ライスのアニメ感想:#63 TIGER&BUNNY(4)
- terry_rice88
- 2058
- 0
- 0
- 0
TIGER&BUNNY#04「Fear is often greater than the danger.(案ずるより、産むが易し)」 ブルーローズ回。やりたいこととお仕事が別々な人の話。理由付けて、どちらか一方が片手間になっちゃいけないよ、見たいな。
2011-04-24 07:55:05恐らく今回からは各ヒーローの事情を織り交ぜつつ、虎徹とバーナビーのヒーロー性を上げていくエピソードが続いていくのかなあという趣を感じました。その証拠に前回のようなコンビ内の凸凹具合を見るというより、お互いに合致してる所を見せていく作りになってましたねえ。
2011-04-24 07:59:51だから個々のキャラとしてじゃなくて、コンビヒーローとしての見せ場が大きかったかなと。前回までの物語の中心で語られていたのが一歩引いて来た印象。その証拠というか、それが冒頭の装甲車の一件だったり、同じことを言ったり、バーナビーが虎鉄に同調したりといった所で強調されてた。
2011-04-24 08:04:20なんというか曲がりなりにもコンビが様になってきてるみたいで。まあ、おそらく1クール過ぎた辺りで大喧嘩して解消寸前まで行きそうなヌルい関係が続きそうではあるかな。今はギブ&テイクで仕方なくやってる印象が強いですし。
2011-04-24 08:08:54さて、ブルーローズの方はというと一話で少し見せられてましたがアイドルヒーローという立ち位置が明らかに。スーパーヒロインとかじゃなくてアイドルヒーローというのが興味深いかなあと。氷を作り出すという能力を持ちながらも、その実は非戦闘員に近い印象を受けましたねえ。
2011-04-24 08:11:52もっと言ってしまえば、無理やりヒーローをやらされている一般人って所か。本人は仕事だってさばさばしてるけど、したくないことをさせられてるという気分がありありで、それがバーナビーに救われるシーンに繋がってしまう。そこら辺のことを冒頭で母親に指摘されているってことかな。
2011-04-24 08:18:00この回で少し明らかになってますけど、虎鉄なんかは会社に養われてるスポーツ選手みたいなヒーローだけど、他の面子ははやりモチーフが違うくさい。今回のブルーローズは芸能人的なヒーローであるのはアイドルヒーローといってる事からも明らかだと思います。
2011-04-24 08:22:24ただ彼女は不本意ながらヒーロー(企業の広告塔)をやっていて、本来やりたい、歌手活動をさせてもらえないおかげで仕事に身が入らないというためにフラストレーションを溜め込んでた感じでしょうね。それと仕事と日常のon/offの切り替えが上手くないのかなあというも見てて思いました。
2011-04-24 08:29:03ブルーローズの事情は虎徹よりかは複雑で、二面性ではなくて、三面抱えている所がネックかなあ。ヒーローである自分と芸能活動をしたい自分と一般人としての自分とに別れている。芸能人と一般人だけでも大変そうなのにヒーローとしても期待されているという困難。
2011-04-24 08:34:04そりゃ友達と遊んでる暇なんかないよなあ。まあ、そこら辺の線引き出来てないせいで所属事務所といざこざになり、ヒーロー活動に嫌気が差すのも結局は彼女が煮え切らないのいけないわけで。
2011-04-24 08:40:58前回の最後で虎徹にバーでの歌手の仕事を見つかって後ろめたくなるのも、そういうのが原因だよなあ。本来したいことのはずなのに隠してやってるから。女子高生っていう境遇も相俟って、何事にも開き直れないのが彼女の欠点だったように思います。
2011-04-24 08:44:48けど、両親は彼女のそういった悩みを感じてて、助言したりしてたんだろうなあ。父親もヒーローの仕事は危険な事なのは分かっているけど、彼女がしたいことに対しての義務みたいなものだから、応援はしてるという事か。ただ何事にも半端な気持ちは危険と言ってるというところかなあ。
2011-04-24 08:51:19ブルーローズはその三面性のせいで、本来やりたいことにも身が入らなくなってて(虎徹に見つかったことでさらに)、何をどうしたいのか分からなくなって、それが苛立ちになってるんでしょうね。極めて思春期的な悩みなんだろうと。
2011-04-24 08:53:55そこを大人である両親や虎鉄、バーナビーからも直接、間接で諭されていると言うのが今回のエピソードだったんじゃないのかなあと。それを彼女が理解するのが肝だった感じでしょうかね。
2011-04-24 08:58:16やりたいことはやりたいからであって、誰かに褒められるためではないと言うのが今回のテーマだけど、ちょっとお話的には弱かったんじゃないのかなとは思いました。いや、確かにブルーローズのやりたいことにはそうなんだけど、それが彼女のヒーローをやる理由とちょっと繋がってないような印象がします
2011-04-24 09:03:11確かにヒーローとしてはだれかを助けるのは人に褒められるためにやってるわけじゃないというのは立派な正義だけど、ブルーローズ個人のやりたいことの優先順位は別なんじゃないのかなあ・・・確かにどちらも彼女の仕事と言う点では同じで片方真剣で一方半端はよろしくないぞということだと思いますが。
2011-04-24 09:10:02彼女はヒーローは二の次と言っていたけど、仕事としてはどちらも真剣にやるべきことだ、そこには理由がない、ってことなんだろうなあ。その酔っ払いのシーンは真剣に仕事ををやっている人を傍から馬鹿にしてはいけないと語ってたのか。
2011-04-24 09:13:41だからまあ、ヒーローも彼女のやりたい歌手活動も一緒であるという虎徹やバーナビーのヒーロー信念に合致していていくんだろうなあ。なんというかそこら辺の心理の変化が若干判りづらかったかもしれません。
2011-04-24 09:16:01ブルーローズのぶれていた軸を虎徹とバーナビーが修正したということなんだろうと。そういう点でブルーローズの見栄切りが今回のエピソードの問題点と解消をになっていたとも言えるかなあ。
2011-04-24 09:18:29だから虎徹とバーナビーはプロとして、ヒーローとしてブレてないというのを語るエピソードでもあったと。ブルーローズの方はヒーローを続けることに対して、自分はコレでいいのかと思春期の少女らしく悩んでて、それを解消するエピソードだったわけか。
2011-04-24 09:22:07つまりは大人と子供って面でも語られてたってことなんだろうなあ。織り込み方は上手いけど、若干苦しかったのは否めないか。とはいえ、安定した作品作りだったのは相変わらずでしたねえ。
2011-04-24 09:24:15さて、次回はスカイハイの誕生日回の模様。予告からすでにドタバタの雰囲気ですがはてさて。それでは今回はここまで。ではまた次回に。
2011-04-24 09:29:44