市議会議員は市民として情報公開請求できるのか?できないのか?
- HandaNobuaki
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★これから、三鷹市の情報公開の実態について、連番ツイートします。(1)から(33)まであります。5分間隔の予約送信です。市長の記者会見時の配布資料を議員が情報公開請求した結果どうなったか?ご覧いただければと思います。
2012-01-13 21:05:08(1)昨年9月議会の出来事。8/29に行われた9月議会前の市長記者会見の際に配られた配付資料を、議会事務局を通じて資料請求をしたことがありました。請求日が9/5、その後4日たった9/9に手元に資料が来ました。記者会見から10日以上もたって資料を目にしたことになります。
2012-01-13 21:10:07(2)市長記者会見配付資料はすべて新聞記事になるわけではありません。つまり、新聞社に情報が行っているのに、新聞社が記事として取り上げるか否かで市民の知る権利が左右される事態が考えられるのです。
2012-01-13 21:15:08(3)この事態を回避するには、配付資料を記者会見前もしくは事後すぐにホームページにアップするなど、情報開放をしておくことが必要です。12月議会の一般質問で、この点を取り上げて質問しました。
2012-01-13 21:20:05(4)まず、企画部長が答弁しました。「定例記者会見は~市長が直接、報道機関に説明する機会として開催~資料は~出席した報道機関の記者用に作成しているもの~当日、会場にお越しいただいた記者にお渡しすることとしている。」
2012-01-13 21:25:04(5)「記者会見資料は、わざわざ市にお運びいただいた記者の方々のプライオリテイーを優先して考えて~事後においてもホームページでの公開は行わない。」残念ながら、市民の知る権利より記者のプライオリティが優先のようです。
2012-01-13 21:30:18(6)この答弁にびっくりするも、半田はなおも質問を続けました。9月議会の記者会見配付資料には補正予算の保育園に関する部分の詳細な説明があるなど、立派な資料です。これらが委員会に付託されない限り明らかにならないという現実があるのです。
2012-01-13 21:35:05(7)一方、市長の議案上程説明は、記者会見配布資料ほど詳しく述べるわけではないのです。上程理由説明を受けて、その後、議会運営委員会で当該議案につき委員会付託か即決かを決めるわけですが、ここには問題点が2つあると思うのです。
2012-01-13 21:40:06(8)その1。仮にその議案が即決だったら、記者会見配布資料レベルの詳しい中身を知らずに、議案を審査する議員が即決と決めたことになり、本会議場で資料が配布されないまま数回の質疑がなされ、そのまま採決となってしまうことがありえるのです。
2012-01-13 21:45:08(9)記者が知っていて、議員が知らない情報が存在する可能性がありえる中で採決がなされるというのは、明らかに欠陥といえるのではないでしょうか。議会には議決責任があるのです。
2012-01-13 21:50:07(10)その2。委員会付託となって、委員会で資料として配られる情報で、初めて知る情報がありえるのです。先ほどの保育園の情報は、記者会見配付資料と同レベルの資料が委員会付託となって初めて議員に示されたのです。
2012-01-13 21:55:09(11)つまり、記者会見配付資料と同レベルの資料が、委員会に付託されないと出てこないという現実はやっぱりおかしいと思うのです。本来は議案書を配付する段階でやはり記者会見資料を添付をするなりして、つまり、前持って情報をある程度公開をしておいて、
2012-01-13 22:00:35(12)その後に議案上程の説明にいくべきと考えます。この2つの問題点を指摘し、やはり記者会見の配付資料を公開をすべきだろうと指摘しました。もちろん事後で構わないと付け加えました。
2012-01-13 22:00:35(13)次は河村副市長答弁でした。「議会の内部での問題も含んでいるんじゃないか~正副議長の申し入れのときとか、誠心誠意資料をもって説明~市側の対応でという問題ではない。」
2012-01-13 22:10:08(14)議案上程の際の理由説明より記者会見資料が詳しいことに対する答えになっていないですね。残念な想いでした。最近、質問に対する答えになっていない答弁が目立つような気がします。
2012-01-13 22:15:12(15)半田は納得できず、なおも食い下がりました。12月議会の前に、11/22に市長の定例記者会見がありました。翌23日祝日ですので、その翌日の24日に、今度は議会事務局を通さずに情報公開請求をしました。
2012-01-13 22:20:08(16)情報公開請求は市民固有の権利です。私も三鷹市民です。終了した会見の配付資料だから、当然、すぐ出てきて当たり前だろうと思ったが、実は一般質問の日の11/30になっても連絡すらなかったのです。
2012-01-13 22:25:06(17)そこで、会見が済んでいる、コピーをするだけの話だと思うが、なぜこれだけ、長期間、資料が出てくるのが時間かかるのか?につき、再度質問をしてみました。次の答弁は、清原慶子三鷹市長でした。
2012-01-13 22:30:19(18)以下市長答弁。「9月議会のときには議会事務局を通して資料要請があった。今回は情報公開請求があった。同じ資料なのに、情報公開請求を頂いた~私としては、しっかり考えさせて頂く。」
2012-01-13 22:35:08(19)半田はびっくりしました。市民の権利である情報公開請求をしたら、考えると言い切ったのです。思わず、次のように食い下がりました。「というのは、公開もできない可能性もあるということですか?」
2012-01-13 22:40:07(20)引き続き市長答弁。「検討する。議会事務局に調査係もいる。市議会議員から要請があれば、資料を提供しているつもりだ。なぜあえて情報公開請求を頂いたのか?と思い、私としては、これは検討してしっかりしなければいけないなと思っている。」
2012-01-13 22:45:11(21)持ち時間を会派内で割り振っているので、ここで質問を終了しましたが、大変な答弁だと思いました。何が問題なのか?を以下書きます。詳細は本会議録画中継 http://t.co/Gnh0mp9x をご覧ください。
2012-01-13 22:50:08(22)三鷹市情報公開条例5条には情報公開請求できる主体につきましては「何人も」と規定している一方で、情報を出すか否かを「検討する」となると、主体を限定していない条文が死んでしまうことがまず問題です。
2012-01-13 22:55:09(23)同条例6条には、情報公開決定につき、「速やかに」という原則、そして例外として、相当理由がある場合に請求日から15日以内としていますが、そもそも記者に公開されている資料なので相当理由がない事例なのです。
2012-01-13 23:00:43(24)にもかかわらず、実際に、情報公開決定され、資料が届いたのは12/2でした。結局届いたからいいやでは済まされません。11/24に情報公開請求した物が、12/2に公開というのは、「速やかに」とは到底言えません。ここに恣意性を感じるのは私だけでしょうか?
2012-01-13 23:05:13