一般化とか特殊化とか発想の転換とか。

5
ヨートゥーン @jotun82

昨日の自分のツイートとか瀧岡さんの話では「過度な一般化はよくない」みたいな結論だったけど、「現状で対処できない問題に対して解を出す」というのはある種の一般化能力が求められる気がする。

2011-04-28 06:54:16
ヨートゥーン @jotun82

話を単純化するために、例えばAさんの部署でBという仕事をする時に、留意している項目が10ヶ所あったとする。んで、Aさんは「何となくどれも重要なんだろうな~」と思っていつもその10の条件を満たして作業をしている。もし何らかの事情で、そのうち1つの条件が満たせなくなったらどうするか?

2011-04-28 06:58:54
ヨートゥーン @jotun82

「思考停止して仕事Bの完遂を諦める」というのが1つのパターン。しかし、いつも留意してる10の項目のうち、実は5つはどうでもよくて、残り5つを満たせばいいというのであれば、満たせない項目が「どうでもいい」5つのどれかであれば、問題なく仕事Bを完遂することができる。

2011-04-28 07:02:40
ヨートゥーン @jotun82

「10個の条件のうち5個満たせば大丈夫だと気付く」というのは、ある種の「一般化」だ(私の言葉の使い方は正確でないかもしれんけど)。適切な一般化が為されれば、問題の解決が容易になる場合がある。

2011-04-28 07:07:39
ヨートゥーン @jotun82

問題はどうやってそれに気付くかで、やはり日頃から「この条件は本当に必要なのか?」と、1つ1つの条件を検証することが重要だろう。普段「10の条件を満たす」ことがそれほど難しくない場合、この検証実験を端折ってしまい、ずっと無意味に10個の条件を満たそうとする可能性もある。

2011-04-28 07:11:25
ヨートゥーン @jotun82

「過度な一般化」を防ぐ場合は逆で、例えば4つの項目にだけ留意していたら、たまに上手くいかない場合がある。「8割方上手くいけばいい」とか考えるとそこで思考がストップしてしまうけど、「10割成功させるために必要な条件は何か?」と試行錯誤することで、満たすべき条件に気付くことができる。

2011-04-28 07:17:35
ヨートゥーン @jotun82

典型的な「マニュアル人間」の場合、最初に10の条件が与えられたら不要でもそれを満たそうとするし、うまくいかない場合も他に必要な条件を探そうとしない。マニュアルの精度が高い場合にはそれでいいのかもしれないし、不要な条件を削ったり新たな条件を探すのはかなり骨の折れる作業である。

2011-04-28 07:22:03
ヨートゥーン @jotun82

でも結局、仕事の質を高めようと思ったら(場合によっては維持するためにも)常にそういうことが求められる思うんだよね。よく「発想が貧困」とか言うけど、単に試行錯誤の労を惜しんでいるだけなんじゃないかと思ったりする。あるいはその必要性に気付いていないか。

2011-04-28 07:25:45
ヨートゥーン @jotun82

まぁさっきの話は「条件が必要か不要か」だけの単純なケースだけど、実際には「10の条件の全てが必要だが、別の条件Cが満たされれば5つの条件で済む」とかそんなケースがあるから、話はもう少し複雑になりますな。ただまぁ私の言いたいことにそんなに変わりはないかと。

2011-04-28 07:52:46
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

人は時にそれを「物理学」などと…RT @jotun82 …適切な一般化が為されれば、問題の解決が容易になる場合がある。

2011-04-28 07:11:37
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@jotun82 興味深いお話ですね~。この話は明らかにマネジメントの領域と関係してますよね。10のうちあらかじめ無意味な項目を削れていれば、無駄な時間を省ける=コストも節約できるので企業としても利益がありますよね。

2011-04-28 07:15:07
ヨートゥーン @jotun82

@yutakioka ですね…ただ「無意味な項目を削る」のは「試行錯誤により仕事の本質を見極める」ということなわけですが、支出削減ありきの「項目の削減」だとしばしば仕事に必要な項目まで削ってしまうので、注意が必要ですよね。

2011-04-28 07:30:15
瀧岡 優 (Yu Takioka) @ytakioka

@jotun82 そうですね。結果として支出削減につながればいいですよね。

2011-04-28 07:47:52
やまぐろ @yamagrove

@jotun82 「一般化」を「応用」と考えるとなるほど。

2011-04-28 07:23:56
ヨートゥーン @jotun82

@yamagrove そんな感じの話ですね。何の役に立つんだか自分でもよく分からない話ですがw

2011-04-28 07:30:58
やまぐろ @yamagrove

@jotun82 また蒸し返すようですが、試行錯誤って研究活動そのものだと思うんですよ。基本的にはPIが「ある仮説を証明する」為に実験を組んで、ポスドクや学生が実際に実験する。 試行錯誤の割合は、PIのほうが多いですが、ポスドクや学生も試行錯誤します。

2011-04-28 07:34:36
やまぐろ @yamagrove

@jotun82 これは企業でも同じなんじゃないかなーと思ったり。管理職がPIで、平社員がポスドクとか学生で。成長するかどうかは試行錯誤の度合いと実際の労働にかかっている。

2011-04-28 07:36:33
ヨートゥーン @jotun82

@yamagrove そうですね。研究室にも当てはまる話だと思います。「法則を見出す(≒ある結果を出すための必要十分条件を見極める)ための試行錯誤」は研究の主目的と言えそうですね。成長が本人の心掛けにかかっているのも確かですね。うまくそれを促す「指導」ができるといいんですけどね…

2011-04-28 18:40:52
@fun9tion

確かに。大事なのは目的の理解で、それを達成するための手段を自分で考える、ということが、マニュアルの有無に関わらず必要だと思います。それが最短かつ高い精度の仕事を可能にRT @jotun82:仕事の質を高めようと思ったら(場合によっては維持するためにも)常にそういうことが求められる

2011-04-28 08:43:06
ヨートゥーン @jotun82

@fun9tion ですね。場合によっては「目的の理解」や「目的達成できたかどうかの判断」がそれほど簡単でない場合もあるので、そこら辺でも差がつくような気がします。

2011-04-28 18:34:57