「ジュエルペット てぃんくる☆」監督による各話裏話まとめ

山本天志 @tenshi20012001

２３話、にいく前に！皆さんの見てるTVは、画質モードが「ノーマル」になっていますか？大抵TVは明るい家電店内とか、昼間配送した時に見映えがするように、「ダイナミック」とか「ハイブライト」とか「ハイコントラスト」というモードになっていて、それだと微妙なグラデーションがしんでいます。

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アニメの現場では全ての色調整をパソコンでやっている訳で、みなさんが本来の色でアニメを見たいと思っているなら、是非、「ノーマル」モードにして、視聴してみてください。今までキツイとか、派手過ぎるとか、思っていたあのアニメやそのアニメが実はそんな事なかったんだと、気付かれると思います。

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で２３話。アルマストーリーの幕開けです。なぜ、先ほどTVの色味調整の話をさせてもらったかというと。２５話にある前半屈指の名シーンといえる、あかりちゃんとアルマの旧校舎の屋上シーンを、ぜひ、本来の色で楽しんんでほしかったからです。朝焼け色の美術が本当にキレイなんですよ！

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あと、アルマの話にいく前にもう一度紹介しておかなくては。 soramona2000 島田満 　ジュエルペットてぃんくる☆を作った時、考えていたこと「ジュエルペットてぃんくる☆と心のなかの万華鏡」 http://shimadamichiru.sblo.jp/

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２３話。ジュエルランドの昼間、夜間、夕方、と来たんだからと、夜明け前から朝焼けのシーンを描きたいな、と思って舞台設定をしました。２３話では夜の旧校舎がアルマのミステリアスなムードを盛り上げてくれました。お子さんに怖くなりすぎないよう、調整に気を使いましたね。

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あと、ジュンジュンいや、福山さん大登場！ですね。お待たせしました！というか。ここまでじらせたのは、アルマ話に合わせる為、ってゆうのは2次的な要因で、大方の皆さんが予想されていた様に、福山さんのスケジュールの都合上です、ハイ。

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もう少し、制作事情的なマトモな話をさせてもらうと、この２３話というのは、ここまでの話の中で、白眉のクオリティで完成されました。ここまで出来るならと、３クールめ以降の画面作りの基準というか、三段跳びの一段めとなってくれた、大切な回なんです。関係者の皆さん、ありがとうございます。

山本天志 @tenshi20012001

２４話でアルマストーリーの基本設定が説明されました。ミリアは、ここまでですっかりあかりちゃんをお姉ちゃんっぽく慕う様になりましたね。

山本天志 @tenshi20012001

で２５話です。Aパートの夜明け前のラベンダー色の空をバックに、あかりちゃんとアルマの心がホンの少し通う、ストーリー的にも重要な場面を、見事な美術が盛り上げてくれています。劇場レベル、とさえいえる美しい美術と伊部さん渾身の総作監。だからTVをノーマルモードで見て下さいね！

山本天志 @tenshi20012001

２６話。ストーリー前半のラストを締めくくる、夕焼けの図書室のあかりちゃんと祐馬くんのシーンは、本当に苦労したんです。皆さんに、あかりちゃん良かったね！と言って泣いてもらえたあのシーンは、編集さんと音響さんとの３者タッグでなんとかモノに出来たんです。結構、崖っ淵でしたね。

山本天志 @tenshi20012001

そしてこの辺での技術的な蓄積が、３９話のジュエルスノーナイトのご来光や、４９話のあかりちゃんとルビーの、海岸の朝焼けシーンとなっていくんですね。こんなところも一年モノの醍醐味だったかもしれませんね。

山本天志 @tenshi20012001

さて、後半戦。27-29話。アルマ話と30-33話の中核的なお話(いずれも作画的なレベルの高さが必須)の合間で、どうして案外、大事な話がつづきましたよねえ。28話、ガーネットとサンゴの倒れる話とか、27話、あかりちゃんとクラスメイトが仲良くなってゆく話とか。

山本天志 @tenshi20012001

27-33の7回のうち、涙もろい方は5回泣いてるかも、、。あ、話が飛びますが、てぃんくる☆全体の中でもスケジュール的にも内容的にも最大のピンチだったのが、実は前半終了間際の22話と25話だったんです。そこをなんとか乗り切ることが出来て、27-29話あたりは少し気が楽でした。

山本天志 @tenshi20012001

少し肩の力を抜いて臨んだ３クールめ前半でしたが、半年間を乗り切った作画、演出スタッフさんたちは、それまで以上のクオリティを出して来てくれました。ありがたいことです〜。ああ、裏話とかの筈がただの思い出話になっていく、、。歳か！これも歳のせいか！！

山本天志 @tenshi20012001

28話。といえばミリアの歌なわけですが、ここではあえてガーネットとサンゴの漫才のお話を。もちろん、ネタは山田さんの創作です。この、微妙にウケてはいけない漫才を、平野さんと清水さんが、もうノリノリで演じてくれました。ある意味、ガーネットが輝いてましたねえ、、。

けんとん @casterhigh

@tenshi20012001 見ていて、平野さんがめちゃくちゃノリノリだなぁと思いました

山本天志 @tenshi20012001

@casterhigh てぃんくる☆では、平野さんはなんか変わったお芝居の時に、面白がって演ってらしたかんじで(笑) 20話のガーネットが言い寄られてフラれるシーンとか。32話の運動会で新３バカを踏み越えてくシーンとか、楽しそうでしたね。あとトリパカとかwww

山本天志 @tenshi20012001

“@gotcha0303: ミリアのコンサートに誰も来なかったのは偶然だったんでしょうか？それとも本当に嫌われていたのか… それはミリアが可哀想でしょうwww 原因は、山田さんのみぞ知る処なのです。もしかすると反ミリア連合なるモノがあってwwwなわけはないか。

山本天志 @tenshi20012001

“@rudorufu_4: @tenshi20012001 思い出の写真にドッキ☆ドキ！は何度見ても泣けます” 仕事関係の小さなお子さんをお持ちの女性陣には、ダントツ人気だそうです。ありがたや、ありがたや。

山本天志 @tenshi20012001

さて、30-31-33話と、中盤でもっとも大事な局面がやってきましたが。大事過ぎて、ブックレットでがっつり紹介してるかも。 ちょっと目先を変えて32話、３人のチアの話でも？そう言えば、ミリアの一年生と沙羅の三年生までの魔法ドレスは未発表ですが、もちろんないですよ？デザイン。

山本天志 @tenshi20012001

え30話ですが。あかりちゃんはモニカお姉ちゃんが苦手ですが、モニカは子供の頃からずっとあかりちゃんをかわいがっていた事が語られますね。モニカはもしかして、あかりちゃんが大好きで、あかりちゃんに好かれたくって頑張っていたとしたら、、、ちょっと悲劇的ですねえ。あ、違いますけどね。

山本天志 @tenshi20012001

そして33話であかりちゃんと仲直り出来たモニカお姉ちゃんは、その夜、妹と「お風呂一緒」や「同じ部屋で寝る」とかしたに違いない、違いない。というのは僕と伊部さんの勝手な妄想です。「あかり、久しぶりにお風呂一緒にはいろうよ」「今日は一緒に寝よ？」etc...うう、萌えるかも。

山本天志 @tenshi20012001

もうひとつ、沙羅が日本にやってきて、沙羅とアルマとモニカが「誰が一番、あかりを好きか」を言い争う、なんてシーンの会話を妄想したりwwwwww