赤城修司さんが見た保育園の除染、園長先生との会話

赤城修司 @akagishuji

塗り替えられた遊具と、幹表面で4.0を計測する園庭の木。 http://t.co/HN68fThw

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赤城修司 @akagishuji

園長「もう疲れました。食材も全部県外からなんです。こんな暮らしを後３０年も続けるかと思うと…。」僕「園庭の除染でいくらかかったんですか？」

赤城修司 @akagishuji

園長「…去年の枝を落としたとかが３０万…。遊具で３０万…。最後のこれが４０万…。１００万ぐらいですかね…。」僕「それが市から出ないんですか？」園長「出ませんよ。」

赤城修司 @akagishuji

僕「園長さんの姿を入れて写真を撮っていいですか？」園長「だめだめだめだめだめだめだめだめ、だめですよ。」園長さんは、「だめ」を激しく何度も繰り返して、表土剥離後の新しくて柔らかい土の上を後退りしていった。

赤城修司 @akagishuji

僕「寒い中、長くしてすみませんでした。」園長「言ってください。こんなに苦労してるんだって、忘れられないように言ってください。」僕「はい。ありがとうございました。」「また」「また」

赤城修司 @akagishuji

４月まであと４日。福島市は新年度に向けて急激に動いている。静かに、誰も気づかないように、急激に動いている。後数日で、あの保育園からはすべての樹木がなくなるだろう。支援のために市内に入った人も、おそらく市内の人でさえも、ほとんど誰にも気づかれないままに。