• hamano_satoshi
    告知です。1/25(水)、NHK「クローズアップ現代」にスタジオ出演します。テーマは「ゲーミフィケーション」です! http://t.co/met38IAT
  • hamano_satoshi
    昨年11月、朝日新聞のオピニオン欄(論壇時評「明日を探る」)に寄稿したゲーミフィケーション論をぶつ切りで再掲しておきます。アラブの春、ロンドン暴動、ウォール街占拠デモともつなげたものになっています。
  • hamano_satoshi
    @wakusei2nd おお、さっそくの反応どもっす、ゲーミフィケーションは「希望論」でもまさに希望の一つとして触れているトピックなので、頑張ってきます!
  • hamano_satoshi
    【ゲーミフィケーション論再掲】ネット発の「運動」が大きく世界を揺るがした一年だった。中東革命にロンドン暴動、そしてウォール街占拠デモ……。いずれも共通しているのは、フェイスブックやツイッターといったソーシャルメディアを通じて、若者たちの参加行動が芋づる式に連鎖・拡大した点にある。
  • hamano_satoshi
    津田大介氏は『中央公論12月号』の茂木健一郎氏との対談のなかで、この一連のインパクトを「動員の革命」と表現する。これまでネットの可能性は、誰もが自由に情報を発信できる「総表現社会」(梅田望夫)の実現によって、
  • hamano_satoshi
    ハーバマスのいう「公共圏」——草の根の市民どうしの理性的な討議空間——を再興できる点にあると考えられてきた。しかし、いまやネットのポテンシャルは「討議」ではなく「動員」にある。
  • hamano_satoshi
    SNSでつながりあう人々が、次々に怒りの声をあげ、巨大な「オフ会」さながらに広場を埋め尽くすこと。寺山修司の言葉をもじれば「ネットを通じて街へ出よう」。これこそがいま、世界を揺さぶる原動力となっているのだ。
  • hamano_satoshi
     もちろん、それは手放しで歓迎できるものではない。ロンドン暴動がまさにそうだったように、怒れる群衆は暴徒化する危険性を常にはらむ。しかし、それは革命にとって避けられないのだと、先の対談で茂木氏は指摘する。
  • hamano_satoshi
    群衆は美しい理念なぞでは動かない。革命とは実際のところ、怒りや欲望に突き動かされた匿名的群衆が噴き上がる、ネットの「炎上」さながらの事態である。それはフランス革命の頃から変わらないのだ、と。
  • hamano_satoshi
     確かに、そのとおりなのだろう。だが、そのとき論壇なり思想なりが果たす役割とはなんなのだろうか? 
  • hamano_satoshi
    せいぜいできることは、中東革命は打倒・独裁政権なので◎、ロンドン暴動は単なる暴力なので☓、ウォール街占拠は反・資本主義的だがイデオロギーはばらばらなので△というように、あちこちで起こる「革命=炎上」を後付け的に評価することぐらいなのだろうか?
  • hamano_satoshi
    あるいは「荒ぶる大衆は困ったものだ」と、(これもフランス革命以来同様に)保守主義者のように眉をひそめるしかないのか?
  • hamano_satoshi
    筆者は、これらとは異なる「動員の革命」の思想がありうると考えている。そのヒントを与えてくれるのが、『幸せな未来は「ゲーム」が創る』の著者ジェイン・マクゴニガル女史が提唱する、ゲームを通じた社会改革というアプローチである。
  • hamano_satoshi
    ゲームというと、単なる暇つぶしかひきこもりの現実逃避といったイメージが強いだろう。これに対し彼女がつくるのは、「ARG(オルタナティブ・リアリティ・ゲーム)」と呼ばれる、現実空間上でプレイするゲームである。
  • hamano_satoshi
    しかもそれは、熱中するプレイヤーが増えていくほど、世の中をよりよい方向へと変えていく「社会運動」として設計されている。それはたとえば「見知らぬ街中の人を巻き込み、他者への寛容さを育むゲーム」「貧困問題を解決するアイデアを競い合うゲーム」など、実に様々だ。
  • hamano_satoshi
    彼女の思想は明快である。要するに現実は「クソゲー」すぎるのだ。政治も会社も学校も、ルールやゴールが複雑で分かりづらく、誰もが手応えややりがいを得られる仕組みになっていない。だから少なくない人々が現実社会に失望し、ゲームに逃避してしまう。
  • hamano_satoshi
    それならば現実のほうをゲーム化し、ハマりやすい形に変えればいい。もはや政治的なイデオロギーや美しい理念だけで人は動かないのだとすれば、ゲームこそが社会運動の原動力となる。これがマクゴニガルの「ゲーム型社会運動」とでもいうべき思想なのである。
  • hamano_satoshi
    「キレる若者」ではなく「ハマる若者」たちの社会革命。筆者はここに、「動員の革命」のオルタナティブな可能性を見るのである。
  • hamano_satoshi
    === 以上、朝日新聞に昨年11月に寄稿した論考でした。連投失礼しました。
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コメント

  • yukichi
    松本さんのまとめにあれこれ言ってなんだけど、英語圏では2007年、2008年くらいにゲーミフィケーションの実装が出て以降、ほとんど流行ってない。誰も具体的な実装や成果を知らないでしょ? 一方でニコニコ動画の「コミュニティレベル」はほぼ唯一の実装であるにも関わらず、誰も言及しない。何でなんですかね。
  • yukichi
    http://www.readwriteweb.com/enterprise/2011/12/infographic-gamification-becom.php 自分で反論するけど、この情報が出て来た時に「俺も考え変えた方がいいかな」と思ったけど、自分の観測範囲だと、やっぱり誰も言及してなかった。とても残念。
  • fool_0
    現実をゲーム化するという発想は面白いが、ゲーム同様裏技を使われた場合の反応が想像つかないなあ。現実でもゲーム上でもルール破りをしたがる輩が腐る程居るのも忘れてはならないと思う
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