民主議員秘書の勝見貴弘氏が沖縄独立による基地問題解決を提案してたので考えてみた
@kuins 少し掘り下げてみましょう。問題は、沖縄が独立したとして現実的にどう「国家」として存続していくかだと思います。まず財源。いま現在でさえ国の補助は十分ではなく経済振興策も県単体ではとれない状況。それをどう自給自足し日本や周辺国と共存共栄していくのか。ビジョンが必要です。
2010-05-31 19:01:15@tajima03 CICCの基本戦略「国家政府と対峙せず、啓蒙するべし」というのがあります。これは政府とNGOの力関係から生じた合理的な帰結です。沖縄独立を目指して沖縄党を結成するにしても、日本政府と対峙するばかりでは持続可能な独立は勝ち取れない。ここをどうするかが考え所です。
2010-05-31 19:10:54しかし、これだけは言いたい。民族自決権。これは、どんなに統合された国家であっても、その国家に統合された民族が持つ固有の権利。この「権利」を行使することは、国際法上認められる。中国でのチベット、ウィグルの独立運動も本来はそう。国民国家が鎮圧してよいものではない。続く
2010-05-31 19:16:54仮に沖縄が独立したとする。これを日本政府あるいは日米共同で武力によって阻止しようとした場合、日本は国際社会の中で中国と同じ扱いになる。そして沖縄は中国にとってのチベット・ウイグル問題のように、日本の恥部となる。日本国民はこれに耐えられるのか。ならば、選択しなくてはならない。続く
2010-05-31 19:19:41日本国家ははるか昔に琉球王国を滅ぼしその領土を自国に併合した。その末裔がいまも沖縄に生き、その時代の信仰もまだ残る。明らかに異国の文化だ。これを同化し搾取してきたのが本州統制下における沖縄の歴史。日本国憲法の庇護にない時代まで過ごしている。このことに本州は反省はないのか。続く
2010-05-31 19:24:06沖縄の人々の要求を全て蹴るのならば、沖縄の人々には分離独立という選択肢がある。それを阻止するには「力の行使」が必要になる。この「力」を国家の抑止力維持という大義のもとに行使するのでれば、本州の人間はその責任を国家とともに負わなければならない。その覚悟はあるのか。問いたい。以上
2010-05-31 19:26:45@tkatsumi09j 沖縄が分離独立を「維持」するためには、結局その裏付けになる抑止力/軍事力が必要になります。米軍基地を拒絶するために独立し、その主張を裏付ける軍事力を独自に沖縄が持たないなら、後押しとして日米と対立する別の国の軍隊が駐留するだけのことです。
2010-05-31 19:37:10@tkatsumi09j 沖縄にとって「基地がないことがプラス」なのだとしても、沖縄の都合に拘わらず太平洋に出たい中国は沖縄に根拠地=基地を求めます。本土からの投資と米軍経済のある沖縄と、それがない中国統制下の沖縄、どちらがマシか、という洗濯を求められるかと。
2010-05-31 19:38:15@tkatsumi09j 先だって勝見氏がブロックされた方が提示されていたように、シーレーンへの圧力、太平洋側への進出などなど、中国が太平洋進出を目指さない理由はどこにもありません。その「他国の都合」の中にあって沖縄が実勢圧力なしに自立可能と考えるのは無責任すぎます。
2010-05-31 19:40:01@tkatsumi09j 基地を沖縄県知事の承諾を不要とする県外にする現実的な方法を考えるとしたら、辺野古を基地協力を申し出ている大阪府の飛び地にしてしまうほうが現実的ですよ。県境を越えた飛び地の例は別に珍しくないんですから。
2010-05-31 19:41:35@azukiglg そうですね。そこは沖縄の人々の選択となるでしょう。当然、独立にはリスクがつきまといます。容易に獲得できる独立などないでしょう。それは他国でも同じでした。しかし私が問うているのは、あくまで「仮」に、それでも沖縄が独立を選択したとき、本州の人間はどうするか、です。
2010-05-31 19:42:24@tkatsumi09j 昔、吉里吉里国とかミニ国家ごっこが流行ったことがありましたが、リヒテンシュタインなどのような小国が独自の軍事力を持たずに独立を保てるのは、そこが戦略的要衝では【ない】からです。沖縄に当てはめることはできません。
2010-05-31 19:43:17仮に沖縄が独立を選んでも、戦略的安全保障のために自衛隊の駐留か米軍駐留を頼む以外の道はありません。経済圏としても日本からの観光、日本への農産物輸出に頼ることになり、今と経済状況は変わらない上に、交付金がなくなる分貧乏になるのでは?
2010-05-31 19:44:44@tkatsumi09j 沖縄の幸せを本土人として考えるなら、「今後も日本として手厚く扱う」=現状維持が最適解になると思います。変化を望む気持ちはあるのでしょうが、変化が進化だとは限らないことは、昨年からの八ヶ月で経験したばかりですしね。
2010-05-31 19:45:50@azukiglg はい、そうした「正論」は十分わかっているんです。でも、90年代にヨーロッパを席巻したエスノ・ナショナリズムの源はそうした理屈ではなく感情でした。その感情が制御できなくなったとき、そうした理屈は吹っ飛びます。その時、国家は暴力装置を作動させるほかなくなる訳です。
2010-05-31 19:46:55@tkatsumi09j ヨーロッパを例に出すまでもなく、昭和前半の日本や2009年の日本も、正論ではなく感情によって国家に暴力を許可してしまっていますが。正論が解っているのに、「感情」「義憤」を斟酌してしまうのは、政治とは言えないのではないでしょうか?
2010-05-31 19:48:27@azukiglg え、「現状維持」=「日本として手厚く扱う」ですか?そうなんでしょうか。「現状を改善する」のがせめてもの報いになるのではないでしょうか。私はそういう意味で、今回の政府の決定は一部評価しています。ただ、どの程度実質的改善が見込まれるかは未知数ですが。
2010-05-31 19:50:13@azukiglg いま私は「政治」を語っているのではないのですけどね。国民の選択です。
2010-05-31 19:51:38@tkatsumi09j 現状について「手厚く扱われていない」と思うのでしたら、今沖縄県に対して行われている投資、公共事業、給付優遇その他の一切を辞めてみて沖縄が自力で対応するのにどれほどのコストが掛かるか計算されてみたらよいのでは?そこを考えずに「もっともっと」というのは変です
2010-05-31 19:54:22@tkatsumi09j 国民に選択を促すのも、国民の声を拾うのも「政治」ですよ。それとも国民の選択は「政治」ではないのですか?
2010-05-31 19:55:02@azukiglg いや「もっともっと」じゃなくて「負担を減らす」という意味での改善です。
2010-05-31 19:56:09@tkatsumi09j 国民がひとつひとつ何かを選んでいくということがまさに政治であり、それを提案議決するのが議会で、実現するのは行政。全部ひっくるめて政治であり、国民は「選択をする」という形で政治参加しているんですよね?違うのですか?
2010-05-31 19:56:29@tkatsumi09j 負担を減らすについてですが、先にもあったように沖縄の都合で中国の太平洋進出を辞めて貰うことができない以上、基地を置いていただくという負担は沖縄が独立しようがしまいが変わらないと思います。
2010-05-31 19:58:15