早川氏の戦術は勝利したか
- HayakawaYukio
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早川氏の「中通りの米作農家はサリンを製造したオウム信者」を、差別的な発言あるいはヘイト・スピーチと見なすのは、無理だと思う。田中さんが言うように「一定の事実に基づいている」からではなく、ぼくの観察では、早川氏に差別意識や憎悪はない。(続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 03:25:23では、山口さんが言うように「差別意識を植え付け得る」発言であるかというと、少なくとも「中通りの米作農家=オウム信者」や「農家を撃て」にかんするかぎり、頷けない。この種の発言を「文字通り」に受けとる人は、頭が変としか言いようがない。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 03:37:02早川氏のその種の発言は、ほとんどの人には、過激というよりはむしろ奇矯なものと受け取られている――少なくとも、ぼくの TL では。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 03:49:26そこで、なぜ、ぼくが彼の発言を憎むのかといえば、もし自分の観察が正しいなら、彼は、自分の主張を広め、世間に認めさせるために核事故被災者を利用しているから。一種のセカンド・レイプ(いやな言葉だが)だと思う。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 03:52:10「3月4月は僕も東電を責めていた。だが、間に合わないから福島を責めた。でも結局生産を止めることは出来なかった。僕は負けた」http://t.co/Z0d3RL8i ― 生産を止めることが可能だと本当に早川氏は思っていたのだろうか? (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 03:55:51数日前にも書いたが、おそらく、あの時点での早川氏の真の目的(?)は、米の生産を止めさせることではなく、なるべく多くの人にセシウム汚染米の危険性を教えることであり、それはある程度成功したと思う。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:00:41その功績は認めざるをえない。牧野さんが言うように、早川氏は「なるべく多くの人を危 険から救いたい、そのためになるべく多くの人の耳に届くように、と思って そのための戦術としてやってる」http://t.co/fJIdAxOe (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:04:26NHKをふくむ多くのメディアが早川氏訓告事件を報道した。ネガティヴな扱いではあっても、とにかくマスなメディアに取り上げられたのは氏の勝利。高濃度汚染地で米を作るなという氏の持論が実現する可能性がでてきた。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:11:44それはいい、が、しかし「なるべく多くの人を危険から救」うために、そういうやり方では救えない人びと――作付けを断念したら、たちまち困窮する人びと、避難したくても避難できない人びと――を痛めつけるやり方が正しいとは思えない。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:16:24結局、早川氏(その他多くの人たち)は、核事故被災地の人びとを「数」としてしか見ていないように思われる。それが「正しい」視点であることは否定しない、否定しえない。 (続 http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:23:53が、しかし、ぼくは、放射能におびえつつ、それでも核事故被災地にとどまらざるをえない、そこから逃げだすことのできない人びとのことを、どうしても考えてしまう。早川氏の発言は真かもしれはない、美かもしれない、しかし善なのだろうか? http://t.co/69JLo3DW
2011-12-12 04:31:59