「twitterユーザーが選んだ東京創元社の本2011」
- tokyosogensha
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その3:D.M.ディヴァイン「五番目のコード」 個人的に今年一番の発見はディヴァインだったが、中でも連続殺人を取り扱ったこの作品は好きだ。何となくだが、法月綸太郎の近作が好きという友人に勧めてみたい作家でもある。 #tsogen11
2011-12-29 01:27:39#tsogen11 「もろこし銀侠伝」 意表を突かれる内容でした。ものすごーく好き、という訳ではないけれど、気になる本。まだ、点線部分しか読んでいないので、続編でもっと輪郭がはっきりするのかな?という期待もアリ。大陸モノは、深くてとんでもなくて、時々怖くて、面白い。
2011-12-29 01:32:37米澤穂信『折れた竜骨』 #tsogen11 世界設定はFTだが完全にミステリ文法。無駄なパズルピースがないこと前提で読むとわりと早いうちに犯人だけは絞り込めてしまったが、面白さを損なうものではない。隅々まで行き届いた緻密さが素敵。キャラもみんな好き。
2011-12-29 01:42:19乾石智子『夜の写本師』 #tsogen11 作者名を見なかったら翻訳物かと思うかも。そうだ私はこういうのが好きだったんだ、と思い知らされて心拍数が上がった。世界に奥行があって鮮やかなイメージと感情が呼び起される、繊細かつ静かに力強いファンタジー。
2011-12-29 01:42:35「五番目の女 上下」ヘニング・マンケル。「protestする女性」というテーマが終始貫かれていて、ミステリとしてだけでなくテーマが興味深い。本格系犯人当てミステリというよりも「地道に追いつめる」警察小説なのですが、どう追いつめるか?までの描写が非常に面白い。#tsogen11
2011-12-29 06:18:12「異星人の郷 」マイクル・フリン。ハードSF(と理解)+歴史モノ(しかも中世!)。丹念に積み上げられる物証とロジック、”ありえそうな感じ”が面白すぎる。「え、もう終わっちゃうの??もっと読みたいー」と思ってしまった。 #tsogen11
2011-12-29 06:23:29「エルサレムから来た悪魔 」アリアナ・フランクリン。歴史ミステリ+専門的知識を持った女性が活躍、という点で「フィデルマ」シリーズを思い出させるけども、主人公がフィデルマに比べていい性格すぎて痛快。これも「protestする女性」もの。 #tsogen11
2011-12-29 06:25:53エラリー・クイーン「レーン最後の事件」の衝撃も忘れられない。シェイクスピアへの興味も持たせてくれた。 #tsogen11
2011-12-29 08:57:36@tokyosogensha あまり出版社を意識して読んでないけど、見なおしてみると2冊ありました。「閉じた本」http://t.co/DCrcAj1x 「歯と爪」http://t.co/2rmuDDow #tsogen11
2011-12-29 10:25:03<東京創元社の本2011>水見稜「マインド・イーター」。本編もとても面白かったし、飛先生の渾身の解説も読み応え十分だった。一冊で二度おいしい! #tsogen11
2011-12-29 17:59:06