産地偽造について明石昇二郎 氏の話

つぶやいたGoodBye_Nuclear 氏によると最初のつぶやき 「埼玉県産の小松菜を「静岡産」、茨城県産の白菜を「兵庫産」と偽って輸出していたのは「1200万都民の台所」とも呼ばれる東京築地市場の青果仲卸業者「築地三徳」である。放射性ヨウ素が検出されたのは、同社がシンガポールの日本料理店向けに輸出した野菜だった。(明石昇二郎)」 が、RT100件を超えた後、ご自身のTLから消失したとのこと。そのつぶやきを先頭に続きをまとめた。 明石昇二郎 氏のプロフィール: 続きを読む
7
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

おかしい。昨夜、多くリツイートされたこれが自分のタイムラインで表示されない → http://t.co/gaHjQ3qG

2011-12-10 09:37:09
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

仲卸業者「築地三徳」が輸出したのは小松菜2束に白菜2個。たったそれだけの量の野菜が、他県の生産地や他国までを巻き込む国際レベルの騒動を引き起こした。事件を受け、築地市場を所轄する東京都では、この業者を3日間の業務停止処分にしていた。(明石昇二郎)

2011-12-09 23:14:21
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

築地の青果仲卸業者は語る。「兵庫県産の白菜が築地に入荷してくるのは主に2月頃まで。冬場が中心。事件のあった3月末頃になれば、もう入荷してこない。静岡産の小松菜にいたっては、築地ではほとんど見かけたことがない。あのあたりの小松菜は築地ではなく、主に中部圏や関西圏に出荷される」

2011-12-09 23:16:37
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

シンガポールの「輸入停止」事件は大々的に報道されていたものの、築地の仲卸業者による「産地偽装」事件は不自然なまでに報道されていない。この事件を報じたマスコミは4/24付「朝日新聞」の、それも東京地方版のみ。全部で435文字のベタ記事だった。その後は「日刊食料新聞」が報じただけ。

2011-12-09 23:18:40
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

築地三徳の川口啓幸社長は当時、「築地本場青果卸売協同組合」の理事長で、築地市場の豊洲移転に賛成する仲卸の急先鋒だった。川口社長は理事長を辞したものの、築地仲卸業者の間では「都の意向に従順な移転賛成派だから軽い処分で済ませたのでは」「朝日以外が報じないのは報道規制か?」と噂された。

2011-12-09 23:22:05
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

3月下旬から4月にかけてといえば、テレビをはじめマスコミ業界全般で被曝「安全」説や「大丈夫」説が跳梁跋扈していた時期だ。その一方、風評被害のニュースも幅を利かせていた。この時期、マスコミ記者やデスクの間では、トラブルに巻き込まれるのを恐れる故の過度な「自主規制本能」が働いていた。

2011-12-09 23:34:46
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

シンガポールは3月31日、静岡県産(本当は埼玉県産)の小松菜から1キロ648Bqのヨウ素13等を検出したとして静岡県産の野菜と果物の輸入の即時停止を発表した。この後、兵庫県産(実は茨城県産)の白菜からも同国の輸入基準(1キロ100Bq以下)を上回る放射性ヨウ素が検出されている。

2011-12-10 00:38:12
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

本来「風評被害」というのは、今回の事件で“濡れ衣”を着せられた静岡県や兵庫県の生産者のような立場の方々が使うべき言葉なのだ。東京電力が原発事故でバラ撒いた放射能が降り注いだ地域においては、「風評」どころか「実害」以外の何ものでもない。(明石昇二郎)

2011-12-10 00:40:17
善川チャーリ @GoodBye_Nuclear

つまり、現在の「風評被害」なる言葉の用法は、日本語として大変おかしい。誤解を招く「風評被害」一辺倒ではなく、現実を見据えた新たな言葉を編み出すのは、時代の要請でもある。(明石昇二郎)

2011-12-10 00:42:56