ネコ科猛獣「ガオー」勢と「ニャー」勢は何故違う?比較動画でギャップに萌え死ぬ人続出!~追加動画と東京ズーネットさんの解説付き~
ユキヒョウ youtu.be/97mIhEhsMB4 ピューマ youtu.be/E3bD-cEyOTc youtu.be/DjOi99xY_10 チーター youtu.be/Qb_Vu9YFqjE 私はそれぞれ探して選びつなげて編集したのみです。2/2
2017-08-04 17:55:50おまけ 猛獣はその”牙”が印象的だけど、実はよく見ると丸くてあまり切れない。切れやすいと、獲物に噛み付いたときにすっと抜けて逃げられちゃう。 肉食獣が肉を噛み「切る」のは奥にある裂肉歯。鋭利でよく切れる。だから、トラなど顔を横にして肉を食べる。#夏休み子ども科学電話相談 より pic.twitter.com/y3SRhNeQWk
2017-08-04 17:37:09※ここで専門家の方からのリプライが…!
Anatomist / Morphologist.東洋大学助教。博士(農学)。小さい頃からキリンが好きで、2017年3月に念願のキリン博士になりました。動物(特にキリン)の体の構造や動きの研究をしています。 著書→キリン解剖記(ナツメ社2019)・キリンのひづめヒトの指:比べてわかる生き物の進化(NHK出版2022)
@chichibugera @podoron ジャガーとピューマは同じくらいの大きさじゃないですか?がおーとなく種は、喉頭や舌骨に特殊な構造を持っているようですが、ユキヒョウにはこの構造はないそうです。(Owenの時代から2000年代にかけて、ポツポツと研究例がありました。)
2017-08-04 18:53:21ネコ科図鑑をいくつかあさったんですが、「大型ネコ類は吠えることが特徴の一つになっているが、唯一ユキヒョウは咆哮しない」は書いてあっても、「何故ヒョウ属は吠える構造を持っているか」「何故ユキヒョウだけ吠えないのか」の理由はどこにもなく…twitter.com/AnatomyGiraffe…
2017-08-05 00:44:43@podoron 私も今日小一時間論文をチェックしてみたんですが、「喉の構造が違う」こと以外には何もわかりませんでした。ユキヒョウはとても珍しい生き物で、詳しい生態もまだあまりわかっていないことも一因かもしれません。
2017-08-05 01:09:11@podoron ライオンのようにハーレムを組む動物なら、「低い声は、体が巨大であることを意味する」として進化してきたのかなぁとか思うんですが、ハーレムを組む大型ネコ科って少ない(ライオンくらい?)んですよね。いやー不思議です!
2017-08-05 01:10:59@AnatomyGiraffe 有難うございます。構造の違いは分かっていても、「何故」の理由の方は論文探してもまだ分からない類の疑問だったんですね。不思議ですね。 ついでに、もしご存知でしたらお聞きしたいのですが、小型ネコ類は喉の構造が異なり吠えられませんが、逆に大型ネコ類は「ニャー」声は出せるのでしょうか?
2017-08-05 01:42:12@podoron 小一時間探しただけなので、よーーーく探したら、何かしらの仮説はあるかもしれません。とはいえ、明確な答えはなさそうです。 ちなみに、論文を読む限りだと、「がおー」は「にゃー」と鳴けないし、「にゃー」は「がおー」と鳴けない、らしいです。
2017-08-05 02:06:09@AnatomyGiraffe 有難うございます。それなりの仮説が確立されているなら関連研究として引用されるはずですもんね。些細な疑問のつもりでしたが、不思議ですね。 動画も、「がおー」派は種名+meowで探しても見つからないし、リラックスしていても鳴き声は太かったのですが、やはり互いに逆の声は出ないのですね。
2017-08-05 02:23:18@podoron ヒョウ属の喉の構造は、かなり特殊化しているので、なんらかの理由で吠えるようになったんじゃないかなとは思います。が、その理由は、ヒョウ属で共通かもしれないし、種によってバラバラかもしれないし、よくわからないですね。
2017-08-05 02:29:21@podoron 近縁種同士なら、基本的には、体が大きいほど鳴き声は低くなります。声は、声帯というゴム紐のようなものが振動することで音になるので、ギターなどと同じで、振動する弦が長いほど低い音になるのです。動物を観察する時、体の大きさと声の高さに注目すると、他にもいろんな発見がありそうですね!
2017-08-05 02:38:00@AnatomyGiraffe 系統図見る限り、ユキヒョウが分化した後に吠える構造を獲得し4種に分かれたか。それとも、環境or/and社会的な要因等で4種がそれぞれ獲得したのか。面白いですね。 それぞれ図鑑・TV・動物園等で知っていても、声の違いに注目した事はなかったので新鮮な驚きでした。色々有難うございます! pic.twitter.com/ui9b1X9Xzs
2017-08-05 02:58:06@podoron 私も系統かな?と思ったんですが、ユキヒョウより先に分岐してるウンピョウは、動画で見る限りがおー系なんですよね。なので、ユキヒョウが二次的にニャーに戻ったか、それぞれ別の理由でガオーになったか、のどちらかかなと思います。私も初めて知ることだったので、新鮮でしたし、勉強になりました!
2017-08-05 03:03:14@AnatomyGiraffe ウンピョウの鳴声は、これらを見る限りニャー派に聞こえるのですがいかがでしょう? youtu.be/OaXHZmp0AgE youtu.be/I3xws1hSvpg しかし、解明の鍵になるであろうユキヒョウとウンピョウが特に珍しい種類なのは研究には悩ましいでしょうね。
2017-08-05 03:21:15@podoron あ、全然ニャー派ですね!汗 では、ウンピョウ、ユキヒョウの後にがおーが生まれた可能性も普通にありますね。解明はまだ先かもしれませんが、今後の研究に期待ですね。 いろんな発見があって、本当に面白かったです。ありがとうございます。夜遅くまですみませんでした。では、おやすみなさい!
2017-08-05 03:40:39@AnatomyGiraffe こちらこそ、素人疑問に長々と色々お付き合いいただき有難うございました。専門家に聞けば分かる様な答えの出ているささやかな疑問だと思っていたので、まさかこんな奥深い問題とは思っていませんでした。 東京ズーネットさんも反応して解説して下さってますね。
2017-08-05 14:18:29@podoron どうやらそれの答えになりそうな記事がありましたね(^^)つ logmi.jp/217387 舌骨の問題かと思ったら声帯の構造が違うようです。実はネコ科全体で吠える構造になってるのがライオン・トラ・ヒョウ・ジャガーの4種だけみたいです
2017-08-05 01:54:30この解説記事は学説の変遷にそって解説しており、詳しくて分かりやすいですね。 元動画と見比べてみましたが翻訳も問題なさそうです。 舌骨の柔軟さと声帯の形がポイントであると。 咆えるネコ科はゴロゴロ鳴かない(少し違う)のも面白いですね。twitter.com/Lin_Yuki/statu…
2017-08-05 15:34:34大型のネコ類をなでた場合 学問的には「咆えるネコ類は喉鳴らしをしない。逆もまた真」と言われるそうですが、ヒョウのこれはpurringとはまた別なのかな。確かにネコに比べるとだいぶ迫力ある音。 youtu.be/nPMi136tURg pic.twitter.com/brpj7ZEVU8
2017-08-05 20:46:20大型猫類を撫でまくる動画。最初はトラを撫でまくり、次にチーター、そのあとはトラとライオンを左右にはべらせて、2分前後からはライオンのあられもない姿が。2分11秒からはチーターを撫でまくってゴロゴロ言わせています。