まとめ はやぶさプロジェクトの成果と今後の展開~イオンエンジンの市場への挑戦~
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えと、じゃあつぶやくかな! http://t.co/JqN11rGJ はやぶさプロジェクトの成果と今後の展開 ~イオンエンジンの市場への挑戦~ に行ってきました
2011-10-06 21:21:53当日は朝から雨でしてかなり寒くなりました。朝からそわそわしていたのであらかじめ申請していた早退時刻より前に見かねた上司が早く行っておいでと言ってくれました。即座に退社するわたくし。マジ月給泥棒。
2011-10-06 21:23:40ついたらもうけっこうな人が「はやぶさi」にいて、そわそわしつつもまたクリアファイルとかグッズを買ってレジに行ったら、誰かが整理券をもらっていて、あわてて私もいただきました。座席ゲットだぜ!でもいっつもこういうのに顔出してしまうから、正直いいのかなと最近は思ってて、でも嬉しかった!
2011-10-06 21:26:40嬉しい出会いがあったりして、わくわくしながら入場へ。整理券は「記念に持っててください!」の鶴の一声でしまいました。始まりがちょっと遅れたのは中の人によると「プロのカメラマン待ちです、7年はお待たせしません!」w少ししたら「今東京駅に着きました」とのことで時間未確認ですが遅れて開始
2011-10-06 21:28:26國中先生、堀内さん、デモレーターの山崎氏が登場。会場からの拍手がでかい。國中先生はスーツに、紅白っぽいきれいな色合いの幅の太いネクタイ。堀内さんはなんとも上質そうなやわらかな色のスーツに茶色い革靴。一分の隙もない感じ。山崎氏はポロシャツ?にチノパン。
2011-10-06 21:30:30いつも映像を流している大きな画面をはさんで、左端に堀内さん、右側に國中先生、壁に背をつけるようにして会場に向かうように司会をする山崎氏。実はミューシリーズのイオンエンジンの#1が置かれていて、雅楽の小太鼓そっくりでぱっと見るは絶対それとわからないような格好で興味しんしん
2011-10-06 21:33:12最初に國中先生のお話から。イオンエンジン、電気推進とはという歴史をお若い頃の「堀内さんの」写真と共に振り返るというイントロに大笑い。おふたりとも京大→東大大学院という流れで國中先生は堀内さんの先輩だそうで(上下関係がばりばりに厳しそうでしたw)
2011-10-06 21:35:03「もっと小さくてカッコいいものを作りたかったけど、ちょっとね~」と國中先生がおっしゃると堀内さんも「そうですねーあれはねー」と「はやぶさ」搭載のμ10に悔しそう・残念そうなおふたり
2011-10-06 21:35:59先生は用意した資料のうち「はやぶさ」関連の箇所は「これは今日ここにいる皆さんはよくご存知でしょうから」「皆さんはプロですから」とさくさく飛ばしてました。イオン源の性能改善のグラフ、はじめは1万ボルトの電圧で2割しか推進力に転換できなかったのが着想から実証まで10年かけた、と
2011-10-06 21:39:32恩師である栗木先生のことを何度も口にされて、研究に携わるモチベーションの大切さ、学生への刷り込み=どれくらい粘り強くやれるかを自分は伝えてもらった、今度は自分が伝えなければならない!と目をギョロリ
2011-10-06 21:40:31ブルーバックスの『「はやぶさの超技術』」への寄稿とほぼ一緒だったと思いますが、あれよりは現状が進んでいるので、もう少しつっこんだ内容だったかも。後で研究者としての立場からのどんだけな無茶振りだったのかがよくわかる、メーカー側の堀内さんとのからみの伏線だらけw
2011-10-06 21:43:11山田哲哉先生のことを暴走特急みたいな言い方されてました「あいつがまたとんでもないヤツで」「あいつをコントロールするのが大変だった」「あいつに言ったことはないんですが、カプセルは完璧でした」 技術者どうし、変人どうし(失礼!)の激しいバトルがうかがえます、目的を達成するための、戦い
2011-10-06 21:44:36前後しますがイオンエンジンの開発日程は実情はぎりぎり(タイト)だったけど優遇されていた、数ヶ月に一度報告会?があるけど、いつもイオンエンジンが報告のトップだった、それだけ関心をもたれていたし「絶対うまいことやれよというプレッシャー」でもあったと
2011-10-06 21:45:48そして開発が遅れるということはなく、イオンエンジンに関してははらはらさせることはなかった、と國中先生思いっきりドヤ顔をしてみせて笑わせたり。しかし堀内氏から打ち上げ直前にやらかしたとつっこみが入る。内之浦でのケーブル丸焼き事件w
2011-10-06 21:47:31川口先生は嘘を見抜く名人みたいで、三人とも嘘をつくとすぐばれたそうです、そして最後の最後にやらかしたことを報告したとき、堀内氏「怒らなかったんですよー!」と真顔で。「ここまできて怒っても仕方がないと思ったのかもしれませんが、にこにこして間に合わせてくださいと言われました」
2011-10-06 21:49:02「一ヶ月半ですよ、不眠不休で、いやそれに近いくらい必死で間に合わせました」と堀内氏。他の方からうかがったのですがこのリカバリーは本当に大変だったらしいですね。何しろ「はやぶさ」の心臓であり「足」であり翼でもあるわけですから、イオンエンジン。
2011-10-06 21:50:29國中先生の説明が終わったらすぐ堀内さんの説明に。資料はすっきりとシンプルで洗練された印象でした。言葉の使い方がうまいし綺麗な字面で、ああ人を説得するのが仕事のこの人は、適職なんだろうなと思いつつ、
2011-10-06 21:52:05自分の先生に「おまえイオンエンジンやれ」と言われて「やる」ことができる能力と素質と根性を持っている本当に優秀な人なんだなあと思いました。普通できないもんね、イオンエンジンやれって言われても。すごいなあ。
2011-10-06 21:52:51んで國中先生が大暴露、「彼は当時つきあっていた女性が東京にいたから東大に来たんですよ」会場「ええーーww」「今の奥さんとは別の人」堀内氏「違います、結婚相手です!」www 堀内さんをいびる発言のときの國中先生の満面の笑みがまぶしすぎましたwニッコー!って光輝くようなザ・笑顔w
2011-10-06 21:54:47堀内さんのことを「彼は言わないんですよ。だから知らないんです」とおっしゃった國中先生。「おそらくひとつひとつ説得してまわったんでしょうね」と当時の無茶ぶりの嵐を回想されて。引き受けた以上はやりとげる、男の意思、意地、プライド、物柔らかな雰囲気の方ですが、さすがという感じです
2011-10-06 21:57:00堀内さんによると、イオンエンジンは國中先生が作るけれどそれだけでは動かない。スイッチがあり電源ケーブルがあり、とどこにも存在しない部品を用意しなければならない。だから作れそうな人のところに頼みに行く。すると「何でNECさんがイオンエンジンなんか作るの?」と言われる。
2011-10-06 21:58:28そう言う人を相模原に連れて行って実際に國中研究室でイオンエンジンが稼動しているのを見せる。すると「おお面白いね」と興味を持つ。「そして深みにはまっていく」で大笑い。「引き返せないところまで追い込む」とか何とかwww
2011-10-06 21:59:56それで、話が前後しちゃうけど、衛星搭載実績が3機はないと認められない大変にシビアな市場だけれど、μ10は「はやぶさ」がある意味で過酷すぎる実験を宇宙でしていたようなもので、その性能は実証されている。こういう「とがった技術」を受け入れる余地が海外にはある、と
2011-10-06 22:01:41何でも上司に「今後3年間で20億(後からの質問で7~8台と回答)」の売り上げを約束してしまい既に1年が過ぎている。自分としてはこのノルマを忘れてほしいけどそうはいかないwとのことで、レターを書いた。EUは自分たちの中だけでまわしたい意向がある、アメリカは興味を示した会社があった
2011-10-06 22:03:24もっと知りたい、何なら共同開発したいと返事をくれたのでイオンエンジンを持って飛んで実際に動かして見せた。NECとして採算が取れる業務にしていきたい
2011-10-06 22:04:10