【竹の子書房】「現代妖怪図鑑(下)」

日本画風、水木風の一枚絵+解説で現代妖怪を図鑑にしていく予定です。 「現代妖怪図鑑(上)」ではno.1-no.50まで、no.51以降はこちらの「現代妖怪図鑑(下)」にまとめます。 「現代妖怪図鑑(上)」http://togetter.com/li/133867 竹の子書房: http://www.takenokoshobo.com/ 続きを読む
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氷原公魚@竹の子書房北海道支社勤務 @Wakasagi_H

@ts_p 【現代妖怪図鑑/ネトリ】繁華街に現れる黒い服を着た妖怪。喧嘩した恋人たちの間に割り込み、言葉巧みに女性のみを誘い出して酒に溺れさせ、虜にしようとする。しかし数年前、ある女性が貞操帯をつけていたため股間の棒を折ってしまい、以後姿を見かけたものはいないという。 #tknk

2011-12-11 22:27:09
氷原公魚@竹の子書房北海道支社勤務 @Wakasagi_H

@ts_p 【現代妖怪図鑑/ネトラレ】恋人と疎遠になっていることに気付かず、いつの間にか他人に奪われた無念から生まれた妖怪。「あのとき話をちゃんと聞いていれば……」など、過ぎたことばかりつぶやくので疎んじられ、割と早々に除霊される。だが、稀に数年物もいるという。 #tknk

2011-12-11 22:41:48
廻転寿司 @kaitenzushi

@ts_p 【現代妖怪図鑑/デラ月代】初日の出を拝みにきた若者達が東海地方の山で、七色に輝く雲海を目撃した。雲の切れ間から巨大な月代が出現、その下には優しく微笑む二つの目があった。読経のような声で「大丈夫だ」と告げ、姿を消した。就職浪人の若者達は早々に職が見つかったそうである。

2012-01-08 00:25:42
氷原公魚@竹の子書房北海道支社勤務 @Wakasagi_H

@ts_p 【現代妖怪図鑑/罵倒観音】人面瘡に類する怪異だが、罵倒観音はその中でも最悪の様相を呈する。この怪は言葉遣いが乱暴で粗雑な婦女子にとりつき、その陰唇を割り開いて馬の顔に似た肉瘤が盛り上がる。罵倒観音は悪化すると涎を垂らしながら他人を罵倒し続け、本人は死に至るという。

2012-01-21 22:40:43
廻転寿司 @kaitenzushi

@ts_p 【現代妖怪図鑑/エアろくろ】討論やインタビューの際、業界関係者の両手から生まれる妖怪。説明する仕草が透明なろくろを回すように大げさなのは、この妖怪の仕業である。一旦ろくろを回しはじめると、独特の陶酔感を当人にもたらし、周囲の人間の手元に次々と新たなろくろを増殖させる。

2012-04-30 18:03:02
丸屋工人 @koujin_m

@ts_p 【現代妖怪図鑑/諢打】おもに嫁入り前の娘にとりついて駄洒落を言わせ続ける。鋭い突っ込みを入れないと出ていかない。非常に迷惑な妖怪 #tknk

2012-06-01 16:15:06

----------【No.71-80】---------

氷原公魚@竹の子書房北海道支社勤務 @Wakasagi_H

@ts_p 【現代妖怪図鑑/窮余振込】使用人をこき使い、その労働に見合う対価を支払わなかった経営者の通帳に現れるという恨みの文字。こう印字されたら、経営者は通帳の預金全額を従業員給与として支払わなければならない。この警告を無視した者は必ずお金に関係した事故で死ぬ#tknk

2012-07-14 02:20:35
廻転寿司 @kaitenzushi

@ts_p 【現代妖怪図鑑/尾スプレー】二本の尾が独立してヘリコプターのように回転し、空中を移動する。飛行場へ急降下すると、管制塔めがけて生温かい液体を飛ばす。独特の臭気とぬめりがあるこの液体をかけられると、管制塔は根元から倒れてしまう。尾スプレーが雄なのかはまだ分かっていない。

2012-07-14 13:22:02
氷原公魚@竹の子書房北海道支社勤務 @Wakasagi_H

@ts_p 【現代妖怪図鑑/媚尼本】昭和中期頃、山道などには稀に書籍の自動販売機が設置されていた。本は青いビニールに包まれて、裸のお姉さんの写真が載っていた。媚尼本はその付喪神で、青いTバックに包んだ尻をブイブイ言わせる尼僧の姿で現れ、少年は青い性を誘惑される……。 #tknk

2013-08-18 18:51:00
ゑな@残念な中年 @ena_d0c0b

@tonnyoru @sakiryon 現代妖怪:わかるかわる とりつかれると「わかるわかる!」と全面同意をしながらまったく逆の意見が口からあふれ出す。とかなwとかなw

2013-08-19 00:53:24