:57:01
相応恣意 @aioushii

twnvdayに確か10分くらいで作った作品。そのおかげか分からないけれど、普段自分が使わない表現を使っていたのが印象深かったので選びました。ちなみに元ネタは当時も呟きましたが、『とらドラ!』の『オレンジ』です。

2011-03-08 21:37:33
相応恣意 @aioushii

あの人が好きだと言っていたから。きっかけは不純だとしても、心から好きになった思い出の曲。聞くたびにあの人のことを思い出して辛くなるのに、あの人に振られた今でも、時おり口ずさんでしまう。結局俺は、このメロディーもあの人のことも、どうしたって嫌いにはなれないんだよ。 #twnovel

2010-05-08 20:18:53
相応恣意 @aioushii

この作品は、もう純粋に好きだからとしか言いようがない。着想のきっかけは似たような実体験だった気がしないでもないけれど、思い出すと精神衛生上よくないだろうからやめておく。

2011-03-08 21:40:52
相応恣意 @aioushii

彼女が不治の病にかかった。日に日に衰弱していく姿を見守ることしかできず、無力感に苛まされる僕の前に悪魔が現れ、言った。僕の一番大切なものと引き換えに彼女の病を治してやろう、と。僕は迷わずその契約を結んだ。間もなく彼女は全快した。けれど奪われたのは彼女の命だった。 #twnovel

2010-05-23 19:29:44
相応恣意 @aioushii

これは正直、書き直そうかどうしようか最後まで迷った作品。素材は相当良質だと思うんだけれど、もっと良い調理法があったんじゃないかなあと思ってしまう。これだけは第3回でリベンジする可能性があるかもしれないですねえ。

2011-03-08 21:43:39
相応恣意 @aioushii

「好きな人が、できたんだ」彼の言葉に息が詰まる。「おめでとう、やったじゃん」それだけ伝えるのがやっとだ。彼は気安さと恋心を容易く勘違いする幼い人。だから一年前、私は彼の告白を断った。そんな彼が本当の恋を知ったならそれは喜ぶべきことーーなのにこの胸が痛むのはなぜ? #twnovel

2011-02-18 21:17:23
相応恣意 @aioushii

twnovelなんだから、1組くらい対ノベルを応募すべきだろうと思ったのに、片割れの枠が確保できなかったでござるの巻き。ただ、ハッピーエンドの片割れではなく、バッドエンドの片割れを選んだ辺り、我ながら性格悪いなあ。

2011-03-08 21:45:55