出版労連イベント『改定都青少年条例7月施行、何が問題か』実況まとめ
- KogaUjisato
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旧知の人がどれだけいるかと思ってドキドキして会場に入ったが、自分が労連を離れておよそ10年。会場で出会った知っている人といえば『マンガはなぜ規制されるのか』の著者である長岡さんと、労連本部のTさんだけだった。ちなみに司会進行は長岡さん。
2011-07-02 02:23:19もたらされた情報そのものは概ね本やネットで知った範囲だが、保坂展人、橋本建午、昼間たかしの三氏が集まったところで再構築されると、問題がより鮮明に見えてくるという感じ。改定都条例にせよ児ポ法改定案にせよ、否応なく頭の中を覗かれる不気味さが浮かび上がってきた。
2011-07-02 02:24:04規制する都側も、以前まだしも有していた謙抑的姿勢を失った様子。出版業界もバラバラ。事前検閲を申し出る社も出てくる始末(さすがに都側は断った)。マンガ家の動きが比較的鈍いこともあわせ考えると、20年ほど前の有害コミック騒動以上の深刻さを感じざるをえない。
2011-07-02 02:26:53ラスト近く、長岡さんの指名で会場にいたコン研の杉野さんが発言。出版業界で行われている自主規制の手立ても一般には知られていない、つまり「効果」をあげていないとのこと。ならば何のための自主規制なのかと思う。
2011-07-02 02:27:51自主規制というのは「業界だって努力しているんですよ」というPRなはずで、一般に知られていなければほとんど無意味。加えて内容が苛烈であれば、むしろ規制推進側を勢いづかせかねない危険なシロモノ。それとも出倫協は、本気で「自主規制による青少年保護」をやっていたつもりなのか。
2011-07-02 03:14:55事後の懇親会。コン研の杉野さんから色々と話を聞かせてもらう。従前の市民運動の枠を超えた形の政治運動を展開しているのだなと感じる。と同時に出版業界の資本側がだめなら、労働者の側で何とか出来ないものかと思う。
2011-07-02 02:28:48帰り道、長岡さんと話しながらも、「表現の自由」ということで出版労連のみならず、新聞労連や民法労連、映演共闘、映演労連も加えた、いわば日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)の枠組みで何か出来ないだろうかと酩酊気味の頭で想像してみたりする。
2011-07-02 02:31:33橋本氏のイベントでの発言によると橋本氏が雑誌協会に在籍されていた当時は東京都の対応も柔軟で今とは真逆だった模様。当時の都知事のおかげではないかと推測されていました。
2011-07-02 02:58:13イベント終了後橋本氏にいろいれお尋ねしたのでその話をします。まずロビイングですが当時から継続的にはやっていなかったとのこと。(これについては当時はそれでもやっていけたからだと私は勝手に推測。)
2011-07-02 03:05:08次に大手出版は中小のドギツイ作品を生贄にして難を逃れようとしているが規制派はサンデーやマガジンの萌え漫画も攻撃対象にしているので意味がないのではお尋ねしたところ出版はそういう所の認識が甘いのでは。と仰っていました。
2011-07-02 03:10:53最後にこういう集会に出版関係者(経営に携わる人間)を呼ぶにはどうしたらいいかと尋ねたところ分からないとのこと。私の勝手な思い込みでなければ彼も私と同じで出版の対応の甘さに危機を感じているようです。
2011-07-02 03:15:28イベントの最後の一般の質問で規制派が国内外で実写の児童ポルノとマンガアニメを意図的に混同させるようなデマを垂れ流しているが出版は何かしないのかと質問。
2011-07-02 03:20:12それに対する昼間氏と長岡氏の答えがその悪質なデマを信じている人はそんなにいないのでは?とのこと。大阪府での新しい児童ポルノに関する規制でもそのへんはきっちり区別されて議論されていた。
2011-07-02 03:24:56今回分かったのはやっぱり外にでるのは重要だと思った。ネットでは聞けない情報も聞けたしなによりネットで愚痴るより外に出て活動したほうが気持ちも楽ですし。自分は未成年(19)の手前オフ会には参加しませんでしたが、生の人間同士のコミュ二ティも大事だと認識。
2011-07-02 03:35:47起きた。おはよう。昨日の出版労連の。会場出版業界の人以外は見たことある顔多数。とくに目新しい情報はなしちょっと印象に残ったのは某少女漫画雑誌編集さん「今条例について勉強してる」と。え、今かよ、明日施行なのに今かよ、施行後発行される雑誌の原稿作家さんがた描いてるだろうに今かよ、と。
2011-07-02 10:15:20