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@kemo_trpg 「あっそ、そうです!覚えてもらえていたとは……カガチって呼び捨てで構わないっす!こんな席でお会いできるなんて光栄だなぁ、あっ、アイちゃんは好きなものとかあるんですか?あっ奥にある料理取り分けますね」(早口)
2017-03-26 22:21:02@kemo_trpg 「いやぁそれにしてもまさかアイちゃんと石沢が知り合いだったとは……売れないフリージャーナリストも捨てたもんじゃあないな」
2017-03-26 22:18:30@kemo_trpg 「はい、家が隣だったので…啓太おにいちゃ……い、石沢さんには!よく遊んでもらってました…」(お兄ちゃんと言いかけたのを恥ずかしがりながら)
2017-03-26 22:22:40皆が思い思いに会話や食事を楽しむ、和やかな空気の中…… 会話が途切れたタイミングを見計らい、啓太が、アイだけにこっそり話しかけます。 啓太「このあと、オレのいま追っている仕事のことで、ちょっと相談に乗ってくれないか?」
2017-03-26 22:21:10これまでにも彼は、取材対象についてあなたたちに意見を求めたことがありました。 なのでこういった相談は初めてではないです。
2017-03-26 22:21:33アイにはアイドル業界のことを。カガチには警察としての見解を。トロには骨董品のことを。アラカにはオカルトの話を。練知には工業のことを。 餅は餅屋だと思っているわけです。
2017-03-26 22:21:39啓太「今回はアイドルとしての話が聞きたいわけじゃなくて……なんて言ったらいいのかな」 腕組みして、しばらくうーんうーんと唸った後…… 啓太「お前は、ほら。対人関係で、結構鋭いところがあるだろ。その分析力を頼りたいんだ」
2017-03-26 22:24:49啓太「……でも、食事がまずくなるような話なんだよな。だからあとで話すよ」 意味深だったり、深刻そうな様子というわけではないですが……この場では話をはぐらかします。
2017-03-26 22:26:09……会食が進むにつれて、あなたたちは奇妙なことに気が付く。 啓太の食欲が、なんというか……異様に旺盛ですね。 大皿の料理がくると、どんどんと自分の皿に取り分けて食べてしまう。
2017-03-26 22:29:14@kemo_trpg 練知(うわぁ…石沢さんいつにも増してガッツリだなぁ…オイラもあの体格羨ましいしちょっと見習うか……) といって負けじと食事のペースを少し上げました
2017-03-26 22:33:03最初のうちは、違和感、笑い話、その程度で済むレベルですが…… 食事が進むにつれ、啓太の食欲はエスカレートしていきます。
2017-03-26 22:35:15彼は餓鬼にでもとり憑かれたように、運ばれてきた皿を奪い取り、自分ひとりでガツガツと平らげ始めます。 もちろん、普段の啓太はこんな非常識なことをする男ではありません。
2017-03-26 22:35:23