続・革命の薔薇騎士団〜白薔薇と黒薔薇と少年王〜

@PerfectMagiccc

後世に語り継ぎたいワイルドさ RT @PattyGummy: 黒薔薇がやたらワイルドになってしまうのは、えび座の和装ぷまの影響も大きいです。あれほんとにすっごい格好良いんだよおヒールっぽくて…黒い和服でさあ…ｳｯｳｯ

@pan2ryoko

黒薔薇との過去を王に話して聞かせる白薔薇が脳内を駆け巡る…もちろん吸血鬼の呪いを間一髪でマリに浄化してもらって臥せってる黒薔薇の枕元で。

@PattyGummy

「白薔薇と黒薔薇はいつから友達になったんだ？」「っふふ、友達なんて素敵な関係ではありませんがね…最初に会ったのは幼少の頃、どこぞの伯爵のパーティーでした」「そんなに昔のことなのか」「ええ。大人ばかりのパーティーに退屈した私は同じ年頃の黒薔薇を見つけて、2人で抜け出したんです」

@PattyGummy

そして白薔薇と黒薔薇は12歳くらいになって軍で再会するんだよ！フッフー！

@pan2ryoko

@PattyGummy 「あの頃は、私の方が背が高かったんですよ」「本当か？」「ええ、しかも今でこそ仏頂面ばかりですがそれは泣き虫だったんですよ？抜け出して遊んでたはいいけど温室で母上からもらった大事なペンダントをなくしたって大泣きして。内緒ですよ？」

@pan2ryoko

王「今からは想像できないな」白薔薇「でしょう？散々騒いでたペンダントは遊ぶのに壊しちゃいけないからって薔薇の花にかけてたのを忘れてたんですよ。何度かそんなことがあったんで、これからはぼくが忘れ物のチェックしてあげるよって約束したんですよ」

@PattyGummy

@pan2ryoko 「黒薔薇が泣いたのか？信じられない」「そうでしょうね…2人で泥だらけになってペンダントを探して、大人たちに心配したと叱られました。泣いた黒薔薇はそれはそれは可愛らしかったですよ」「…おい、聴こえてるぞ」「なんだ起きたのか」「気付いていたくせに…悪趣味な奴だ」

@pan2ryoko

@PattyGummy (起き上がろうとして呻く黒薔薇)白薔薇「バカか。どうやったらその状態で起き上がろうと思えるんだ寝とけ」(頭をはたく)黒薔薇「これ以上寝ててお前が王にあることないこと吹き込むのは耐えれん」王「黒薔薇、無理しないでくれ」黒薔薇「…はい」

@PattyGummy

@pan2ryoko 「でも、いいな。僕もお前たちのような関係の友が欲しい」「何をおっしゃいます。勝利様には聡とマリウスがいるでしょう。ほら」「勝利様ー！お茶のご用意ができました！」「今日のお菓子はマリウスが作ったんですよ！」「さあ、いってらっしゃいませ勝利様」「…ああ」

@pan2ryoko

@PattyGummy (去る王の背中を見つめながら)「そんなことを繰り返しながら12歳で軍に入って再会した時にはあんなにかわいかったのにすっかり愛想が悪くなってたな。いろいろ、あったもんな。…でも王もご存知のように、ずっと変わらず優しい奴なんですよ」「…」「泣くな泣くな(笑)」

@PattyGummy

@pan2ryoko 「な、泣いてなどいない！お前の目は節穴か！」「こらこら喚くな。傷に障る」「…ってぇ」「馬鹿め」「うるさい」「この減らず口…」「フン」「早く治せよ、風磨」「…当たり前だ」「お前がいないと修練にも張り合いがない」「…ああ」「ほだされたな」「…もうどこかへ行け！」

@pan2ryoko

@PattyGummy 「はいはい。…もう、二度とごめんだからな？」「……悪かった」「今度は一人で背負うなよ。何のための…いや、何でもない」「ありがと、中島」「え？…何だ、寝たのか」

@PattyGummy

@pan2ryoko 「………お前が道に迷った時には、俺がお前を殺すよ」