北朝鮮の原子力有人ロケット計画

LH2 @LH2NHI

ああ、もう今日も終わってしまう…。私は北朝鮮の有人宇宙飛行に関する重大な資料を入手したが、この余白はそれを書くにはあまりにも狭すぎる…。

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要旨だけをまとめるならば、入手したのは「北朝鮮宇宙白書2012」これによると、銀河３号の打ち上げ後、その第１段を用いて有人カプセルによる有人宇宙飛行を行う計画らしい。

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計画は2017年には実行されるとされ、これはイランの有人宇宙飛行と同時期となる。しかしこれはまだ北朝鮮の有人宇宙飛行計画のほんのとっかかりにすぎない。

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北朝鮮がなぜあれほど原子力にこわわるのか、その理由はあまり知られていないが、高濃縮ウランを用いた原子炉と、それが意味するところはただ一つ。「原子力ロケットエンジン」だである。

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イランによるウラン濃縮が成功すれば、２０２０年には北朝鮮初の原子力ロケットエンジンが完成するだろう。これはノドンのエンジンを９台クラスタした新型機、金星１号の第２段として使用される。

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このエンジンは水を推進剤としており、比推力520s 推力1500kNと原子力ロケットとしては控えめな性能ながら、液酸液水技術がない北朝鮮にとってはロケットの高性能化に不可欠な技術であることに変わりない。

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この原子力ロケットの完成を持って、朝鮮民族は宇宙を支配するのだ　とこの白書は〆られていた。

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来年には資料をスキャンして公開したいものだ。